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マリー・ラプンツェル ver5.31B

by
じぇいす
じぇいす
お喋りな塔に魔力を込めたもうひとつの才能(アナザーストーリー)

マリー・ラプンツェルが参戦した。台詞から察するに研究熱心な学院の生徒。ツンデレ天才魔女であるフィー・ラプンツェルは双子の姉であるらしく、台詞の端々で姉への憧れが見える。毎度アナザーが登場する度に思うが声優の演技力は凄いな…。ちなみに双子設定は無から湧いて出た訳ではなく、原典ではラプンツェルと王子の間には男女の双子が生まれている。wlwにおいて姉妹になったのはマメールさんが書き換えたのだろう。つまりwlwにおける原典のラプンツェルは双子の母…?
面白いキャストだと感じたので体感とwikiのデータを元に簡単な解説記事を書いてみる。

ステータス(目測)
HP 42(Lv.1)~59(Lv.8)
MP 58(Lv.1)~73(Lv.8)
SS 14目盛(Lv.8)
DS 25目盛(Lv.8)
SP 25目盛(Lv.8)

簡単に言えばMPが増えたリン。もちろんこれは数字上の評価でショット性能は全くの別物。ポイントとしてはファイター最速級の中では高めのDS威力を備えていること。

ショット性能
SS…モーションはフィーと同じだが、弾速が著しく悪化。元々発生や硬直が若干悪いこともあり移動してる敵への偏差撃ちや咄嗟の迎撃が難しい。吹っ飛び距離が妙に長く当たれば状況はかなり良くなる。

DS…こちらもモーションはフィーと同じ。直線や緩やかなカーブでは加速して急カーブでは減速する。フックのDSに近い。但し、素では最高速がフィーより悪化している上に発生は変わらず遅いため差し込みや迎撃には不向き。停滞撃ちには向いている性能。


スキル性能

近寄り難きストゥルム
「吹き飛ばしますよー!」
Lv.2解禁の攻撃スキル。通称「如意棒」。挙動はフィーのそれと完全に同じ。しかも発生は実装直後。つまり起き攻め確定。一応キャストダメージが低いので瀕死でないならこれで死ぬことはほぼない。但し魔力Lv.3の最終段は若干威力が高めであり、WS中だと約20ダメージあるので油断しないこと。対兵士には強化兵士であろうと倒せる。テキストにある通り巨人ダメージは低いので巨人処理に使うのはオススメしない。
魔力Lvで上がるのは攻撃中のスピードとダメージ、及び魔力Lv3で追加される攻撃時間延長と攻撃手段。魔力Lvで変わらないのは攻撃中の防御力上昇値(体感で割合カット50%)。

シュトゥルムはドイツ語で嵐の意味。原典では嵐要素が見当たらないのだが…ディズニー版等であったりするのかな?姉と違って台詞は素直。

梯子編みのファーデン
「どこまでも伸びていきます!」
Lv.3解禁の強化スキル。効果時間は40秒。発動時にDS弾速が上昇。さらに敵に攻撃ヒットする度にDS射程と描線距離が延びる。これは魔力Lvに関わらず25ヒットで最大成長。魔力Lv.3では上記のステータスが全て発動時に上がり、さらにDSの貫通力が上がる。魔力Lvで変わるのはヒット毎の上昇値と発動時の弾速。魔力Lv.1でも目に見えて変わり、魔力Lv.3の時は貫通するフックのような状態になる。キャスト狙いする場合、発生は相変わらず遅いため差し込みよりは緩急と描線距離を生かして引っ掛けるイメージが良い。射程もしっかり延びる為、これを生かしたアウトレンジ戦法も良いだろう。
ファーデンはドイツ語で糸。「梯子」からわかるようにフィーにおけるハール(髪)にあたる位置付け。wlwにおいてフィーは髪に、マリーは抱き枕に魔力を込めたことから糸がスキル名になったのだろう。


誰が為のトレーネ
「力ある魔法の水滴を」
Lv.3解禁の回復スキル。フィーの同名スキルと同じくノーダメージで一定時間経過により他スキルの魔力Lvを1上げる(Lv.3では他スキルをLv.3まで上げる)。しかし条件が追加されており、それが「10秒間の待機状態」。これが相当に難しくまず対面キャストを退かせないと不可能。さらにそのタイミングで魔力Lv.3のスキルがあるとMP効率が悪化するので2重にタイミングを選ぶ。その割に魔力Lv.2までの回復量は微量。魔力Lv.3では10回復とそれなりになる。WSからのコンボルートとしては強いが通常時の扱いに困るので個人的に採用はオススメしない。
トレーネはドイツ語で涙の意味。原典では失明した王子の目をラプンツェルの涙で治したとある。やっぱり姉と違って台詞は素直。


入り口なきフェンスター
「これが私の研究成果!」
Lv.4解禁の攻撃スキル。全体的にフィーの同名スキルを色々小ぢんまりとさせた性能。対キャストダメージはかなり小さいが代わりに対兵士ダメージは劇的に向上。魔力Lv.1でも7割ほど削り、魔力Lv.3では片道で兵士を倒す。このスキルの真価はヒット対象に付与するDS防御ダウンのデバフ。DS型のビルドを組んでいればキャストヒットでSmashが出るがフェンスター本体が狙って当てるには流石にきつい性能をしている。どちらかと言えば対巨人スキルの趣があり、双汽唱相手ならデバフ付与した上でDSを3~4発ほど当てれば沈む。WS中なら2発でほぼ沈む。さらにこのデバフは魔力Lvに関わらず一定なのでLvを上げる必要が薄い。
フェンスターはドイツ語で窓。「入り口なき(塔の)窓」で間違いないだろう。


闇に差すグリューエン
「癒しの涙を」
Lv.5解禁でかつ珍しい2つ目の回復スキル。発動時にヒールセット状態(行動不能時にHP回復)になりMP回復速度が上がる。効果時間60秒。テキストでは分かりづらいがヒールセット解除でMP回復も終了する。Lv.5解禁なだけはあり魔力Lv.1でも15回復と中々。Lv.1毎に5回復ずつ上昇する。MP面は60秒経過すれば魔力Lv.1でプラマイゼロ、3では丸々返ってくる計算。この効果を考えると相討ち上等で戦うのはちょっと勿体無いか。また魔力Lv.3では発動時にリフレッシュもあるが、狙うのは困難な為おまけ程度の認識で良い。
瀕死の状態や非ダウン攻撃の前では無力だが、大半のアタッカーの横槍に強烈な耐性を持ち、状況次第ではマリーへの横槍自体が悪手になりうるポテンシャルを持つ。
グリューエンはドイツ語で炎。「闇に差す」や誰が為のトレーネと錯覚する発動台詞を考えると今回は「灯り」の意味で失明した王子に戻った光(灯り、視力)の意味と思われる。


絶えぬ高みへのゲーエン
「今までの成果をここに…塔の魔法は世界に通じます!」
マリーのWS。DS火力、スキル火力が大幅に上がり(それぞれ類似スキルを考慮すると25目盛、25%か?)魔力Lvが全て最大になる。注意したいのはMP回復効果がないこと。魔力Lvの管理も含めて自身の状態は万全にしたい。スキル火力は元々の対キャストダメージの低さと対兵士ダメージの高さから生かしづらいので目当てになるのはDS火力と魔力Lvになるか。スキル型のビルドでもフェンスターと合わせて巨人を瞬殺できるし、DS型なら魔力Lv.3ファーデン連続発動による押し込みの選択肢が加わる。トレーネを採用していれば3連続も見込めるだろう。それ以外では明確なリターンが見込める発動タイミングを作りづらく、終盤残り1分くらいで取り敢えず発動する(魔力Lvを調整した上で)ことも筆者はしばしば。
ゲーエンはドイツ語で「歩み」の意。絶え間なく高みを目指すマリーのキャラそのものを表すスキル名となっている。


ビルド解説
私自身も研究段階なので現時点での個人的なオススメになる。共通するのはグリューエン(HPとMPの回復)とフェンスター(巨人処理)の採用。実質的にシュトゥルムかファーデンの選択になる。トレーネ?知らない子ですね…。どちらにせよMP補助は手厚くすること。
DS型

3確できるDS火力を確保しつつ全枠でMPサポートするコンセプト。餅喰らいが自由枠になるが、HPとMP両方の面倒を見れるので迷ったらこれ。WR専用2枚を十全に生かせるので多分運営が推したいのはこっち。チームLv.5以降からファーデンの回転速度が良くなるため後半型キャストと見立てた立ち回りもできなくはないが本家後半型キャストに比べると爆発力に欠けるのでそこのバランスに注意。MSは赤本用にサモン系攻撃スキルを選びたい。しかしファイターである以上兵士処理スキルは不要なので実質エルガーナーゲル1択。ゼーレは無理矢理ヒット稼ぎたいほどファーデンが劇的な成長をしないのでオススメしない。

スキル型

DS型と違ってDS火力は下げなければ良い代わりにSPを重視する必要がある。またMP補助も必要なので両方担えるソウルを求めた結果のマレク。赤本と魔女服は譲れなかったのでLv.6からMP軽減発動に妥協したリターンとして魔女服(10%)とマレク(20%)で合計30%のMPカットを得た。ちなみにWSの項で述べた理由と同じでスキル火力は上げなくて良いし、真珠の-5%なら無視できる。
兵士処理は9体列が来たらシュトゥルム、他はDSで処理するとスムーズだろう。DSを撃つ回数が極端に減るのでLv.6枠は専用よりスキル発動回数をカウントしつつ装飾の大樹が良いだろう。

参考(になるかも知れない)動画
DS型



スキル型

今回はここまで
ではでは~
更新日時:2021/08/11 08:46
(作成日時:2021/08/11 00:14)
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