褒めるタグのお話

お初にお目にかかります。
姓は一方、名は五何、メロウ使いの金筆テイルマスターです。
変換が面倒なので、イツカと呼ぶのが馴染むでしょう。

有象無象の凡骨ゆえに私を知らない人は多いかと思いますが、『 #このタグを見た筆持ちは今日味方に来て上手かった人を褒める 』のタグを（使ったことは無くとも）見かけた事がある人はそこそこいることでしょう。
移動時間が暇なので、使ってみたかったワンダー部の初体験ついでにその話をしてみたいと思います。
つまり、創設者がタグに乗せた願いに関して。
（余談ですが、ここまで打ってたら乗り換える駅間違えました。楽しい旅路です）


創設に関わったテイルマスターは2人いて、その内の1人が私です。
もう1人の名前を出す許可は取っていないので仮名でインドさんとして、相互のこの方が「捨てゲーを目撃した話題は伸びるのに誰それが上手いって話題は伸びない、世知辛い」みたいな話をしている所に便乗してこのタグを作って貼っつけたのが始まりとなります。
そういうタグが有ってほしいとかねてから願いながらも、世間体を伺うのが好きな私はそれを打ち出すだけの（失敗したならそれはそれとして流せるだけの）『ノリ』を作ってくれる誰かのツイートを待っていたからです。それを言ってくれたのがインドさんでした。


私にとってwlwは、初めてハマった「オンラインのチーム式ゲーム」でした。括りが微妙ですが、要はLOVとかボダブレとかやってなかったって話です。maimaiが好きでゲーセンに通ってて、筐体PVの美猴がかっこよくてプレイしてみたら、皆いいキャラしててハマりました。美猴は色々有ってもう二度と使いません。だって初対面の人の前で笑いのタネにされたくないですからね。

で、他人の悪意に疎い自分はwlwを通じて、他人の下手や失言をつついて晒してお焚き上げする文化が一部にある事を初めて知りました。一部、便宜上一部なのですが、それで盛り上がる様は見ていても関わっていてもあまり気持ちのいいものでは有りません。

「がっかりさせんじゃねえよ」……などと最初は思いましたが、これはこれで自分のエゴです。そもそもTwitterで他人に干渉しすぎるのはあまり賢い行いでもないでしょう。
ですが、やっぱり悪意に疎い人なので、それだけじゃないと思いたかったのです。
『だから褒めることにしました』


……そういう成り行きで、あのタグが作られました。
最初はスベって一週間もしたら使われなくなると思っていましたが、大盛況とはいかずとも連綿と使われていて私は嬉しいです。
単純な感謝か、無冠の武芸者へのスポットライト当てか、はたまた身内の褒め合いか……利用者の方々がどう思って使っているのかは知りませんが、私にとってはプレイヤーの善性の証明です。
そして、私の思惑を別として、あれは『いい文化』だと思っています。

正直な所、タグを使わずとも褒める人は褒めてますし、それはとても素晴らしい事だと思います。つい先日、私が尊敬する方が金筆ピーターを褒めて、本人らしき人が喜んでたのも見てますし。
でも、それはそれとして、このタグは掲示板のようなものなので、ガンガン使ってほしいです。

「自分から見たら上手かったし助けられたけど、マッチング帯的に特別上手いわけではないんだろうな」とかそういう逡巡は要らないです。ありがとうって言いたいだけでいいです。
ああ、ですが、このタグで褒められたプレイヤーに対して「あいつ上手くねーだろ」的な意見はできれば胸に秘めていただけるとありがたい。所詮1試合の邂逅が常だらかね？ その試合の調子がよければ、大抵の失敗は帳消しなのさ。




こんな所でしょうか。特にオチは有りません、論理が飛躍しがちなので長文はあまり得意じゃないんだ……スマホの電池消耗がそこそこ激しい。純露がなくなりそうである。
意外と長く続くタグになったから、暇にかこつけて一度書いておこうと思った世界です。これここに書いてよかったんだろうか。
何にせよ、気が向いたら今後も褒めるタグをよろしくお願いします。