ナイキが端に求めること

上方をもらってさらに舞踏会が開催された今ナイキくんは最も熱いキャストになったと言っても過言ではないですね
ですが1億と2千年前から4番ナイキは地雷だの対面にきてどうぞだのあいつ1人の成果で勝敗決まるからつまんねーだの罵倒されることも多々ありますね
今回はナイキくん本人の動きとかではなくナイキくんが来た時にどういう風に動けばいいかを考察した次第です
ちなみにナイキくんはあんまり触ってません

1.ナイキくんの勝ち方
大体の試合においては
　ⅰ.奥拠点に兵士を流し込んで勝つ
　ⅱ.手前拠点を守って勝つ
　ⅲ.キルダメや殴りダメで勝つ
この3つのパターンが主に目指される勝ち筋だと思うんですね
これらの勝ち筋はマッチング画面でキャスト相性やランク差から推察できることもあるんですけど巨人とかランク詐欺とかの不確定要素で推移するものでもあります
ただ基本的にナイキくんはⅲを狙って動くキャストなんですよね
理由としては
①序盤弱いので敵アタッカーの端キャストへの横槍の妨害どころか自分のレーンの手前拠点すら守れるか怪しい（ⅱはナイキくん自身が狙うことはほぼ無理）
②エンドルフィンが死んだらリセットなため敵陣にできるだけ行きたくない（押せ押せムードの時とかはポイント稼ぎのために突っ込みますがそれはほぼ勝ちだからですね）
②についてはⅰしか勝ち筋がないパターン、つまりキルダメや削りダメだけでは捲れないって時以外は可能な限り選択したくないというよりもナイキの不安定さからマッチング時点で考えられる勝ち筋ではないんですよね
なので必然的にⅲを狙っていくことになります。そうなった時にやっぱりダウンバーストってほぼ必須なんだなーって思います

2.本題
じゃあ結局ナイキくんと一緒になった端って何したらいいの？って話になるわけなんですよね
では優先度の高い順で上げていきましょう
①死なないで欲しい
当たり前っちゃ当たり前なんですけどナイキくんの場合少し事情が違います
この子はエンドルフィンが育つまでまともにキルがとれないのです
レーンに不在になりキルダメもとられ経験値を撒き散らした暁にはLv差がついてさらに人数的優位に立たれ敵アタッカーは中央に行って中央レーナーを狙うもよしそのまま護衛して2抜きするもよしとほぼほぼ敗北に直結してしまうんですね
そうして相手が守れば勝ちって状態になった場合育ちきってないナイキでは逆転キルするどころか返り討ちにあってそのままズルズル負けてしまうんです
この相手のとれる選択肢の多さはナイキの序盤性能に起因するところもあります。よほど腕の差がない限り手前拠点が折れないんですよね
ってなると相手は中央手前拠点を差し出すという選択がしやすくなるつまり横槍を仕掛けにいきやすいってことなんです　
②不用意にラインを上げないで欲しい
これがナイキの異質なポイントです
というのも他のアタッカーだったら敵森をとって敵アタッカーからファイターを守りつつあわよくばファイターのキルを狙えばいいからです
ですがナイキは少し話が違います
この子育成完了するまでプレッシャーが一切なくかつアタッカーとタイマンするとよほど腕の差がない限り確実に負けます
なんで育成完了するまではというよりも育成完了してからもワンチャンあれば死にかねない敵陣に踏み込みたくはないんですね
なんでラインを上げるのは対面が死んでいてかつ敵アタッカーが他所にいるって状況だけにしておいて極力安全に立ち回って欲しいんですよね
③拠点を折るタイミングを考えて欲しい
このゲーム拠点を折ると巨人が出てきますよね
なにを当たり前のことをとお思いかもしれませんがナイキくんは巨人が苦手なんです
育成完了前は回転率が悪く低火力なSS以外の有効打が一切ないので巨人を攻撃しに行くときはこれを振り回さざるを得ないわけなんですがそんな時間があるならキャストにSSを当てに行きたいんですよね
そんな貧弱な状態で中央に巨人なんて出た日にはあら大変巨人を盾にされてサポーター1人で処理を任せる訳にもいかず中央に貼り付けにされて育成できずに後退していきます
負け試合ですね。これもまた4番ナイキが地雷と言われる所以でもあります
当然のことなんですが端のファイター対面で1番vs4番みたいな構図になったら1番が勝つことの方が多いですよね
そういう状況を4番ナイキは誘発しやすいのです。何しろ自分が序列最下位の4番で指標だけでいえばチームで1番下手な可能性が高いわけですからね
流石に最上位層のプレイヤーはある程度わきまえてるとは思うんですけどそこそこのランク帯では中途半端に手前拠点を先行して抜く→他のレーンに巨人がでてもそのまま援護もせず自分のレーンを押し上げる→奥に行き過ぎてフリーの敵アタッカーから挟まれて死亡→「やっぱり4番ナイキは糞だな」ってなるんですよね
そして1番アナピはというと端が負けてくれたおかげで巨人出現→ある程度余裕ができるので横槍にいく→ちょうど敵ファイターが奥拠点を抜こうとしているので挟み撃ち→育成完了&無双開始となる可能性が4番ナイキより発生しやすくなるんですね
当然ナイキそのものの腕の差や敵レーナーの腕ってのもあるんですけどね
そうなると
④むしろ奥拠点が守れるなら敵に拠点先行させて敵レーナーを奥までおびき寄せて欲しい
になるわけなんです
とってもわがままですよね、もしナイキが援護に来てくれずに敵アタッカーが意気揚々と2抜きを狙ってきた場合、拠点を捨てるということもできずにそのままキルとられて2抜きされてNice0の一見戦犯にも見えるようなことを進んで行ってくれと言ってるわけです
当然なんですがあえて進んで自分からボコボコにされたいって思うプレイヤーはほぼいないです、結果としてボコボコにされることもありますがそれでも自分が活躍して勝ちたいと思うプレイヤーが大半ですよね
固定のメンツで作戦を組んだ結果そうなったというのはあるかもしれませんが野良で対戦する以上大抵好き勝手に自分のしたいようにしますよね
そうなるとナイキくんの理想の展開にするためには好き勝手動く味方が勝手にタイマンで負けて死なずに敗走して奥拠点まで敵を誘導する必要があります。そしてそれで勝てた場合ナイキくんは「お前がタイマンで負けてくれたおかげで勝てたよ」っていうセリフを吐きながらNiceを貰って気持ちよくなるわけなんです

3.まとめ
はいここまでくれば分かるようにナイキくんは味方ファイターが気持ちよく勝つことを許容せずむしろ自分の気持ちいいようにゲームを動かさせて欲しい、無双してNiceいっぱいもらいたいっていうアタッカーの中でも屈指のわがままキャストなわけなんです
無論全てを背負えるファイター、横槍に耐えて巨人の処理も的確に行い対面にタイマンで勝って2抜きすることのできるファイターにだけはしょうがないから活躍の場を譲ってやるということなんです
最上位でも相手次第では無理なことを要求しているわけですからおとなしく活躍の場を譲ってつまらないゲームに付き合って差し上げましょう
もしくは両端レーン共にタイマンで相手を完封してしまっているって時はアタッカーが横槍に来なかった方が2抜きして4番ナイキなんていらんかったんやと言って差し上げましょう
巨人で建て直されたり中央か逆レーン2抜きってことの方が多いですけどね