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ワンダー改変童話集 1

by
Iase*Ast
Iase*Ast
Twitterで反響があったので永久保存版として載せておきます。


裏取物語 (改変元:竹取物語 冒頭部より)

今は昔、裏取りの翁といふものありけり。
兵士にまじりて、裏を取りつつ卑怯のことに使ひけり。
名をば吉備津彦(きびつひこ)となむ言ひける。
その拠点の中に、もと光る拠点なむ一目盛りありける。
あやしがりて小地図を見るに、森の中光なき。
それを見れば、拠点を破壊したァ!

現代文語訳版
今ではもう今ではもう昔のお話ですが、裏取りの翁と呼ばれるお爺さんがいました。
兵士に入って裏を取りながら、色々な手段で卑怯を使っていました。名前を吉備津彦と言います。
その拠点の中に、根元が光っている(革命フォルティッシモにより)拠点が1メモリありました。
不思議に思ってミニマップみると、森の中は光っていません。それを見ると、拠点を破壊したァ!

守れマグス (改変元:走れメロス 冒頭部より)
マグスは激怒した。
必ず、かの卑怯千万の侍を除かなければならぬと決意した。
マグスは裏取りがわからぬ。
マグスは町の道化師である。
笛を吹き、子供と遊んで暮らしてきた。
けれども卑怯に対しては、人一倍敏感であった。

二年まえに入国に来たときは、船長も皆が歌をうたって、兵士は賑やかであった筈だが、と質問した。
ピーターは、首を振って答えなかった。<ソラノカナタヘ!
しばらく歩いてワンダー勢に逢い、こんどはもっと、語勢を強くして質問した。
ワンダー勢は答えなかった。マグスは両手で老爺のからだをゆすぶって質問を重ねた。
ワンダー勢は、あたりをはばかる小さな声で、わずか答えた。

「吉備津は、城を壊します。」
「なぜ壊すのだ。」
「悪心を抱いている、というのですが、誰もそんな、悪心を持ってはいない。」
「たくさんの城を壊したのか。」
「はい、はじめは右の手前拠点を。それから、御自身のレーンの奥拠点を。それから、敵城を。それから…」
「驚いた。吉備津は卑怯か。」
「いいえ、卑怯ではございませぬ。レーン戦を、信ずる事が出来ぬ、というのです。このごろは、臣下の心をも、お疑いになり、少しく真面目なレーン戦をしている者には、拠点をひとつずつ裏取りすることを命じて居ります。吉備津様を拒めば城凸にかけられて、壊されます。きょうは、落城負けされました。」
聞いて、マグスは激怒した。
「やはり卑怯な王だ。生かして置けぬ。」
マグスは、不審な男であった。魔笛を、吹いたままで、のそのそ王城にはいって行った。たちまち彼は、アシェンプテル警察に捕縛された。

つづく…多分
更新日時:2017/11/21 20:28
(作成日時:2017/11/21 20:28)
タグ
雑談
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