530

シグルドリーヴァのビルドと戦い方について

by
エルク
文筆
文筆
エルク
シグルを使っているが、よくわからないとコメントがあったので……
ランカーになってから書こうかなって思っていたけど、キャストランク31位(金曜日時点)なら、実質ランカーだよね

■シグルってどんなキャストなの?
DSやスキルの使用により精霊ゲージをためて、フィールド上にいる全ての味方に以下のバフを付与するキャスト。
  • HP継続回復
  • HP回復効果2倍(ヴィクトリー・ロード自体の回復量が倍になっているだけでした。)
  • 最大HP上昇(約15点:目安としてLv6HP大のアシストが7点)
他のサポーターと異なり、精霊ゲージさえためてしまえばほぼMP消費0でバフを付与することができます。
メインのお仕事は兵士処理と巨人処理。
MPの管理の仕方はサポーターよりもシュネやサンドといった、自己バフ持ちのファイターに近いです。
バフがフィールド全体に及ぶ都合上、1F1A2Sの時は端に行く機会も多いキャストである。

■どんなビルドが流行っているの?
流行っているビルドはDS盛型が多いですね。

使っているタイプじゃないので、対戦履歴からパクってきました。
SR枠は自由枠になっています。
また、創聖模写・苛烈の究道を魔女が示す宝のマントに変えているパターンも多くみられます。
上述のように、バフをまくためのMPを確保する必要性の薄さと
主な仕事が兵士処理、巨人処理であるために、DS攻撃力を確保するユーザが多い傾向にあります。
兵士処理、巨人処理はもとより、DSを当てきれれば対キャスト性能も高い反面、
昨今のアタッカーのインフレ火力では一撃で戦闘不能や帰城に追いやられることも多々あります。

被弾しない自信のある方はこちらのタイプがおすすめ。
基本的にはDS兵士一確攻撃力を生かして、兵士もキャストも倒していくタイプのムーブになります。

一方で私が現状、連勝を重ねているのは防御アシストを複数枚採用したタイプのビルドである。

※一部、検証で使って外していないものがあります。
こちらはセブンスピリットを使わないと兵士一確が出来ませんが、
複数の防御アシストを重ねることで、インフレしたアタッカーの火力にも十分に耐えれるタイプです。
アタッカーの攻撃ですぐ撤退してしまうから練習すらできないよって人は一旦こっちを組んでみてもいいかもしれません。
SR防御アシストは悩んだら雪だるまにしておきましょう。Lv1アシストのHP枠としてみても強いので。

ヴィクトリーロードのHP回復効果と合わせて延々と粘ることも可能です。
本領を発揮するのは防御アシストが完成するLv6から。
序盤は撤退しないことを意識した立ち回りはDS型と同じですが、
後半は一転して、自身の防御力と回復力を生かして、強引にラインを上げていく戦い方が可能になります。

マスタースキルは基本的には対巨人を意識したものをセットすることになります。
DS盛とは装備も戦い方も全く違うので、あちらが合わなくてもこちらが合う可能性はあります。

■基本的な立ち回り
どちらのビルドを採用しても基本的な立ち回りは変わりません。
担当レーンの兵士を淡々と処理していきます。
偶に勘違いをしている方がいますが、経験値を回収するまでが兵士処理です。
(まぁ、サポーターはアラミスさえ装備していれば拾えないことは殆どないのですが。)

Lv4からはセブンスピリットを使っていきます。
精霊ゲージが貯まりやすくなりますし、DSでダウンが取れるようになります。
なにより追尾する小型DSのおかげで兵士処理もDSによる自衛もやりやすくなります。
一方でMP消費のペースは増えますので、牽制にDSばかり使っているとMPが足らなくなります。
状況によってはSSも混ぜましょう。

精霊ゲージは貯まり次第ヴィクトリーロードを使った方がいいです。
例外はバフの硬直に攻撃されそうな盤面ですね。
安全の確保を優先したほうがいいです。
直ぐに復帰する味方のために待機しておくのは……状況によります。
悩むぐらいならさっさと使ってしまいましょう。
兵士処理のためのMP消費は待ってくれませんので。

ジャッジ・オブ・ソウルは自衛をしたり、森の外から森の中に攻撃したり、
逆に森の中に待機しておいて、侵入しようとしてくるキャストの迎撃や、
味方の逃走を援護するために置いたりと使い道は多数あります。
HPとMPの両方を消費するので、使い過ぎには注意ですが、
精霊ゲージをためる手段としても優秀なので、全く使わないのももったいないです。

ミニマップの確認やチャットはDSや相手の攻撃でダウンしたとき、帰城ボタンを押したときの硬直中に済ませておきましょう。
なれれば戦線離脱中や復帰中にも出来るようになります。

ピュアホワイトスピア採用時の立ち回りは私はわかりません。
採用する場合は試行錯誤してみるといいでしょう。

■人気のあるアシストとその採用理由
見ての通り、ファイターご用達アシストがラインナップしている。

心探しの新兵の銃:
三銃士 アラミスと合わせてセブンスピリットDS小玉一確まで持っていけるアシスト。
極端な考え方をすれば残り3枠全部自由枠に出来る性能を持っています。
完成までに210秒必要なのが玉に瑕だが、MP回復アシストを兼ね、MPを30点も回復できる点は優秀。
これ1枚で希望宿る踊り子の宝玉の発動条件を満たせるのも強みです。

創聖模写・苛烈の究道:
1枚でLV3到達から180秒後にセブンスピリットDS小玉一確まで持っていけるアシスト。
LV3時点でもソウルカードを含めて最大DS攻撃力なので、採用率も高い。
DS消費MPカット/DS射程延長目的では魔女が示す宝のマントが競合相手。

妖精女王の宝杖:
主にSR枠として採用されるHP/DS/スピードが盛れるアシスト。

魔女が示す宝のマント:
DS攻撃力がLv2相応になったSR版創聖模写・苛烈の究道。
反面DS射程はこちらの方が長く、DS消費MPカットは同値と、特殊効果目的であればこちらの方が優秀。
相方の妖精女王の宝杖があれば、LV4時点でセブンスピリットDS小玉一確が可能なので、実際結構強い。

虹色芸術家の絵筆:
SRアシストで防御性能が、WRアシストでSS、DS射程アップとスキル消費MP軽減の万能アシスト。
DS攻撃力には寄与しないが、シグルに欲しい能力をすべて補ってくれる。
スキル消費MP軽減もLv4以降はセブンスピリットをガンガン使うシグルにはありがたい効果。

笑わずの十二百合:
基本的にはSRアシスト枠としての採用。
妖精女王の宝杖と比べると、DSは劣るが、他はこちらの方が優れているタイプ。
ただし、HPは追い抜くまでに時間がかかる点は考慮に値する。
ビルド次第ですが、序盤程HPの価値が高いですからね。

恋心燃ゆる雪だるま:
SR枠のSS防御アシストにしてスピード強化アシスト。
対面サポーター次第では特殊効果が解除されないので、場合によってはHPも補強できる足として使用することも多々あります。
Lv1アシストなので、創聖模写・苛烈の究道と合わせて希望宿る踊り子の宝玉の発動条件を満たすという使い方も可能。

創聖模写・惑乱の魔女:
防御性能は虹色芸術家の絵筆に劣るが、圧倒的な足が売り。
一時期使っていましたが、ナイキ、ウィキッドと出会う頻度が高くて採用をやめた一品。
長距離ワープ系と相性が悪い反面、これ1枚で逃げ切れることも多々あるので、採用を考える場合はよくマッチするキャストを確認しておきましょう。

冷気封じの帽子:
Lv3SS防御アシストにしてDS強化アシスト。
防御性能は恋心燃ゆる雪だるまよりも高いが、HPは増えないので、1枚では思ったより耐久力は上がらないです。
反面、DS攻撃力も上がるので、心探しの新兵の銃が完成していなくてもセブンスピリットDS小玉一確に持っていける点は優秀。
恋心燃ゆる雪だるまと併用するとSSに対しては非常に固くなります。
古いアシストの為か、スキル防御力が中ダウンもそこまで痛くないです。(おそらく、10%も増えてないです。)

希望宿る踊り子の宝玉:
Lv6の攻撃的なアシスト。
DS攻撃力にDS玉サイズ強化と自衛/攻撃の両面をサポートしてくれるアシストでありながら、60秒ごとにHPも回復してくれる優れもの。


三銃士 アラミス:
HP/スピード/アタッカーからのSSとスキルに対して防御力が上がり、
さらにSS/DS攻撃力とMP継続回復速度上昇に経験値獲得範囲アップまでついた欲張りセット。
DS攻撃力はホーキンズどころか黄龍すら超えるため、外す理由を探す方が大変なソウル。

エルガーナーゲル:
近寄られた時の対処用マスタースキル。
ジャッジ・オブ・ソウルと併用して二段構えにしたり、そっちが打てないときに。

快癒の和魂:
「にぎたま」が正しい読み方なんだけど、通称「わこん」。
ヴィクトリーロードの回復効果2倍と合わさって実質60点HP回復が可能。
WSの回復効果2.5倍と合わさって実質75点HP回復が可能。
出来れば味方を巻き込みたいところ。

コラプサースフィア:
使ったことも、使われたこともないのでこれは説明書けない。

■その他のおすすめアシストとその採用理由
基本的には防御型向け。

四神治める巫女の水晶:
HP/MPを強化しつつ防御力アップが可能なアシスト。
このキャスト、最前線にいる時間が長いほど強い常在戦場タイプのキャストなので、HPと防御が盛れるこのアシストは非常に相性がいいです。
被ダメージを減らせれば、ヴィクトリーロードだけで充分回復可能になる点も強さの秘訣になります。

夜明けなき蛇姫の冠:
対面次第では採用可能なアシスト。
なのですが、ホールドアップ等のロックオン系の攻撃スキルに対しては防御性能が発揮できないのが弱点。
HPが減少してしまうので、結局耐え切れないということにもなりやすい。

空飛ぶ魔法のトランク:
対面次第では採用可能なアシスト。軽減値はこちらの方が上。
こちらは自分のヴィクトリーロードで解除してしまう点が使いにくいですね。
一方で、ホールドアップ等のロックオン系の攻撃スキルに対しても効果を発揮してくれる点が優秀。
こちらもHPが減少するので以下同文。

スプライトアート:
対巨人処理用マスタースキル。
場合によっては隣のレーンにこれとクロスドロー用のDS線を引いて帰るだけで十二分の援護が可能。
バフの性質上、アタッカーが巨人処理をしないといけない状況はできれば作りたくないので、私は良く採用する。

紫の魔女の髪飾り:
マスタースキルをスプライトアートで固定していたので一時期採用していた。
優秀な効果ではあるが、マスタースキルを温存しすぎて、防御アップが仕事しないという運用上の問題で非採用に。
マスタースキルを適切に使う人なら普通にスプライト+魔女は強いと思いますので、おすすめ。

■最後に
私の戦い方は異端です。
それでも2年かけてキャストランク31位まで返り咲きました。
……えっ、そんなにかかっていたの!? 割とびっくり

形無しはよくありませんが、形だけ真似ても勝てません。
相手も人間です。少なくとも、勝ちたい人は考えています。

兵士処理しつつ殺意DSを混ぜる/丁寧に兵士を倒すDSを書く/キャスト狙いで兵士は無視する
手前の兵士から処理をする/手前の兵士は味方兵士に任せて敢えて奥の兵士から処理をする
兵士の後ろに立つ/横に立つ/むしろ相手のキャストの目の前に立つ(いや、特定のキャスト……というか、プレイヤーに対してはこれが正解ってあるのよ)
森にジャッジ・オブ・ソウルを打ち込むために近づく/森からの攻撃を警戒して離れる

ミニマップから得られる情報やビルド次第で、上の行動は正解にも不正解にもなります。

ただ、二つだけ、確かなことがあります。
丁寧な兵士処理DSが書ける練習をしてください。
セブンスピリットの小玉で倒す場合はそちらを操れるように練習しておきましょう。絶対に役に立ちます。

試行錯誤を楽しんでください。
ビルドは流行りのビルドと私のメインの二つを紹介しましたが、傾向は全く違いますよね。
これは、同じキャストに対して、自分の見つけた強みを生かして最適化した結果、全く異なる方向性に進化した結果になります。
すなわち、正解は一つではないということです。
(といいつつ、ハイブリッドが正解になりそうな気はしないでもなく。)

マッチング帯が変われば、メタゲームは変わります。
各人の腕も考えれば最適解も当然、異なるでしょう。
先人のビルドと立ち回りで勝てないのであれば、勝てるビルドと立ち回りを探してみるのもいいと思います。
更新日時:2024/09/23 08:32
(作成日時:2024/09/21 23:41)
コメント( 4 )
4件のコメントを全て表示する
エルク
文筆
文筆
エルク
9月22日 22時1分

対マリアンは私も苦戦しますね。
セブスピ解禁DSでダウンが取れるLv4が一番有利を作りやすい一方で、
Lv6を待っているとマリアン側の強化で押し込みづらくなります。
対端マリアンはLv4で挑戦することが多いですね。(むろん、ミニマップ次第な部分もありますが。)

しんまい。
えーでるわいす
文筆
文筆
えーでるわいす
9月23日 1時0分

ヴィクトリーロードに回復効果2倍は無いです。回復効果増幅があるのはトワイライトブレスです

エルク
文筆
文筆
エルク
9月23日 8時30分

精霊ゲージが最大値の時はありましたよね。
と思いましたが、HP回復効果ではなく、HP回復量でしたか。

コメントするにはログインが必要です
シェア