304

キャストイメージ香水を見つけよう!その1~エルルカン~

by
(^p^)ウワー
(^p^)ウワー

[はじめに]

ここで紹介する香水は、キャストから香る匂いだけでなくそのキャストの物語にも着目し、
キャストの魅力やストーリー性を感じさせるようなものとなっております。
試行錯誤しながら選びましたので是非最後までご拝読ください。





[注意]

匂いの感じ方は千差万別であり、私が受けた印象とは違うものを感じる方もいらっしゃると思われます
というかそちらの方が多いかもしれません。
その場合はこの記事をあくまで解釈の一つとしてお楽しみください。
また、実際にお店に足を運ばれる機会がございましたら
ぜひ自分の解釈と合致した香水を探してみて下さると嬉しいです。





[キャスト]

エルルカン(ハーメルンの笛吹き男より)

〜概略(wiki引用)〜

コンメディア・デッラルテと呼ばれる仮面演劇の中で下僕・従者として登場する代表的な道化役の一人。
中世フランスの説話に現れるいたずら悪魔「エルルカン」が元となっている。(中略)その性格は「イタズラ小僧」かつ「自尊心の強い」性格。

(中略)一見するとマグスとは似ても似つかないが、共通点が無いわけではない。
それは彼は「死神」である事。
つまりマグスと同じく、激しい音楽と共に誰かを連れ去ろうとする性質なのだ。
だが、連れて行く相手はどうも彼の気分次第らしく、彼に気に入られると「命は取らないでおいてやる」と言われることも…。
そしてもう一つの共通点が、激情。
「無理だって言う奴が一番終わってるよ、勝つには何かするんだ」という熱い台詞もあり、一見冷めた態度を取りながらもその本質は
「敵に勝つ」という勝負事において当たり前の事を徹底した熱血漢である。
その証拠に天才を自称しつつも「努力している」ことは否定しない。
しかし、オトナであるマグスに比べ、彼の激情はすぐに表に出てくる。


エルルカンーキャラクター概略より





[香水]

フラストレーション|不満足  ¥38,500  100ml
ー Etat Libre d'Orange

トップ:クミン、シナモン、ピュアラムジャングルエッセンス

ボディ:ピュアバニラジャングルエッセンス、バニラ、ラブダナム

ベース:チェスナッツウッドアコード、バーボンベチバー、ビニルグアイアコール



[香水説明]


弱い大人の中の強い子供、あるいは強すぎる大人の中の弱い子供を目覚めさせるための香水。バニラ、ラム、ベチバーの支配に対抗する旅のための香水。満足は人を殺すが、不満足は人を生かす。失われた情熱を取り戻せ。



[何故この香水を選んだか]

この香水をはじめに吹き付けた際に鼻にガツンとくるのはナッツの香りでした。そして時間が経つにつれバニラの甘い香りが強くなっていき調和が訪れるといった印象です。

エルルカンをイメージしたときに真っ先に思い浮かぶのは、こちらを小馬鹿にしたような顔と飄々とした態度でした。そういう成長期の子供っぽさを強い甘さとナッツの香りで感じられるはずです。そして段々と現れるバニラの甘さが、こちらに心を許し始めているエルルカンを感じられて良いですね。

「バニラ、ラム、ベチバーの支配に対抗する旅のための香水」とありますが、wikiを読んでいた際に「エルルカンは連れ去られた子供の生き残り」という説をとても面白いと思ったので、誘惑する魔笛の音色の香りとそれに対抗するエルルカンの「激情」もガツンとくるナッツの香りを通して伝わってきました。
甘さが現れてくるのはこちらに心を許しているのもありますが、魔笛の扱いが巧みになっているとも解釈できますね。うーん、おもしろい。




[あとがき]

一発目の記事ということで私のメインキャストであるエルルカンをチョイスさせて頂きました。
店員さんに相談したところ「とても素敵なお考えですね」と褒めて頂き、香水探しに奔走して下さいました。この場を借りて感謝をお伝え致します。

正直とても難しかったです。自分の中で候補は2つほどあったのですが決め手に欠けていました。やはり頼るべきはプロですね。今回購入したフラストレーションは使い切る予定がないので、ながーく使っていきたいなと思います。

ちょっと匂いフェチな神筆使いの完全な自己満記事ですが週ごとにあげていく予定ですので、お暇なときに読んで頂ければ嬉しいです。

では。


 
作成日時:2024/07/12 19:20
コメント( 0 )
コメントするにはログインが必要です
シェア