原典から見る #推しキャスト その1

こんにちは,NASU41です.まもなくフック25巻ということで少々気合が入っております.
本題の前に少し宣伝なのですが,こちらの記事でビルド収集を行っております.もしよろしければ情報をください.

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さて.
WonderlandWarsのキャスト(および各種アシスト)は基本的に日本を中心に世界各国の童話などをモチーフにしたものです.
無論それらがそっくりそのままというわけではありませんが,原典を観察することで得られるものがきっとある,私はそう思うのです.

日本の昔話などであればプレイヤーの皆さんはほぼ間違いなく聞いたことがあると思いますが,外国の童話を果たしてどれくらい押さえているでしょう.
"オズの魔法使い"とその続編(全14巻とかあるらしい)読んだことありますか?
ピーターパンにも続編があります(ナイトメアっぽい服装のピーターパンが登場する).知ってますか?
サンドリヨンとアシェンプテルの違い,説明できますか?
#推しキャスト 企画からはちょっと外れますが,"ヴィルヘルム"とか"シェハラザード"って誰のことか言えますか?

せっかく童話ベースのキャラクターで遊んでいるのですから,自分の #推しキャスト の原典くらいは確認してみませんか?

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ではここで,私の #推しキャスト のひとりであるマグス・クラウンについての話をしたいと思います.とりあえず,原典で彼が何をしたか確認してみましょう.
...このままでは色々と混同が起きてよろしくないので,原典の登場人物は"笛吹き男",WLWのキャストを"マグス"と呼ぶことにして区別します.

        -  ハーメルンの笛吹き男  -
/  ハーメルンの町にネズミが繁殖し人々を悩ませていたところへ,笛吹き男が現れる.
/  彼はネズミを駆除して報酬をもらうという契約を結んだのち,笛の力でネズミを駆除していく.
/  ところがハーメルンの人々はどういうわけか契約通りの報酬を払わず,笛吹き男は去っていった.
/  しばらくすると再び町に笛吹き男が現れ,笛の力で今度はこどもたちを操る.
/  こどもたちはみんな笛に操られてどこかへ行ってしまったという...

報酬を払わないという悪を罰する笛吹き男として彼を見ることもできますが,いくらなんでも報酬として想定される額に復讐の量が見合わない,笛吹き男が子供を攫うほうが悪である,そう感じる人もいるのではないでしょうか.少なくとも物語中の村人は後者の解釈をしていることでしょう.
善人とも悪人ともとれる,それが笛吹き男であり,マグスのキャラクターに繋がる... 私はそのように感じているのです.


ところで,もしもハーメルンの村人たちが報酬を支払っていたらこの町はどうなっていたのでしょう.
満足した笛吹き男はハーメルンに定住し,そのまま幸せに暮らす... 本当はそんなルートが存在したのかもしれません.
もっとも,仮にそうなったとして,笛吹き男の"マグス"らしさは失われている可能性が高いです.いわば架空のアナザーキャストですね.
笛の力で全てを導く,もうひとつの演奏<<アナザーストーリー>> ...みたいな.

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#推しキャスト キャンペーン終了までまだ時間がありますし,気が向いたら他のキャストについても語ってみたいものです.
その際はよろしくお願いします.

...というか皆さんも原典から始める #推しキャスト 語りしてくださっていいんですよ?