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美猴について(CR0~EX0)

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やーご
やーご
1.はじめに
はじめまして。ミクサが環境に入っているのにメインキャストであるミクサそっちのけで美猴を使っていたやーご(@ateruimashin)と申します。今回は美猴がEX0に昇格しましたので、メモとして書き残していこうと思います。
 
2.美猴EX0になるまで
美猴は面白そうだからという理由で使い始めました。使い始めは2019年3月4日で、EX0昇格が2020年9月3日でした。つまり、EXになるまでの期間は約17ヶ月です。途中アリスをEX0にするために美猴を使うのをやめていた期間があるため、実質は約9ヶ月程です。
また、WLWダッシュボード様で各種項目を確認したところ、使用回数352回、勝率55.1%(Win:194,Lose:158)、K/Dは2.37(Kills:931,Death:393)でした。
 
monkey-rate

3.ビルドについて
途中で《青い羽のイヤリング+》というアシストが増えたため、一度ビルドを変えました。
3-1.旧ビルド
monkey-build-old
3-2.新ビルド
moneky-build-new
3-3.ビルドの説明
美猴はスピードがないと何もできない猿になるので、アシストはスピード重視となります。
旧ビルドと新ビルドの違いは《耳隠しの大きな帽子》と《首領ブラ=コッコ》が《青い羽のイヤリング+》と《仕立屋カット&ボビン》に変わっているところです。
《怪力無双の百貫目金棒》と《悲しみを知る涙の真珠》、《神仙術筋斗雲》は固定です。
どちらのビルドにしろLv4からアシストが発動し始めるので、Lv1~3の間をいかに立ち回るかが難しいと思います。Lv4以降は怒髪天、Lv6以降は《神仙術筋斗雲》が解禁されるので、ガンガン行くぜ!という動きができるので、序盤は我慢です。
《神仙術筋斗雲》はHP一定量以上のとき撃破ダメージ(キルダメ)が上がります。怒髪天と合わせてやると、手前拠点3つ、奥拠点1つ、美猴のキル7回、味方のキル1回で落城するようになります。美猴のキルすべてが《神仙術筋斗雲》が発動した状態ではなかったのですが、4回ぐらいキルを取ると手前拠点を破壊する程度にはチームゲージ差をつけられると思います。ちゃんとした計算でないので、あくまで推定です。
 
3-4.マッチした中で対面して強いと思った美猴のビルド
《怪力無双の百貫目金棒》、《悲しみを知る涙の真珠》、《泡沫の姫の短剣+》、《神仙術筋斗雲》、《鬼狩人 源頼光》
どうして辛かったかといえば、《泡沫の姫の短剣+》のLvアップ時の射程上昇によって、SS射程差を利用して一方的に攻撃されたからです。その状況で《鬼狩人 源頼光》のSSダメージ特大上昇の効果が発動するとすごいダメージが出てました。
 
3-5.マスタースキル
マスタースキル(以下MS)は《スターブリンク》以外使ったことがないのでわかりません。おすすめカードには《ムーンエクリプス》(SS攻撃をバリアで弾くMS)もありますが、どうなんでしょうか。
 
4.スキルについて
4-1.美猴のスキル
乾坤一擲、吸命の術、怒髪天、大猿帝の咆哮が基本だと思います。人によっては仙岩変化(通称:岩猿)を入れる人もいました。如意棒風は美猴だと最近見たことが一回もないです。記憶にある限りだと、大聖が入れてた試合が1試合あったぐらいです。
私は仙岩変化と如意棒風は一回も使ったことがないので、説明は省かせていただきます。
 
4-2.乾坤一擲
壁越しに飛べて、ヒットした敵キャストに小ダメージ+ノックバックを与え、敵兵士や巨人には中ダメージを与えるスキルです。
このスキルを兵士や巨人に当てることが一切ないので、後半の効果は忘れていいです。
このスキルを使うのが難しい点は3点あります。
 
4-2-1.当たり判定の狭さ
当たり判定が大分小さいです。いや、当たり判定がちゃんとしていると言ったほうがいいのでしょうか。
範囲はおそらく美猴のキャストの大きさぐらいしか無いので、狙って当てようとしても当たりません。そのため、私は攻撃スキルというよりは逃げのスキルとして使っていました。ヴァイスがミリの状態の時にDSで壁越えて行くような感じです。ただ、スキル使用するとダウン無敵が切れるため、ダウンを取られてミリの状態で飛ぼうとしてもデスする可能性が高いです。
 
4-2-2.飛んでる間も無敵はない
飛んでいるように見えるのでピーターやナイトメア・キッドのエアーウォーク、ジョーカーのAction!のように使おうとすると痛い目を見ます。このスキルは飛んでいる間は無敵ではありません。そのため、移動経路の間にDSがあったりすると引っかかります。
また、スキルを当てようとすると敵キャストと被るように線を引くしかないため、キャストの攻撃の発生を0距離で食らうことになります。
多分、敵キャストの背中部分よりちょっと後ろに着地するようにすると攻撃発生時の判定に当たらずに当てられると思いますが、咄嗟にスキルを使ってそんな場所に着地するように線を引くのは難しいと思います。
 
4-2-3.着地硬直が長い
エアーウォークのように使えない理由の一番大きな原因は、着地時の硬直は、硬直を見てから攻撃を入れられるという点です。大体は敵キャストに当たらず、カウンターでSSを当てられてダウンして時間とHPとMPを無駄に使うだけになります。もちろん着地からブリンクは繋がりません。

以上の理由からちゃんと使う難易度が高いです。
では、使うとしたらどういうときがいいのか。私は、めちゃくちゃ硬直が長いスキルを使用しているキャストに向かって撃つ(大体はシレネッタのパッションストリーム☆の発生前の硬直)か、回復の泉まで一目散に逃げているキャストの追撃、森で敵キャストに遭遇したときの森からの脱出手段に使っていました。
逆に使ったらダメな場合は、「これエアウォークだったらできたな」という行動全般です。そう思うならナイトメア・キッドを使いましょう。特に森の中への追撃はリターンが大きいと思われる場合以外はやめましょう。返り討ちに遭う場合が多いです。
 
4-3.吸命の術
範囲内の敵キャストに大ダメージを与え、敵兵士や巨人に中ダメージを与える。さらに与えたダメージに応じて自身のHPを回復する。
このスキルでは、兵士や巨人越しに攻撃ができるということが重要です。美猴の攻撃はSSが主体のため、兵士列を挟むと攻撃を当てづらくなります。しかし、吸命の術は兵士列越しにダメージを与えられるため、敵キャストの攻撃の硬直を待っているという動きをすると、敵キャストは安易な攻撃ができなくなります。さらに、敵巨人が出ている場合、敵キャストは巨人にこちらの攻撃の当たり判定を吸わせるために巨人の近くに陣取ることがありますが、そういう場合でも巨人ごと当てることができます。
注意点は、発生後の硬直が結構長いことです。その上、スキル発生も比較的遅いです(スキルを使うとスキル範囲が出て、その後ダメージ判定が出るように見えるという意味)。吸命の術と同時に撃たれたエイガオンに、回避ボタンの入力が一切入らないままデスした覚えがあります。そのため、どの硬直に射し込むかという選択が重要です。そして、相打ち前提で使うスキルではないことを念頭に置く必要があります。このスキルは一方的にキルをとるためのスキルです。
また、範囲はよくわからない判定を持つので、ギリギリで当てようとするのはやめましょう。狙うときは、敵キャストを範囲の軸に捉えて、最大射程の8割ぐらいの部分で当てるようにするとガバ判定に悩まされずに当てることができます。間違っても範囲の端で捉えようとするのはやめましょう。絶対に当たりません。さらに、接近して当てようとするのもやめましょう。根本の判定は結構小さいので全く当たりません。そもそも接近できているならSSを当てに行きましょう。
 
4-4.怒髪天
自身の攻撃力と敵キャストを撃破したときの撃破ダメージ上昇。
Lv4以降はこれを延々と使っていきます。ただ、消費MP40とかなり重いスキルですが、効果時間は54秒らしいです。(cf.効果時間 3.01)
思ったより長いですが、気がついたら効果が切れていることがあるので、頻繁に掛け直すことになります。
 
4-5.大猿帝の咆哮
美猴のWSです。MP回復速度とSSのダメージが上昇し、スロウを与え続ける領域を作ります。
敵を逃したくないときなどに使ったりしてました。敵がWSを使用したとき、時間差で使うとうまく噛み合ったりします。
注意点は、シレネのWS中は効果がスロウが無効化されることです。使うときは、敵のシレネWSが使われていないか確認しましょう。
 
5.立ち回り
5-1.中央
5-1-1.Lv1~2
兵士処理をします。停滞DSができるといいですが、できなくてもなんとかなります。それよりも、美猴のDSは思ったより短いので、ちゃんと兵士列に当てるように引く必要があります。
位置取りは兵士列横を取りに行きます。このとき、敵も兵士列の横をとって味方のサポーターを襲うように動いてきます。このとき、敵アタッカーを咎めるか、そのまま敵サポーターにプレッシャーをかけるのかを考える必要があります。
また、敵に投擲DSを使うキャストがいる場合は、味方や味方兵士の近くにいないほうが良いです。一緒にダメージを喰らうことを避けるためです。
 
5-1-2.Lv3
吸命の術が解禁されますが、アシストは解禁されません。この時間帯までに無駄に動くと「猿が何勝手に動いとんじゃワレェ!!」と言われるので注意しましょう。
しかし、対面にジュゼがいたり、ナイトメア・キッドがいたりする場合、それらはLv4までそれほど強くないため、盤面次第では端に動くチャンスができることもあります。
例えば、端レーンが押していて、あと一押しでキル&手前拠点が取れる場合。先程ボロクソに言った乾坤一擲などを駆使して森を敵よりも先に取り、端レーナーを退かせる、あわよくばキルしてしまいましょう。ただし、中央がどれほど耐えられるかによるので、無理そうならおとなしくLv4まで待つほうがいいです。
 
5-1-3.Lv4
怒髪天解禁です。さっさと使いましょう。このあたりから積極的に端レーンにも介入していきます。このとき、どこは攻めやすそうか、この時間帯に一番弱そうなのは誰かというのを考えながら横槍などを行います。
 
5-1-4.Lv5
WSが解禁です。頑張っていきましょう。
 
5-1-5.Lv6~8
WRアシストも解禁されました。このあたりからどう試合を決着させるかを考える必要があります。落城させるために奥拠点を狙いに行くのか、そのまま勝つために拠点周りの防衛をするのか、キルダメで巻き返してなんとか勝つのかなど、いろいろです。
手前が破壊できていないレーンの横の森を取ったりなどやることもたくさんあります。焦らずに動いていきましょう。
 
5-2.端
たまに端に行くこともあります。美猴の端ビルドなどがあるようですが、よくわかりません。端レーンではどのキャストでもダウンしないように立ち回って兵士差をつけられないようにがんばります。
美猴のDSは基本敵キャストに当たらないので、ちゃんと兵士をなぞるように引きましょう。
また、何もできないからといってLv3からひたすら吸命の術を当てようとするのは辞めましょう。MPの無駄です。
 
5-3.巨人処理
SSを当てて処理しますが、密着してると少し早くなります。ただ、SSで処理する以上敵兵士が射線にいると処理できないので、一人で処理するより、味方と連携して処理しましょう。
ただ、味方の巨人処理方法だと巨人をダウンさせてしまう場合は、巨人を狙うより、処理している味方の護衛をしたほうがいいです。また、そうじゃない場合でも、味方のほうが巨人処理が早い場合はその周囲を警戒して巨人処理を妨害されないようにしましょう。
 
5-4.兵士処理
兵士弾を誘って回避、兵士列の中に入って真横にSSを振ると早いです。端レーン担当で、対面がいない場合に早くレーンを上げたい時などに使います。
 
5-5.サポーターとの組み合わせ
機動力をもって敵の懐に潜り込み、一撃を加えるキャストであるため、スピードを与えてくれるバフをもつサポーターとの相性がいいです。または、SS射程が伸びるバフの場合は、懐に潜り込まずにSSを当てられるのでこちらも相性がいいと思います。スピード関連のバフを持つキャストなら、ピーター、ドロシィがいましたが、今はユクイコロが増えました。ワダツミもスピード関連のバフを持っていますが、どうなんでしょう。
ヴァイスは、下位では殆ど見ないのでわからないです。
その他は微妙です。特に対面にスピード関連のバフを持つサポーターがいて、味方にいない場合はきついです。機動力を生かせないため、動ける範囲が大幅に減少します。やることがないみたいな状況になって本当に辛いです。
 
6.レーンへの介入
6-1.弱点探し
中央にいる場合は、端レーンに横槍に行くときが多くあります。このとき、何を狙うかというのが重要になります。
戦術では、敵の鼻っ柱をとっ捕まえて、股間を蹴り上げろというのが基本です。つまりは敵の弱点を突けということです。この弱点というのは、敵の4番ファイターかもしれませんし、対面のサポーターかもしれませんし、相性不利を背負った敵キャストかもしれません。
また、時間帯によっても強い・弱いは変わりますが、まずは序盤にマップを見て敵の弱い部分を探しましょう。どの時間帯でも押されているなら明らかに弱点ですし、変に突出する癖があるならばこれも弱点です。
弱点がわかれば、機動力をもってその部分を突破し、盤面を荒らすことができます。
 
6-2.包囲
横槍をするときよく言われているのは、味方と挟み込めです。これはどのアタッカーでも同じですが、美猴は特に味方との連携が必要です。
この挟み込みですが、基本は自分が敵キャストの後ろにいて退路を塞いでいる役割になります。このとき、自分が1回でもダウンすると敵キャストは退路を確保できたことになります。なので、挟み込んだ自分はダウンしない、最低でも相打ちするようにしましょう。
さらに、自分の立ち位置が逆に包囲される場所であることも認識する必要があります。特に森には注意を払いましょう。森に注意チャットが出ているならば、敵キャストの射程によっては切り上げる必要があります。
 
6-3.カウントする
現在端レーンでは和魂が跋扈しています。ダウンしてても使えて回復できる、美猴を使ってて一番切れそうになるMSです。この和魂ですがMAXで3回使うとゲージが切れて使えなくなります。そのため、この和魂の使用回数をカウントしていると、横槍に行った時にあと何回攻撃したらキルまで繋げられるかということが考えられるようになります。
大体は自分が横槍に行って一発攻撃を当てたところから3回なので、3回和魂の発動を確認したらその後は全力で襲いかかりましょう。和魂を使われているとき、起き上がって和魂の効果で回復した次の瞬間はダウン無敵が切れている状態なので、和魂のエフェクトが次の攻撃のタイミングを掴む手がかりになるはずです。
 
6-4.乾坤一擲を使わない
4-2でも書いたように、乾坤一擲は奇襲性は高いですが命中率が極めて悪いので、絶対に当たるというとき以外は怒髪天を使って走って行きましょう。
 
6-5.歩き避け
美猴を使う上で基本的な動作です。ただ、スピードが無いと難しいです。
私も未だに下手くそですが、相手が偏差撃ちをしてくるかどうかで動き方が変わると思います。偏差撃ちをしてくる人ならじゃんけんになりますが、偏差撃ちをしてこない人ならフェイントを混ぜると引っかかってくれやすいです。
しかし、ウィキッドやジョーカーといった次のSS発生が早いキャストもいるので注意しましょう。あとユクイコロのSS発生はめっちゃくちゃ早いので、一回SSに引っかかったらなんとかしてSSを撃とうとせず、一回下がったほうが良いです。
 
7.おわりに
美猴は環境的には微妙な立ち位置ですが、動かしててとても楽しいです。どれぐらい楽しいかというと、私のメインキャストのミクサの動かし方を忘れるぐらい楽しいです。やはり足の早いキャストはいい。MtGで大量ドローしているときの感覚に似ています。アド!!爆アド!!っていうあの感覚です。
美猴というキャストがかっこよくて使ってた面もあるので、かっこいい美猴をよろしくおねがいします。お気に入りのセリフは、タキシード猿の登場時の「この俺様の活躍、千万年後の伝説にしてやろう」です。
下位で遊んでいたらEXになってしまっただけなので、間違っている箇所もあるとおもいます。ご指摘等ありましたら、twitterまでよろしくおねがいします。最後まで読んでいただきありがとうございました。
。оО(。´•ㅅ•。)Оо。流れ星を探すよ・・・
 
 
更新日時:2020/09/08 23:27
(作成日時:2020/09/08 23:25)
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