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【全体向け?】ワンダーランドウォーズにも落とし込める言語化と心理的安全性

by
ハインツ@青大将
ハインツ@青大将
※この記事は、筆者が参加したセミナーの復習とその内容をワンダーランドウォーズにも活かせてるのではと思い、
ついでに公式アカウントにも紹介されるのではと言う邪な気に当てられて書いた記事です。
過度な期待と鵜呑みはしないでください。


 まず、今回の話・・・の前提知識としてハイコンテクスト文化についてお話ししましょう。
ハイコンテクスト文化(high-contextcultures)とは高文脈文化と訳されております。

高文脈文化とは、実際に言葉として表現された内容よりも
言葉にされていないのに相手に理解される(理解したと思われる)内容のほうが豊かな伝達方式
であり、その最極端な言語として日本語を挙げている。
――wikipediaより抜粋

 日常生活で目にするのが
「ここでキャベツをサッと炒めます」
「塩をファサーっと入れます」

やや極端に言ってしまえば
「言わなくても分かるだろう」
「空気嫁」
「少しは考えろサルゥ!!
\ナンダトォ!?/
等と日常生活において見覚えのある事が多いと思います。
日本の社会と言うのはこのハイコンテクスト文化が日常的に使われています。

同じ熟練度やベテラン同士ならばともかく、新規を含めての熟練度が悪い意味でムラがオンラインゲームにおいてはマッチングした神筆使いの熟練度が原因で足を引っ張るケースも覚えはあると考えられています。

特に新規さんや中堅所の中級者が入り混じっている下位ランクはその様が顕著です。
ともあれ、サブカ野郎は滅ぶべきであると考える次第である。

「場数を踏んで上手くなってね」
「100回負けてからがスタートライン」

と中上級者が突き放すのは折角このワンダーランドウォーズに興味を持ってくれた新規さんを失う哀しい結末になってしまいます。

そこで、これからお話をするのが今回の本題となる"言語化と心理的安全性"です。
 
 一つ目の言語化とは「言葉と化す」とあるように、考えていることや説明したい事を言葉として出力する事です。
一見すると簡単そうですが「さぁやってみて♪」と言われていざやってみようと思っても簡単にはいきません。
「ジュゼのドール・ザ・リッパーのステキャンを言語化してみよう」
と言われたらジュゼ使いでも少し時間が掛かるかと思います。
自分もこの記事を書いていて模範解答すら思いつかない始末

 ワンダーランドウォーズの様に多種多様な人がプレイしている環境においては言語化というのは重要となります。
初心者や熟練度の低い神筆使いへの資料になるだけでなく
熟練の神筆使いや所謂ランカーから意見や指摘を貰うことで自分の経験値としても落とし込むことができます。
え、wikiでおk?あそこ更新頻度低いし、発言の鮮度低いじゃん

ではこのように言語化できる場所…まぁこのワンダー部やTwitterを始めとしたSNSが該当しますが、問題はその言語化を促すのに大切な要素が次に話します心理的安全性です。

 心理的安全性とは、対人関係においてリスクある行動を取ったときの結果に対する個人の認知の仕方つまり、
「無知、無能、ネガティブ、邪魔だと思われる可能性のある行動をしても、このチームなら大丈夫だ」
と信じられるかどうかを意味します。

心理的安全性の高いチームのメンバーは、他のメンバーに対してリスクを取ることに不安を感じていません。
自分の過ちを認めたり、質問をしたり、新しいアイデアを披露したりしても、誰も自分を馬鹿にしたり罰したりしないと信じられる余地があります。
―――Google re:Work - ガイド: 「効果的なチームとは何か」を知るより抜粋

 これは、Googleの労働改革プロジェクトが2016年に発表され、注目を集めている概念です。(つまり抜粋元)
チームでの生産性を向上させるのはメンバーの構成や働き方だけでなくチームメンバーが気兼ねなく発言できる環境が重要と言う内容です。

 SNSでも
「ランカーさんやベテランさんに質問したいけど小馬鹿にされるかもしれない」
「なんか変なマウント取りに掛かりそうで質問したくない」
「コワイ」

等と言う理由で質問するのに躊躇している人はよく見かけます。
お陰で世話を焼きたくても焼けない熟練者も多いはず←筆者がその一人

全国大戦でもチャットテロされた、場外矢印されたやしている所に遭遇した等で不快な思いをした人も多いはずです。
そう言った行為を目撃し、経験してしまい、質問することに委縮してしまってワンダーランドウォーズでの心理的安全が低下してしまうと考えています。
つまり場外矢印引いたやつがその試合での敗因

 では、逆に心理的安全を高めるにはどうすればよいか?というと抜粋元では以下のように書かれていました。
  1. 仕事を実行の機会ではなく学習の機会と捉える。
  2. 自分が間違うということを認める。
  3. 好奇心を形にし、積極的に質問する。
―――Google re:Work - ガイド: 「効果的なチームとは何か」を知るより抜粋

 また、アイスブレイク(参加者の不安や緊張を氷にたとえ、その「硬い氷をこわす、溶かす」という意味を持っている。)もSNSでの質問や全国大戦においても心理的安全を生み出すきっかけになると自分は考えています。

 SNSにおいてはSEGAのゲームタイトルではないのですが、とあるロボットゲームにおいて「#星○ラーメンバトル」と言う殺伐とした全国大戦を和ませるために生み出されたひたすらに出撃前に食べたラーメン(そしてラーメン以外の飯が稀に良く載る)を載せていくと言うハッシュタグ。
このハッシュタグは今でも使われており、同ゲームでのアイスブレイクとして使われている…と自分は考えています。

 次に全国大戦でよく見かける代表的なものとしては、やはりこのやり方ではないでしょうか。

「クリスマスを、この我と共に…」
「却下じゃ」
「ひぃぃっ!む、無理ですぅ…」
「ドンマイ!」
「これも定めか…」

「けっ…けっ…結婚してください!」
「タイムアップが近いよ!」
「この不安は、何事か…」
「アンタもなかなか大変ねぇ」
「なぁ~んでぇ~」

 そう、開幕チャットです。
場の緊張感を適度に解して初心者さんでも注意チャットを打ちやすくしたり、意見チャットをしやすくする効果があるのではと今回のセミナーに参加しまして推測しました。

長くなってしまいましたが、今回の内容をまとめますと以下のようになります。
 
  • ハイコンテクスト社会故に新規さんが入りづらく、質問もしにくい環境。
  • 言語化をすることで新規さんへの助言になるし、新規さんからの質問も来やすくなる。
  • 質問をしやすく、そして良い試合運びにしてくれる概念心理的安全。
  • アイスブレイク質問や意見をしやすい雰囲気を作ろう。

長文と小難しい話ばかりでしたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
感想やご指摘ありましたらコメントを残していただけましたら幸いです。
この記事から良き先輩としての在り方と初心者さんが楽しめる環境になりますように。
更新日時:2021/02/05 21:46
(作成日時:2019/07/01 23:33)
コメント( 2 )
日向 修二
日向 修二
2020年2月5日 8時32分

初心者ながら、開幕チャット好きでよくやるんですが(鬨の声とか無難なやつ)、「迷惑じゃないかな……?」と漠然とした不安を感じていました。
しかしアイスブレイクになる(かも)と聞いて、少し安心しました!(大体みなさん反応を返してくださるし)

ハインツ@青大将
ハインツ@青大将
ハインツ@青大将
2020年2月7日 1時15分

〉日向さん
コメントありがとうございます。
鬨の声はチームの士気を上げるのに持ってこいですね。
他にも闇吉備津を始めとしたクリスマスナンパ勢とかも居るので、カスタムチャットを弄ってるだけでもかなり遊べますね。

日向 修二
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