1911

サポーターを狙うタイミングはいつ

by
いす
いす
 中央2対2の話です。
 アタッカーをA、サポーターをSと略して書きますね。

 中央を崩す定石としては、相手のどちらかを帰城または撤退させて2対1にして押し込む、というのが最もあるパターンです。
 では、中央がAS編成だった場合、敵のAとSのどちらを狙うと良いでしょうか。

 答えは簡単で、Sを狙うほうが良いです。
 キャスト戦が得意なように能力設定されているAと、味方の援護支援が得意なように能力設定されているS、ですからね。
 キャストごとに多少の相性差はありますがロール上はこれが正解になってます。こちらもSの援護があるとは言え、キャスト戦が得意なAを、その援護が得意なSがいる状態で狙うとか……完全に博打になりますよね。勝つべくして勝つを選択したい。
 なので、味方Aは相手Sを狙い、味方Sは兵士処理、相手Aは味方Sを狙い、相手Sは兵士処理、が、中央2対2の基本的な動きになって行きます。

 では、Sを狙うにはどうしたらいいのでしょう。そのキャストの特性から考えてみましょう。
 ちなみにルビー筆の話なので、もっと上位の人は感覚が違うかも。舞踏会とかでご一緒する時にヒシヒシと感じるんですよね。多分、こういう弱点や特性が分かった上でもう一つ上の考え方をしなきゃいけない人たちだから……。


■ピーター・ザ・キッド
 レベル2からピーターは2種バフで急加速、レベル3で万能のエアウォ解禁。硬直が大きいものの、ダウン属性で射程の有るSSが脅威。
 レベル3になっただけでもう倒せない……と思えるが、これは「ピーターを倒そう」と思った時の話。ピーターはHPが低く各アクションに隙が大きいので、1発当てれば大抵無茶できなくなります。
 帰城をさせても持ち前のスピードですぐ帰ってくるけど、前線に少し居ないだけでピーターの兵士処理の弱さがガッチリ出てきます。
 倒そうと思わなくていい。悪ガキには鉄拳。これが大事。


■シレネッタ
 エナジーソングの相方への回復力は凄いです。シレネッタ相方のAを狙うとか、狂気の沙汰。シレネッタ自身の自衛力はそこそこしかないので絶対にシレネッタから狙いましょう。
 シレネッタと言えば、全員生存状態ならいつ打ってもわりと効果のあるワンダースキルが特徴。レベル5を超えればわりと早めにワンダースキルを使ってくることが多いです。レベル5即ワンダーも珍しくありません。
 このワンダースキルにはもう一つ効果があり「自身のMPが大幅回復」します。つまり、レベル4~5付近でMPドカドカ使うタイミングがあるんですよね。
 これを狙うと良いです。HPはワンダースキルで回復させるとすればMPを大量に消費するのはパッションストリ~ム(津波)のみ。これ、相当隙がデカい。画面内にAがいたらなかなか打てません。(Aが兵士処理とか巨人処理とかしてたら別ですけど。)
 津波が打てない=MP使えない=WSが遅れていく、または、WSの効果が半減、です。レベル4になったらシレネッタに粘着してみましょう。


■ヴァイス
 ピーターと同じですが、ステルスフード+デンジャーエッジで兵士処理も苦にしないキャスト。捕まえたくても壁超えDSでスルスルと逃げていく。ピーターと違ってステップが優秀でSSやDSにも隙が少ない。
 ならどうするかですが……これもピーターと一緒でいいです。「ヴァイスを倒そう」と思わないこと。1発当てて無理が出来ない状態にすればいいんです。その状態で放置をするとステルスフード+デンジャーエッジで平気で兵士処理しているかもですがプレッシャーをかければ問題ありません。
 軽快なステップとダウンするSSの相手をするのは面倒ですが、ピーターと違って兵士処理は遅くないので放置はNGです。所詮はサポーター、差し合いになれば当然A有利です。


■かぐや
 兵士2列3列後ろから兵士処理してくる長距離砲。ただ、何もない所での自衛力はサポーターでも最も低いレベルになります。
 それは相手のAも解かっているのでかぐやを守る動きが多い。見えない位置からでも飛んでくるかぐやの攻撃を見ながら相手Aを捌いて敵兵士列を捌いてかぐやに肉薄するとか無理がすぎる。相手Aが護衛にいる時は難しいと判断していいでしょう。逆に、相手Aが味方Sを狙っていれば話は別です。グイグイ行きましょう。
 ただ、かぐや単体でも「2列3列の敵兵士の攻撃」をかいくぐりながら「竹光の足枷(竹槍)」の間合いを見ながら手順を追って少しずつかぐやに近接していくことになります。慣れないうちはこれが難しい。と言うか、これが出来るとダイヤ筆まで行けるらしいです。
 攻めるべきタイミングは開幕拠点の攻防が終わって、自分、または、相手Aが動くタイミングとなった時。動くと見せかけて森から奇襲が一番食いやすい。かぐやを守る相手Aの行動を見ながら、端へ中央へ速い行動を心がけよう。移動速度の遅いかぐやを制するのは速さである。
 かぐやは立ち位置の移動もかなり嫌います。かぐやが立つ側の敵陣森に入れば、かぐやは必ず反対側に移動します。この移動だけでも移動速度の遅いかぐやにとってはかなり嫌な事です。


■多々良
 シレネッタと同じく、多々良相方のAを狙うのは狂気の沙汰。多々良のHPバーのデカさに臆することなく、多々良から狙いましょう。多々良単体であればかぐやの次に狩りやすいほど隙が大きいです。
 多々良は相方がいてこそ光る支援スキルが多く、端支援をあまりしません。対面Aの意識を巧く左右に散らして誘導するのも有効です。ただ、錻喰らいがレベル5で解禁されると1対1で多々良は非常に強くなります。中央を放置しすぎないことも大事。もちろん相手Aの意識が中央のままだと相手A+多々良に味方S1人では勝てるはずもありません。簡単に奥拠点までいかれます。


■エピーヌ
 死なないと味方を超強化してしまうエピーヌ。放置すれば相手Aのスキルダメージとリンクダメージがヤバいことになります。
 もちろん狙うべきはエピーヌの撤退。追い払えばいいでは済まされません。相打ちでもいいのでキルすることが大事になります。
 エピーヌの自衛は根本的に2つ。微睡みの粉ワンダースキル+ミルキーウェイ(帰城するマスタースキル)。ワンダーミルキーはほぼ全ての攻撃に対して確定で逃げられます。Lv5以降に試合中1回だけなので、Lv4以前か、Lv5以降の2回目のチャンスを掴む必要があります。微睡みの粉は食らうと長時間の行動不能になるため兵士列が無い所ではまずこれを使ってきます。相手の行動が読めれば避けて刺すだけですね。
 Lv2~3のキルだと再百年バフでまた脅威になり仕留める必要が出てくるので、Lv4帯、または、Lv5以降で自身のWSを使ってでもエピーヌを仕留めに当たりましょう。エピーヌのバフは非常に強力なのでエピーヌ放置はチーム全体に影響してきます。
 味方巨人が出ている時・出た後だとエピーヌは積極的に巨人にMPを吐くため、仕留めやすくなると思います。


■メイド・マリアン
 DSが威力硬直ともに性能が高く、相方SのHPが開幕からどんどん削られて味方Sの帰城で1対2になってしまうパターンが多い。開幕から近づこうにも対面Aがいる状態ではなかなか難しく、マリアンを森に追い込んでもダブルショットに当たれば対面Aが喜んで寄ってきて致死圏内。
 なので、「いつでも狙えるぞ」と言う距離を保ちながらレーン戦を続けるのが最も安牌です。マリアンの兵士処理スキルジャッジメントレインはレベル5解放スキルなので、レベル5まではそれほど急がずにレーン戦が出来ます。もちろんうかつな硬直は晒さないように。マリアンの優秀なDSがポンポン飛んできます。マリアンがじれて隙を見せた時に一気に詰めましょう。マリアンの兵士処理が緩いからといって放置すると相手Aとマリアンに睨まれた味方Sは何もできなくなります味方SがSSもDSも振れずに中央ラインはどんどん下がっていくことになるでしょう。
 レベル5以降のマリアンはジャッジメントレインで森から壁越しに兵士処理が可能なため、森に逃げたら必ず森の中まで追いかけること。他キャストだとレーンから追い払うだけでも十分だったりしますが、対マリアンの場合は、マリアンが森の中に立ち位置を変えただけで追い払ったことになりません。また、マリアンは長距離キャストですがスピードがSに近いAです。足が速いので森の中でも注意しましょう。
 マリアンがワンダースキルを吐いたら離れましょう。Aを軽く屠ってくるワンダースキルなので危険です。アシストの発動や味方Sのワンダースキルで超スピード状態になっていれば抑え込むことも可能です。特に、マリアンのWSに対して味方Sが反応したワンダースキルは「抑えてくれ。拠点が取れる」という意味が強い。危険でもやるべきでしょう。


■シグルドリーヴァ
 速攻性のあるスキルが少ないのでサポーターとして目立たないものの、チーム全体に影響するおかげで実は勝率が悪くない優秀サポーター。最近、そのせいで下方を受けている模様。
 ゲージキャストなので当然狙うのはゲージが貯まる直前、そして、ゲージを使う直前。ゲージを貯めるのはMPの消費なので、シグルドリーヴァだけに粘着していればゲージは永遠に貯まることがない。と言っても試合通してそんなムーヴはさすがに出来ない。でもそういう意識でシグルドリーヴァを見ると「効いてるか効いてないかわかんないシグルドリーヴァのサポートスキルにいつの間にか負けてた」なんてことは減るかも。


■ワダツミ
 シグルドリーヴァと同じく速効性のないスキルが多いサポーター。ワダツミは自身のスキルを空振りするだけでレベルコントロールしてくるため、試合後半になると異様にHPが減らないキャストとなる。そして、シグルドリーヴァと違ってHP回復、スピード、射程、WS時間延長などバフの種類が多彩で、相性イマイチというキャストが存在しないのも厄介。さらに、SSはダウン属性を持っていて本体性能も悪くない。
 狙うべき点もシグルドリーヴァと同じくゲージが貯まった所黒煙時間は15秒ほどしかなく、この15秒間で何もできないとレベルコンが非常にしづらい。特にレベル3~5辺りでは黒煙頼りのレベコンとなる。ワダツミのゲージはチームレベルの上昇で貯まるため、このタイミングでデスをすれば自身のレベコン不能から、味方バフへの影響がかなり長い時間にわたって影響が出る。
 シグルドリーヴァと違って「ゲージが貯まると黒煙を噴く」ので狙い所が見た目にもすごく解かりやすい。黒煙自体の性能は「MP回復速度が上がる」というだけなので遠慮なく突っ込んでワダツミを追い、スキルを打たせないようにしよう。シグルドリーヴァと違って15秒経過でケージは消滅してしまう。ワダツミ自身を倒せなくても影響は相当に出ます。


■ドロシィ・ゲイル
 ワダツミと同じく多彩なバフスキルで相性に隙の無いサポート能力が特徴。短射程だが隙が無くダウン属性のSS、対兵士性能のかなり高いDS、短射程キャストらしくステップも優秀と本体性能も高い。
 バフの効果は全てのサポーターを圧倒する強力無比なものではあるが、スキルに裏表があり、バフ対象は1人だけ、即効性のあるスキルは裏だけという所が欠点になっている。スキルの裏表があるおかげで相方Aがいない状態で自身のためにバフスキルを使いづらい。相方Aが帰ってきた時にバフを渡せなくなってしまうためだ。そしてバフ対象が1人だけなので敵味方3対3の固まった混戦状態でも狙った通りのバフは渡しづらい。
 ワンダースキルを使えば巨人対応も可能なので、ドロシィレーンに巨人が出ると積極的にワンダースキルを使ってくる。自身のスキル消費MP軽減バフのおかげで家スキルが連打出来るものの、家スキルの硬直自体は何も変わらない。家が打てない様に粘着すれば強力なドロシィWS時間が無為に過ぎていく。ドロシィはダウンSSを持っているとは言っても所詮はサポーターなので痛くはない。大きな硬直のおかげで打つ場所も限られている。これは積極的に狙おう。


 これ書く時に調べてみて思ったけど「MPの回転が弱点で~」っていうキャストはいなくなりましたね……スーパーMPアシスト環境はいつまで続くんでしょうかw
作成日時:2020/08/13 15:53
カテゴリ
中級者向け
コメント( 5 )
5件のコメントを全て表示する
るあーじ
るあーじ
2020年8月14日 0時35分

いまでしょ!

......あ、すみません、古いですね。

美食殿@キャル
いす
いす
2020年8月14日 1時14分

WLW稼働と一緒ぐらいの頃だった気がするので、古くないです!現役です! だってWLWも現役なのだから……(迫真)

美食殿@キャル
美食殿@キャル
美食殿@キャル
2020年8月14日 11時7分

やっぱりですか...どうりで当たらない訳です....

あ、今でしょってそんな最近でしたっけ?w(最近?ww)
迫真ww
wlw頑張りますw

コメントするにはログインが必要です
シェア