「ファイターに興味はあるけれども、タイマンでただ負けるし迷惑かけるから嫌だ…」という気持ちについて

【前置き】

※ 本記事は実践ではなく研究や観察できちんと身に付き、やらずに成長できるような人を対象としていません。

対象読者：一般、特に俺のようなチンパンジー向け
ランク　：～ダイヤくらい

※ 別に上手くなる具体的な方法等も記載はないです。それは個別の記事や上手い人に聞いてほしい。俺も聞きたい。
あくまで思考やメンタルについての一考察となります。

啓蒙ではなく日記みたいなものです。俺はブラッドボーンなら啓蒙1くらいのチンパンジーです。

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こんにちは、底辺ラピスファイターの凡チンパンジーです。
チンパンジーの中ではファイターがまぁまぁですが、人間の中では最底辺にいます。バナナはそんなに好きではありません。


さて、ここ数年ずっとなのですが
ルビーやダイヤの、アタッカー／サポーター専の人からよく
「ファイターに興味はあるが、タイマンでただ負けるし迷惑かけるから嫌だ…」
という意見を聞きます。めっちゃ聞きます。
俺もルビー～ダイヤくらいの頃アタッカーとサポーターばっかり使って同じ事を思っていました。


厳しい話もあるし、自分も出来ていない事が多数あるため、自身の反省も兼ねてこの話について切り分けて考えていこうと思います。


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まずファイターの何が嫌なのか？について考えたとき、恐らく


① 1対1が嫌だ

② 相手に一方的に負けるのが嫌だ

③ 迷惑をかけるから嫌だ


の3つに切り分けられるんじゃないかな、と思います。
では個別に考えていきましょう。



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①『1対1が嫌だ』について。

チームゲーなので、本当の意味でのタイマンというものは存在しない…というのは置いといて。
自力で、1人で、対面に自分が対戦相手だ！と真っ向から意識されながら戦わなくてはなりません。
きっとそこには、新入社員が補助アリで仕事していたが、ソロで仕事を任せられるときの不安のようなものがあるでしょう。

しかし、不安に押し潰されそうになる気持ちとは別に、期待もほんの少しはないでしょうか？相手に勝てたらきっと達成感があるし、気持ちがいい。勝って自分は上手い！と思いたい。

当たり前の話ですが、対戦ゲームは勝つと気持ちがいい。勝ちたいから対戦ゲーやってるんですよそりゃ。
だからこそ、負けばかりを意識しすぎて未来を潰さないようにしてほしい。ぜひ勝ったときの事を考えてみてほしい。
そこから、じゃあどうやって勝つのか？に繋げていくのが健全なのかな、と思います。

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また、サポーターをやる人は特に中央を1人で支えるシーンがたっっっくさんあると思います。場合によっては、1対2を支える必要もある（もちろんファイターもあるけど）。
その状況できちんと兵処理をしてレーンを最低限が拮抗、相性次第では押すことを望まれ、+αとしてタイミングよくバフを求められ、注意チャットも中央から全体を見渡して出す必要がある。
………あれ？冷静に整理して考えると、相手が1人固定で兵処理に集中する方が気が楽では……？と思えてこないでしょうか。
横槍はあるけれども、ハードルはファイターのほうが確実に低いと思うのです。

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あるいは、中央は2人いるのでいざとなったら助けてもらえるから！と考える人もいるかもしれません。

しかしながら、それははじめから負担をかける前提になってしまうため、端で1人で負けてもチームにかかる迷惑は同じようなものでしょう…。
味方に負担をかけているマイナスが、味方の頑張りで見えにくくなっているだけなのです。

厳しい話になりますが、初めからマイナスの補填を期待するのは寄生プレイと呼ばれる類いのものになりかねません。

あくまで心構えとしての話かもしれませんが、自立している同士だからこそ補填しあうことができ、支え合うチームゲーになるははずです。現実の友人関係や仕事と同じかもしれせんね。
（念のため補足として：当然CR制の1番対4番のような要素や、キャスト相性部分、あるいはバトルオペラ等での固定チームや格差マッチ等で背負ってもらう前提になるものなどはまた別の話。）

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しかし、あくまでここで落ち込む必要はないし、自分は違うし！と反発する気持ちを持った人も少しだけ抑えて聞いてください。

もし上記の事を思うのであれば、なおさらきちんと自分／相手に向き合って、失敗を失敗として自覚出来、反省すれば成長できるファイターを経験することで、上手くなる伸び代がメチャクチャ大きく残っていることにならないでしょうか？

むしろ明確なクソデカ未開拓部分がある羨ましい状態です。もう北海道くらいのサイズが未開拓かもしれない。
しかも、どうすれば上手くなるか漠然と悩んでいる人と比べれば、明確に上手くなれるはずの道がある素晴らしい状態になります。

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ファイターは1人で孤独だし、どうしても自分の弱さと向き合わなければならない。辛いし苦しい、わかる。俺も嫌だ…。

しかし、このゲームの基本はどこまでいっても
『兵士を処理して／運んで拠点を折るゲーム』
なんですよね。

逆に今まで兵士処理の重要性と拠点を折って勝つという軸を理解せずにやっていたならば、もうそれは別ゲーをやっていた状態かもしれません。
豊かに生活したり好きなことをする目的で賃金を得るために仕事をするはずが、仕事そのものが目的になっている社畜みたいですね。それはそれで否定しませんが、同僚は泣いている気がします。


【まとめ】
一人は実は気楽、ファイターの経験や知識ないと一般人はそのうち詰むよ！


ニール・A・アームストロングは月に降り立った時『一人の人間にとっては小さな一歩、人類にとっては大きな飛躍』とメッセージを残したと言います。
あなたのファイターへの一歩は月への一歩にも等しく、あなたにとって大きな飛躍となるかもしれません。

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② 『相手に一方的に負けるのが嫌だ』  について。


タイマンいやだーー！！について、ちょっと長くなりすぎたけれども、つらつらと書いてきました。
上記までがもし納得出来ていれば…という事で書いていきます。
納得と言わずとも、まぁ言わんとすることは分かるよとか、スタンスは違うけど理解はするよ、とかだとありがたいですね。

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さて、明るい話があります。

ファイターへの一歩は大きな飛躍～と書きましたが、その通り！
成長率はあなたのほうがランカーの日々の成長より確実に上であるということです。
エンドコンテンツの穴埋めを遊んでる達成率90%台の人より、クエスト未達成の人が達成して10から20%にｸﾞﾝｯ！と上がるほうが絶対に伸び率は高い。成長していると実感できるはずだし、10%の人と20%の人ではレベルが全然違うはずです。

ただきちんと意識してやったか、やっていないかの差で。

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ファイターに触れる、という高い高いハードルを越えられた場合、カップ麺とチンするだけの冷凍パスタを料理と言っていた人間が、フライパンと包丁を持つようになるくらいの進化が始まると思います。
この世の調理器具は電子レンジとケトルだけだと思っていた人が、ガスと刃物に気づくわけです。様々な発見と、自分が進んでいるという実感に出会えるはずです。
（関係ないけどこういうの、Twitterだと「FF外から失礼します、私はオール電化なのでガスコンロはありませんw」とかリプや引用飛んできそう。）
 
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ただし、ランカー達は星持ちシェフみたいなものなのでそういう層には皮剥きすら手伝えるか怪しい状態なのもまた現実。
それでも、お湯を注ぐことしか出来ない状態から脱却したならば、同じ厨房に居られる可能性はあるはずです。どんなにボロボロでも勝負の形は成立するようになるでしょう。

それに学びたての相手としかマッチングしない間なら、ちょっと成長すれば追い越せたりする事もあるでしょう。
さっきの話で言えば、クエスト達成率10%から20%は近いのに、互いの溝としては大きいだけかもしれない。

あとは経験を重ねて、技術を盗むだけ。

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そしてまた、何より大事だと思うこと。
上手くなる前から負けを恐れすぎてはいけない。


偉そうなこと書ける身分にないですが、目の前のちょっとの負けを恐れるばかりに、成長する道を選ばず、成長しないまま可視化しにくい負担を味方にかけ続け、なぁなぁで勝ったり負けたりを繰り返す……。

釘も何も見ずにパチ ンコを打っては、今回は勝ったわガッハッハ！wwとか、今日は負けたけど次は勝つからいいし？？💢💢今日のは貯金だが？？？💢💢💢とか言ってる俺と同レベルですね。
たぶんパチカスの才能があるので、ぜひ一緒に打ちに行きましょう！！

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負けることよりも、負けを繰り返して成長しないことが本当に恐れるべきことではないでしょうか。
新しいロールやキャストを始めるのに、全部勝てるわけないはずです。時を戻す能力がない限り無理でしょう。あるなら俺のギャンブルの負けもそれで帳消しにしてよ……


目の前のちょっとの負けを恐れて、その先の上達を逃す事こそ勿体ない！！どうせ下マッチはみんな不馴れだよ！！！心配なら修練やろう！！！！

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しかし、負けから学ぶにしても、
基礎がなければ何が悪かったのかが見えないし、
自分が ““出来ていないと自覚が出来ない““

基礎どころか、まるで土地を買う前に家を建てようとするかのような…現実では不可能ですが、ゲームではやってしまいますよね。
訓練なしに魔法が使えるようになりたい気持ちは大いに分かります。しかし我々はなろう系主人公ではないのです。（案外なろうも名作はちゃんと訓練してたりしますね）


おお神よ、「兵士をなぞる」が出来ないのに差し合いや横槍を嘆く愚かさをお許しください……ｵｴｯ…ごめんなさい……すみませんでした………


不安なら、修練をやってみよう。
面倒だとか、馬鹿にせずファイターで一度やってみてください。
ほぼ無人レーンの修練で最速の兵処理を出来ない人が、実戦で兵処理を丁寧に最速で出来ないのです。

兵士は(ラグや同期ズレ以外)決まった動作をします。処理出来ているつもりは、見直すと出来ていません。

プライドを捨てましょう。兵士相手にプライドは必要ないからです。

最初から上手い必要もありません。上手くなるために下手な部分を自覚する必要があるだけです。

もし上手いなら、対面に勝てないという悩みを持っていないはずです。

はじめは勝てなくてもいいんです。相手の方がファイターを練習していて、上手いなら対面に勝てなくてもいいんです。負けすぎなければ、味方の横槍で勝てる試合があります。


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例えばの話。

・SS1発で大兵士を消して、DS1発で1列を処理するとする。
・SSが1秒、DSが2秒の硬直とする。
(1) 相手が1 + 2 = 3秒で1列処理している
(2) 自分は雑なDSで1回多く必要な処理をしてしまっているため、1 + 2 + 2 = 5秒かかってしまっている

上記の場合、処理に2秒差が生まれてしまっていますね。
さらに言えば、MP10の差も生まれる。

仮に相手が1試合に打つDSが30回だとすると、1発2秒格差なので60秒。相手は1分もこっちより余裕があることになります。試合の1/7相手はフリーなわけです。（大兵士のいない列はさすがにDS1発だし、そもそも1確＝1回のDSで処理出来るようになってからの話なのでガバガバ仮定ですが！）

しかもMP300の差もあるわけで、使えるスキル回数にも差が出ているはずです。1列ごとに相手が有利になっていきます。
（もちろんこんな単純計算で進むわけではありませんが、あくまで危機感の可視化として…。兵処理外だと、ダウンだって一方的に貰うと数秒間相手だけが動けるわけなので様々な要素は当然あります。）


兵士は奥拠点から奥拠点まで約40秒弱、手前から奥なら約30秒弱で流れるため、60秒の余裕を使ってダウンやキルが発生した場合、奥拠点が無くなるかもしれません。



兵処理、本当に出来ているでしょうか。
使っているキャストの“最速のレーン上げ”は出来ますか？
俺は未だに全然ちゃんと出来ていません、下手くそで効率の悪いことばかりしています。

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【まとめ】

負けることそのものを恐れるのは違う。
めちゃくちゃ上手いランカーだって調子やミスもあるし、負けることはある。
勝ちを目標としているのは当然として、次の勝利のために負けから学べないことこそがヤバいわよ！！



書いてて自分に刺さりすぎて吐きそう、ｵｴ……


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③ 『迷惑をかけるから嫌だ』 について

もう書いてて落ち込んで元気なくなってきたから短くいきます。
正直もう書くことないです、①と②の内容で説明はついていると思うので…


理解してなくて迷惑かけるのは端でも中央でも同じ。
なぁなぁ同士でやってる間はまだしも、今はなぁなぁでもランク上がるので、回数やってたらそのうち最上位に入ってしまいます。きっと後悔します。
レベルの高い相手から学べるのは嬉しいし、上手い人の対面はすごく楽しかったりします。レベルの高い試合が存在します。


……レベルの高くない試合もあります。
俺のような、レベルの高くないまま最上位に存在する層がいるからです。そういった層は楽しいはずの試合で上手い人に負担をかけて、迷惑をかけて終わります。

もちろんチームゲーというのは、相手の穴を広げて戦う要素があるのでそこに善悪はありません。
勝つための戦略であり、工夫です。
しかし、一定レベルの理解度や技術レベル同士で成立するようなラインが崩壊してしまう要員が混ざると、非常につまらないゲームになります。
試合についていけていない、というやつです。


そうした試合では、不満点を高いレベルの視点からたくさん味方に抱えられています。
丁寧にポイントを押さえて教えてくれる人なんてなかなか存在しません、そこで言われるのはゴミ！等の厳しい感想です。
対戦ゲームだからそういうものだと個人的には思っています、文句は出るものです。名指しでもなければある程度気持ちは出てもいいんじゃないかと思います。
ガンダムより平和だし、いまは灰皿が飛んでこないので安全ですしね。


本当に恐ろしいのは……
自分が悪かったと気付いていないのが、本人だけという場合です。


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今のうちです。

ルビーやダイヤ、あるいは金などのうちから。
ラピスには回数をある程度やっていればなってしまいます。戻れないのです。
居場所が無くなる前に、どうか……願わくば………





応援しています。掃いて捨てられるような凡人より。