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【初心者向け】ジャンル別ワンダーランド用語集

by
HRAI
HRAI


主にツイッター等のプレイヤー間交流で、当たり前のように使用されている専門用語。
ゲームセンターのゲームだからか、MOBAという日本にはなじみの浅いジャンルだったからか、ガラパゴス的進化を遂げた、ワンダーランドウォーズ独自の用語が数多く存在します。
始めたての初心者にはなんのことだかさっぱりわからないという声を見かけたので、頻出ワードをまとめていきます。
攻略wikiにも用語集はあるんですが、廃れたものやマイナーなものも入り混じってるのでおすすめしないでおきます。



『攻撃』関係

・SS
ストレートショットの略。

・DS
ドローショットの略。

・WS
ワンダースキルの略。各自一度だけ使える切り札。

・一確
いちかく、一撃確定。このゲームにおいては、兵士の一列を全部倒せる威力のドローショットのこと。
キャストを一撃で倒す攻撃については一確と呼ばれることはなく、10割、ワンパン等と表現され差別化されている。
使用例:「このカード構成ならレベル3から一確だ」

・キルダメ
敵キャストをキルした際に、相手のチームゲージを減らす能力のこと、またはその上昇量のこと。
一部スキルやアシストカードで増加させられる。撃破ダメージとも。
キルダメの差により勝敗が決することも多く、特にアタッカーに重用されるステータス。

・アビリティ
一部(半分くらいいるけど)キャストが持つ特有の能力のこと。
それぞれ条件を満たしてスキルを変化、強化させるアビリティが多い。
公式サイトに説明があるので、使いたいキャストのアビリティの有無を確認するのがおすすめ。

・ステキャン
ステップキャンセルの略。回避(ステップ)を行うと硬直が発生し、少しの間動けなくなるのだが、一部キャストが条件を満たすと、ある入力動作を行うことで連続して回避を行えるようになる。ステキャンを用いることで普通よりも早く移動したり、攻撃を避けやすくする等の利点がある。
ヴァイス、ジュゼ、ジーンが筆頭で使用してくる。やつらが奇妙な動きをしていたら攻撃が当たりにくいので注意。すばしっこいだけで当たり判定は残っている。
上記キャストを使ってみたい方は、ステキャンの使用条件とコマンド入力を調べておこう。ワンダー部だけでもいくらでも出てくる。

・ドロキャン
ドローキャンセルの略。キャンセルドローとも。ドローを使うと硬直により少し動けなくなるが、その硬直をキャンセルしてスキルに繋げるテクニック。どのキャストでも硬直をキャンセルできるのだが、キャストにより減少時間に差がある。目に見えてわかりやすいのはロビン、温羅あたり。
また、同じ単語で、スキルの硬直をドローでキャンセルして繋げるテクニックを指す用語としても使われる。ミクサやアリスなどのスキル硬直が長いキャストが、スキルをよけられて迫ってくる相手に対して牽制で出したりする。
ドロー「硬直を」スキル「で」キャンセルするのが前者。ドロー「で」スキル「硬直を」キャンセルするのが後者。(個人的に)英語のsisterみたいな欠陥を持つ用語だと思ってるので、どちらかわからない場合は素直に誰かに聞こう……。


スキル関係

・DT
ダブルトリガーの略。ドロシィとウィキッドが使うスキルの仕様のこと。

・湯気
超強化状態の俗称。能力上昇スキルの効果を大幅に受けている際に、白いモヤが吹き出すようなエフェクトに包まれることから。
発動条件や効果時間、強化の内容はスキルにより大きく異なるが、いずれも驚異的な強化に違いはない。

・バフ
能力上昇スキルによる強化のこと、およびその強化状態にあること。
バフを受けている時は主に、キャストがオレンジ色の光に包まれる。その他、オレンジ色でひし形のアイコンでも判別可能。
俗的に、アシストカードやソウルカードによる能力上昇効果についてはバフと呼ばれることは少なく、こちらは強化という言葉で区別される。
自身もしくはサポーターの手により受けられる。

・デバフ
能力下降スキルによる弱体のこと、およびその弱体状態にあること。
このゲームでは、他MOBAにおけるCC(行動阻害)もまとめてデバフと呼称されることが多い。ただし、CCのように短期間作用するデバフはその効果で直接呼ばれることがほとんど。スタン、スロウ、毒など。
デバフを受けている時は紫色の光に包まれ、紫色ひし形のアイコンが表示される。
バフと同時にかかっている時は、デバフが優先表示され紫色に。表示が変わったからと、バフが打ち消されていることはない。
何かしら弱くなっているので、デバフを受けた時は注意。できる限り相手のデバフスキルの効果を把握しておきたい。


マスタースキル関係

・MS
マスタースキルの略。

・ナーゲル
MSのエルガーナーゲルのことを指す場合が多い。見た目もそっくりなラージェナーゲルもあるが、効果がまるっきり違うので注意。
ラージェは対兵士用、エルガーは対キャスト用。エルガーがかなり強いため、こちらが語られやすい。

・ダイソン
MSのシトリーシギルのこと。吸引力の変わらない(変わったけど)、ただひとつのMS。引き寄せる効果を掃除機メーカーで比喩している。
デスフック、遮那が優先的に採用する。



戦術関係

・横槍
自分が担当するレーン以外に赴き、相手キャストに奇襲を仕掛ける行為。
他MOBAでガンク(Gank)と呼ばれる行動とほぼ同じ。
アタッカーの主な仕事がこの横槍である。

・裏取り
相手キャストの裏に回り、兵士を処理したり拠点を殴る行為。
自兵士と自分の挟み撃ちを相手に迫る。強い分リスクが高く、適性の低いキャストで裏取りを行うと途端に自殺行為に等しくなる。
他MOBAでバックドアと呼ばれる行動とほぼ同じ。

・背負う
1人が大活躍することでチームを勝利に導くこと。他MOBAでキャリーと呼ばれるものとほぼ同じ。
自分を鼓舞するために「背負ってやるよ」と息巻いたり、味方を称賛するときに「背負ってもらった」と使ったりする。
由来は恐らく、吉備津彦のチャット「俺が全てを背負ってやろう」から。

・お散歩
他レーン介入に夢中になり、自分が担当すべきレーンを放置して帰ってこない行為の俗称。
主にサポーターに対して、悪い意味で使われる言葉。横槍が仕事のアタッカーが離れられなくなったり、レーンががら空きになることで一方的に押されるリスクが非常に高まる。
悪い意味のため、他人に対して使う際は十分に注意すること。

・思い出WS
試合終了の直前にWSを使うことの俗称。「思い出したかのようにWSを使う行為」もしくは「せっかくの試合だから思い出にWSを使うような行為」という意味。
勝敗を左右するほどの強力なWSを無為にする行動のため(その上WS使用で評価ポイントが少し貰えるのがいやしい行動として)、敬遠されている行為。
どれだけ遅くとも残り30秒より前にWSを使っておきたい。
この用語も悪い意味のため、使いどころに注意するように。


マップ関係

・手前拠点、奥拠点
手前拠点は、最初に破壊を試みる中央に近い拠点3か所のこと。
奥拠点は城に近い拠点3か所のこと。
敵側味方側に関係なく中央側が手前拠点、城側が奥拠点と呼ばれている。

・刹那門(小門)
手前拠点を破壊した際に、奥拠点がすぐ開くレーンのこと。およびその奥拠点。
右か左のレーンどちらかが小門となる。

・悠久門(大門)
手前拠点の破壊から、奥拠点が大きく時間を空けて開くレーンのこと。およびその奥拠点。
手前の拠点が破壊されやすい小さなテント型になっている。
刹那門、悠久門は公称であり、小門、大門は俗称。



カード関係

・アシストカード
キャストの能力を底上げするための装備品のカード。
4枚(+ソウルカード1枚)まで装備が可能。うち1枚は解禁レベル6以上の縛りがある。
装備するだけで能力が上がるシンプルなものが主流だが、一定条件を満たしたり、何かを代償にしてより大きな能力上昇を得る「特殊効果」も存在する。
効果の詳細は公式サイトのカードリストにて。

・ソウルカード
試合を手助けする、おとぎ話の登場人物たちのカード。
装備できるのは1枚までだが、基本的にアシストカードよりも効果が高い。
それぞれに巨人が設定されており、どの巨人が出てくるかはカード説明で確認できる。

・解禁レベル
全てのカードに設定されている。左上に数字が書かれており、そのレベルに到達しないとカードの効果を受けられない。
効果を受けていない間は、試合中画面下部のカードが灰色になっている。

・点灯
アシストカード、ソウルカードの特殊効果発動条件を満たし、特殊効果を得られている状態の俗称。
条件を満たすと、カードの隣に赤い火が灯るようなエフェクトが出るためそう呼ばれる。

・R SR WR
カードのレア度。左からレア、スーパーレア、ワンダーレアと読む。ノーマルもある。
色が銀、金、虹と変化していき、例によってレア度が高いほど強いことが多い。

・専用
特定キャストにのみ効果を発揮するカードを指す。全キャストに3枚(と素材用のカード)が用意されているが、3枚全てに採用価値があるかはキャストにより異なる。
それぞれ「R専用」「WR専用」「6専用(レベル6から解禁されるWRの専用カード)」と呼ばれることが多い。

・ビルド
スキル、マスタースキル、アシストカード、ソウルカード、これらの総合的な構成のこと。
「キャスト名 ビルド」で検索をかけると紹介してる人が見つかるのでおすすめ。

・テンプレ
テンプレート。ワンダーランドウォーズ界隈では、安定して勝利を狙いやすい、人気のあるビルドのことを指す。


ランク関係

・CR
キャストランクの略。勝敗により増減する。キャストごとに個別に設定されており、他のキャストの増減は影響しない。
CRの高さこそがこのゲームにおけるステータスであり、殆どのプレイヤーはCRを上げることを目標にゲームをする。

・EX
エキスパート。CRを29からさらに上げると、30ではなく数字が一新されてEX00となる。見た目以外に変わりはあまりないのだが、到達した喜びはひとしおである。

・TR
トータルランクのこと。CRの変動に合わせて増減し、数値が高ければ筆の色、形が豪華に変わっていく。
最高CRの影響をよく受ける。マッチング帯はTRを参照して決められる。

・金筆
手持ちキャストの中で最高CRが23〜29のプレイヤーを指す。

・ルビー筆、紅筆
最高CRがEX0〜EX4のプレイヤー。

・ダイヤ筆
最高EX5〜EX9のプレイヤー。ダイヤモンド。
このあたりからプレイがうまい人と認識されてくる。

・ラピス筆
EX10〜14。ラピスラズリのこと。

・アレキ筆
EX15〜19。アレキサンドライト。
このあたりに来ると上級者ばかりになる。

・メテオ筆
EX20〜。メテオライト。
片手で数える程度。

・昇格試験
CR19、29、EX9、EX19の昇格の際に立ちはだかる課題の壁。
規定回数のうちに条件達成を目指す。

・火災保険
昇格試験直後のランク(主にEX0、EX10、EX20)では、底をついて負けても降格しない仕様の俗称。
敗北によりページを減らすことを「ページが燃える(焼失する)」と比喩されることから転じて火災保険と呼ばれる。


試合外の用語

・wlw
ワンダーランドウォーズの略。このゲームの最もポピュラーな略称となる。次点で人気な略はワンダー。
稼働当初は大文字小文字の表記揺れがあったが、今は小文字でほぼ統一されている。

・入国/出国
ゲームにログイン、ログアウトすることの俗称。ワンダーランドの世界をおとぎの国と例えることから。

・筐体
きょうたいと読む。「機械が入ったハコ」を示す熟語。
ゲームの機械そのものを示す時に使う言葉で、ゲーセンゲーマーではおなじみ、それ以外では滅多に聞かない言葉。
「wlw筐体が4台あるゲーセン」というのは「wlwの機械が4台(4席)あるゲーセン」ということ。


・ライブラリ
ワンダーランドライブラリ。ゲーム機のそばに設置されている大画面の機械。ゲーセン用語でセンモニと呼ばれるもの。
試合終了時に保存したリプレイを、ライブラリで鑑賞、購入することができる。その他様々な機能も。
使い方については、公式サイトか現地で機械を確認するといい。
設置していない店舗もあるので、公式サイトの設置店舗一覧を参照のこと。

・ランリプ
ランカーリプレイの略。マッチング帯トップランカーの試合が、全国のライブラリ内に日替わりで導入される。
上位のプレイをじっくり見られるので、持ちキャストが日替わりの中にいれば鑑賞するといいかもしれない。
購入による持ち帰りはできないので注意。

・栞
変幻の栞のこと。入手することで、キャストの衣装を特別なものに変化させる。
ただの色違いもあれば、ドレスやタキシード、学生服などのフォーマルなものから、誰が得すんねんと言いたくなるようなコスプレチックなものも。
参戦して間もないキャスト以外は、最低でも一着は特別衣装が用意されている。キャスト人気が栞の量と質に直結してるのが玉に瑕。
定期的に開催されるイベント『リリィフェスタ』にて入手可能。詳細は公式サイトで。

・サブカ
サブカードの略。サブアカウント、サブ垢とも。カードを2枚以上所持している者の、メインのカード以外のアカウントがこう呼ばれる。
ゲームセンターに赴くほどのゲーマーなら周知の事実だと思うが、必然的に初心者と対峙し、新規ユーザーの心を折りに来るため忌避される行為。
wlw界隈においては、サブカを公言することはもちろん、隠して行っていたことが知れ渡った場合でも、数多のユーザーからガチで完膚なきまでにボコボコに吊るしあげられるので、最初から使用カードは1枚に留めておこう。ほんとに。ここまで結託する界隈もなかなかないから。


随時加筆修正を行います。
追加してほしい項目などありましたらコメントにて教えてください。
更新日時:2021/08/04 17:49
(作成日時:2021/07/25 01:33)
コメント( 3 )
捨て駒765P
捨て駒765P
2021年7月26日 15時10分

ステキャン、ドロキャン、じゃんけん、投擲、クロス一確、骨や婚活やメテおじと言ったキャラの俗称、負けを認めろ、ハッピーセット、オーバードライブ(昔のシステムだし要らないか?)
なんてどうでしょう?

asa
asa
2021年7月26日 15時14分

とても参考になりました!
アシスト名入れるとキリがないかもしれませんが、使用率が高いマメ帽が名前からも見た目からも連想しづらくて昔調べたことあったのであると便利かなと思いました。

HRAI
HRAI
2021年7月28日 17時16分

コメントを参考に、加筆修正を行いました。ありがとうございます。
キャストの通称とアシストの通称については、書いてしまうとパンクしそうなので、気が向けば別記事の作成を考えてみます。

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