MMD初心者がヴァイスと3日間踊った話

舞闘会の前に”踊っ”てもいいじゃない。
だってやりたくなったんだもの。



「MMD用モデル　ヴァイス＆スカーレット　配布ページ」

以前にこちらの投稿を拝見して
「興味はないわけでないけど優先順位低いしまあ手出ししないまま終わるかなぁ」とか
思ってたMMD。この週末でようやく手を出してみました。


「【WLWMMD】白頭巾ヴァイスでクラブ＝マジェスティ」
↑これ、我の初挑戦のブツです。


WLWは魅力的なキャラクターも多いしファンアートとかも活発な方だけども、
（私がリアル都合でゲームの方のプレイがもう難しいので）もっともっと流行れ的な感じで
「トーシロでも3日でこんな感じでできたしみんなもっと色々やってみようぜ！！」的な記事です。

一応は私、対戦動画に字幕実況つけたり、TRPG動画とかMADとか
多少いろいろやってみる程度には動画制作の経験・環境はある程度のアレです。




MMDってなんやねん？
→フリーの3DCGムービー製作ツール。
ファイル全体の容量が解凍後でも11MBほどなのに可能性は無限に広い、とかいう振り込めない詐欺。
今ではジャンル自体ことを指すこともある。

上の「MMD用モデル配布」って……？
→有志の方々の善意でキャラクターのモデルや素材などを使わせてもらえるということ。
今回、その中の「ヴァイス」をお借りしてみました、と。


 


１．とりあえずツールをダウンロードしよう
https://sites.google.com/view/vpvp/
ZIPファイル落として解凍。





２．ヴァイスとスカーレットをお迎えしよう
https://wonder-club.jp/posts/21044
ちゃんと作者様の注意書きも確かめよう。


３．踊ってもらいたいダンスを探そう
https://www.nicovideo.jp/watch/sm31689277
私はこの作者さんの魂はいった踊りが好きだったので借りました。

ニコニコ動画だったら「MMDモーション配布あり」タグ使うか、
お気に入りのMMD動画のコンテンツツリーから元の動画を探すと吉。



PC版の画面だとこのへん。
文章で説明するよりも、とりあえず押してみたら分かる。

モデル配布と同じく、作者様の注意書きに気をつけてダウンロードしていこう。


４．原曲のwavファイルを入手しよう
拡張子が違っていてもデジタルオーディオコンバータなりWindowsに入ってるやつなりでどうにかなる。


５．各種ファイルを作業画面にドラッグしてドロップする



背景真っ白だしカメラも設定していないのでいわゆる定点カメラだけども、
再生ボタン（右下）をポチったら踊りだします。



動画作らなくても、眺めてるだけで楽しいです。

動画制作に興味なくてもここまで自分でやってみて、
ぬるぬる動くヴァイスやスカーレットに感動するんだ

ここ以降、もうちょっと本格的にやってみたい……という人向け。



５－２．背景になるステージやカメラ、エフェクトとか集めてみる
http://seiga.nicovideo.jp/seiga/im2701378
https://www.nicovideo.jp/watch/sm32040823
こんなんとか。

カメラに関しては元になったモデルよりヴァイスの背が低いので
身長に合わせて調整しました。この作業に２日かかりました。
あとアングルの都合でパンチラしまくるのでその調整にもかなり手間取ったり。

読み込ませるには作業画面にドラッグ＆ドロップでだいたいどうにかなります。
ただし、拡張するためのMMEが必要になったりします。詳しくはググれ。


６．AVIファイルに出力しよう
「ファイル＞AVIファイルに出力＞（よくわからなかったら初期設定のままでOK）」

ただし無圧縮のままなら死ぬほど重たいファイルができあがったりします。
私の動画でヴァイスが踊ってるやつだと、そのままだと１１GBあります。

https://ch.nicovideo.jp/izmikan/blomaga/ar1081869
そんなデカかったらパソコン破裂しちゃう＞＜って人はたぶんここ読んだらいい感じ？


６－２．AVIUTLでさらに編集してみる
AVIUTLもフリーの動画編集ツールです。
https://aviutl.info/intro/
使い方とかこのへんに一通りあるし、動画サイト上ででも解説動画は山程あります。

MMDの上ででも色々できるみたいですが、私は初心者なので
古いフィルムっぽい演出とか文字入れるのはこっちでやりました。


７．mp4に変換してみる
とりあえず「つんでれんこ」（https://tdenc.com/TDEnc/）という
アプリケーションにぶちこむのが手頃かと。

AVIUTLからでもこのへんの作業は可能。


８．眺めて楽しめ


最後に再度。
あとMMDやAVIUTL関係はとにかく長く愛されてるツールであるため、
関係した情報へのアクセスが容易なのも強みです。
困ったら「MMD　座標軸　消す」とか「AVIUTL　動画　読み込めない」とか
検索ボックスに入れたら一撃です。

最後になっちゃったけど、流し込みで踊ってもらう以外に
ぐりぐりポーズ取ってもらいたい場合、とりあえずここが入門。
「３Ｄミクを躍らせるツールを自作してみた(説明前編）」


ぶっちゃけ詳しいってほどではないですが、
初めての人よりは場数踏んでいる（たぶん）なのでこちらに質問とかもらっても可能な限りお手伝いします。



「wlw対戦動画以外」タグの作品、もっと増えろ。