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今日から始める遮那入門書

by
おるふぇうす
おるふぇうす
★この記事を読む前に
基礎的なことは実は全部wlwwikiに書いてあります。
https://w.atwiki.jp/wlws/pages/758.html


ただ、情報量が多すぎるので最低限押さえておきたい情報を私自身の備考録も兼ねてこの記事ではまとめます。一種の索引にしてくだされば幸い。
(前書き書いた後にWiki見れば解決じゃんと思いましたがそれ言ったら全キャストにも言えることな気がするしもっと使用率上がってるはずなんだよなあ……)
ということで情報量を要点のみに抑え極限まで絞ったらなんとか一つの記事にまとまりそうなので一つにまとめます。
また、この記事の筆者はゲーセンで遮那を見てかっこええやんというガバガバな理由で遮那をメインキャストとしてワンダーを始め、一年やってようやくシルバーまで上がったただの下位帯の人間です。上位ではまた環境が違うかもしれませんし間違ったことを言っているかもしれないので参考程度にとどめてください。本記事作成時のバージョンは「5.32-D」です。
では本題。

☆とりあえずこれだけ覚えておこう
・素のステータスは器用貧乏。真っ先に補強したいのはスピードと火力。
・HPが低いが最大火力のために敵キャストに超接近しないといけない。反撃に注意。
・武器のSS射程は手斧<太刀<武器なし<長槍。一番DPSが出るのは手斧フルヒット。
・WS中は武器の自動装備とスキル消費MP軽減。ただしSS攻撃力は上がらないので定期的に『夢刃正眼』を打ち直す必要あり。
・WSの効果時間は無凸でも83秒。デスすると効果も消えるため、『思い出しワンダー』、『HPミリ残り状態ワンダー』厳禁。
・兵士処理は苦手な方なのでAの誰かが端に行かなければならないときは他のAの兵士処理適性を見てレーンを決めること。端行くときはほぼ専用でアシスト組み直さないときつい。
・全部一気に覚える必要はないのでゆっくり覚えていこう。


☆遮那のステータスと特徴
まずはステータス。数値はwikiのものを転記させていただきます。
HP:45くらい(未検証)→59
MP:55→67
ストレート攻撃力:B(2.3)
ドロー攻撃力:B(1.8)
スピード:A(2.6)
射程:遠
(公式の表記。正確には『可変』)

レベル1時のHPはwikiに記載されておらず、自分のリプレイで目視計算したものとなりますので不正確です。1メモリだいたい10だとすると4つと少しだったからこうかな、とは。正確な数値知ってる方がいましたら教えてください……。
手斧で超至近距離攻撃するにははHPが若干心許なく、スキル型と言うにはMPが少し微妙、しかしSS型と言うには武器を持ってないと貧弱、というなんとも言えぬ数値をしております。HPは専用で、SS攻撃力は必須スキル使用で上がるのであまり気にならないですがMPは常にカツカツな状態です。
スピードの基礎値は素のジョーカーとだいたい同じです。手斧で攻める時は若干心もとない数値なので以前のようにガン盛りする必要はありませんが多少は補強したいところ。
……とまぁ、なんとも器用貧乏なステータスとなっています。足りないとこはアシストとソウル、スキルで補ってね☆という運営のお達しでしょうか。恐ろしい。

☆アビリティ『夢刃蔵』について
WSかスキルの『夢刃正眼』を使用すると3種類の武器のうち一つを装備します。別名【ガチャ】と言われている通り、出てくる武器はランダムで欲しい武器をすんなり引けるかは己の運次第です。
しかし、完全に運任せというわけではなく、一定の法則が存在するので使う場合は覚えておきましょう。
・試合中最初のガチャでは「手斧」か「長槍」のどちらかが出る。(=「太刀」は絶対出ない)
・試合中2回目以降のガチャでは「直前に装備していた武器以外の二種」のどちらかが出る
(=今持ってる武器がもう一度欲しいなら最低二回引き直す必要がある)
下の方は文章だけではわかりにくいと思うので、一応文章として列挙しておきます。

 
直前に装備していた武器→ガチャ時のテーブル
太刀→手斧or長槍  手斧→太刀or長槍 長槍→太刀or手斧

この法則はWS中の武器自動装備時にも適用されるので、今握っている武器から次に出てくる武器の予測も含めた柔軟な立ち回りが求められます。難しい。

☆武器装備時のSSの射程等の変化について
射程の変化についてはバージョン5.20-C時点のものですが視覚的にもわかりやすくまとめてくださっている方がいらっしゃったのでこちらを参考にしてください。
こうして数値やグラフにして見てみると武器によってガラッと変わるのが分かるかと思います。しかし、変わるのが射程だけではないのがちょっと厄介なところではあります。以下、射程以外の変更点を挙げます。

長槍→弾速とサイズが上がる。兵士の間をどうやっても通せなくなるので兵士を挟んでの対面は苦手どころか逆にジリ貧に。兵士を挟まない、あるいは槍だけに横槍を入れる形で使うと使いやすい。素直な強化なので慣れないうちはこれを軸にしてもいいかもしれない。

太刀→射程が若干下がるがSSが2連射になる。ダウン属性のため対キャストの威力は追い打ちダメージが上がっていないと微妙だが、兵士処理は全武器中もっとも安全に効率よくできるため中央レーンの維持や端レーン担当時の兵士処理等に一役買う。

手斧→射程がかなり下がるが(無強化だとスカーレットのSSと同等かそれ以下くらい)SS非ダウン属性の6(5?)連射になる。ショットガンを想像するとわかりやすい。超接近して全弾当てた時のDPSは凄まじく、アシストやバフでガチガチに固めていれば10割全部持っていけることも。しかし、当てた時のノックバックが凄まじく、どこで当てようが最大までノックバックさせてしまうのと超接近することによる被弾のリスクも無視できないのでマスタースキルでの補助や壁を利用して確実にキルに繋げていきたい。

☆武器装備時の一部スキルの追加効果について
遮那のスキルですが『夢刃逆落』と『八艘跳梁』が追加効果ありのスキルの中で最も使われるのでその二つのうち使うものを覚えておくといいと思います。ちなみに、双方とも手斧、長槍消費時の効果が範囲は違えどそれぞれ『起点から飛んだ手斧に当たるとポイズン』『ダメージゾーン形成』になるので、SSの効果と合わせて手斧は『攻撃的』長槍は『防衛的』と捉えても問題ないかと思います。というか私はそれで覚えました。
太刀が少し特殊で、『夢刃逆落』で使用した場合は範囲攻撃、『八艘跳梁』で使用したときは攻撃判定を持つ突進に変化します。前者は兵士の列に打ち込むもよし、敵キャストが固まってるところに打つもよし。後者は兵士列に対して真横に引くと兵士一列を掃除できます。マルチに活躍してくれますね。

☆槍装備時効果でできたダメージゾーンについての小ネタ
『八艘跳梁』の場合は発生保障が存在し、途中でダウンさせられても本来の着地地点までダメージゾーンが発生します。設置判定が別なんでしょうね。また、『夢刃逆落』、『八艘跳梁』どちらのダメージゾーンにも言えますが、シトリージキルでこちらに吸い寄せながらダメージゾーンに押し付ける、体力が残りわずかの敵をダメージゾーンに向かって吹き飛ばすことでキルを取れる、という小ネタも存在します。後者は昔一回だけピーターが合わせてくれたので成功しました。が、成功率は高くないですし、狙ってやることでもないのであくまでも小ネタ程度にとどめておきましょう。

☆スキル組みはどうすれば?
一例として私が最近使っているのを挙げます。
スキルは『夢刃正眼』(ガチャ)が必須枠、『夢刃逆落』が序盤の兵士処理にも一役買うため準必須、不動鬼若が入っているスロットが各個人に合わせた自由選択枠となります。
遮那は兵士処理が得意な方ではないため、Lv2から使え、比較的軽めのコストで兵士を範囲掃討できる逆落は入れておいて損はないと思います。
選択枠は『八艘跳梁』か『不動鬼若』の二択になると思います。武器を消費してバフを得られる『夢刃転遷』は確かに強力だけど武器の再装填MPも同時に確保しないといけないという、総合的に見るとMP消費量と消費する時間と効果があまり釣り合わないスキルとなっているため現在は採用率が極めて低いです。
『八艘跳梁』は壁越え可能な移動スキルです。しかし、無敵状態にならないことと常に最大射程を移動するという癖の強い移動スキルですので着地地点の安全をある程度確保してから出ないと着地狩りに逢います。追加効果が何かと便利で敵キャストに急接近もできる優れものですが、手斧SSで攻撃したいがために手斧を背負ったまま飛ばないようにしましょう。着地地点で消費されてWS中でない限り素のSSで攻撃することになります(n敗)。
火力がインフレしている現環境では『不動鬼若』の採用率も高くなっています。以前はコラプサースフィアで無敵を張って、という運用もあったようですが、素のスピードが上がったことが幸いしてか、八艘を刺さないと全シーン厳しいとかそういうことも少なくなったので、『不動鬼若』の採用率が上がったのではないでしょうか。詳しいことは知りません。
『不動鬼若』は無敵だけではなく、効果中はあらゆるデバフを無効化できるので、ダメージさえ受けなければ巨人の付与するデバフを物ともせず安全に処理できるでしょう。
ただ、このスキルの厄介な点は公式の『攻撃を受けると』の『攻撃』ってどの範囲かが現在も正確にわかっていないことです。
公式の表記はこうですが、Wikiでは『敵の攻撃一発分だけ無敵』『連射タイプ、振りかぶりに当たり判定があるキャストにはほぼ無意味になってしまう』と記載されており、追記で特定キャストの振り払いSSが全弾防げたという報告がある、と記載されていましたが、私が色々とTwitterで聞いていた方が知り合いの遮那を使っている人に聞いたところ『多段SSは1セット防げる』と言っていたとのこと。
……で、私の方でも色々使ってみましたが、以下のことが判明しました。
・WピーターのSS
→稀に2段目が防げる。普通は2段目3段目が当たる。
・ジョーカー、ドロシーなどの2段SS
→時々全弾防げる。二段目が当たることの方が圧倒的に多い。
・ジョーカーのHold Up!、スカーレットのデットリーギフト
→ヒットしなかった判定になるため追撃が発生しない。
・アリスとルカのびっくり、ルカとマリアンのジャッジメントレイン
→多段ヒットのため1発目は防ぐがそれ以降は普通に当たる。
・アリスのボムバルーンやSS追加効果のポイズン
→正直覚えてないが確か毒は踏み倒せなかった気がする。今度当たったら検証してきます。

前々回のプレイ日記につけたリプレイの残り2分切ったあたりの森での泥仕合を見るとわかりますが、森に入った直後のドロシーのSSは全弾防げているのにその後同じく不動を入れた状態でドロシーのSSを受けたら1段目しか防げていないことがうっすらわかると思います。


結論 過信するな

というわけで不動採用時は『何はともあれ一撃しか防げない』を念頭に置いて動きましょう。

☆アシストはどうすれば?
5.32-Dで新しくアシストやソウルが出たので今後大きく変化する可能性がありますが、今のところ遮那自体の環境を激変させるものはないはずです……多分。
中央に行くか、端に行くかで大きく変わると思います。これも参考程度で私の普段のビルドを載せておきます。
こちらは中央用ビルドです。スキル組み紹介の時に乗せたスキルとマスタースキルでアシストはこれで戦ってます。対面がエルルカンやナイトメア・キッドなどの射程や機動力でどうしても勝てない場合は臼を『耳隠しの大きな帽子』に差し替えてます。臼の効果は敵キャストに攻撃を当てる前提であり、手斧SSをフルヒットさせると1段階成長することもあり、多段ヒットの攻撃手段が豊富な遮那にとってはだいぶありがたいアシストではあるものの、当てるのに自信がない場合は、特殊効果目当てで『青い羽のイヤリング+』、スピードを求めるなら『悲しみを知る涙の宝珠』か『耳隠しの大きな帽子』などを、火力を求めるなら『怪力無双の百貫目金棒』を入れてもよいでしょう。また、装飾を2つ入れるのであればソウルを『プレシデン』に変えてもいいかもしれません。効果が違うのでこの辺はお好みで。マスタースキルは小技で紹介した通り何かと使い道があるのでシトリージキルを推奨。慣れなかったり持ってねえよという場合はルサールカジェムかサラマンダーアイドルを代わりに使うことも可能です。ジキル、ルサールカを使った後に相手に移動系スキルを撃たれたり反撃を撃たれて逃げられないようなるべく一撃必殺を心掛けましょう。
 

これは端用ビルド。兵士処理があまり得意でないので、太刀での追加効果で兵士処理が容易な八艘に入れ替えています。不動の無敵は兵士弾でもはがれてしまうので端で兵士を主に相手取る場合は使わないほうがいいと思います。ただし、相手AにリトルアリスやロビンなどのスキルやWSの一撃が重いキャストがいる場合は自衛手段として不動を握っておいていいと思います。
主な兵士処理方法はドローと太刀、手斧のSSと太刀逆落、太刀跳梁になるかと。私は巨人処理に手斧SSを使っています。
アシストはMP増強とドロー攻撃力、耐久力に振っています。端でも何かと武器が入用なので中央以上にMPは盛っちゃっていいと思います。アシストはカラートにして、SSでの兵士処理の他、スキル消費MP軽減でドローを描ける分のMPも確保できるようにはしています。
アシストやスキル組みは個々人で使いやすい構成があると思いますので長く使いたい場合は模索してみてください。

☆そのアシスト持ってないんだけど
紫の魔女の髪飾りはともかく、専用である『九郎判官の戦装束』、『戦の記憶宿す輪宝』はこれから始める人は持っていないことが多いことが予想されます。じゃあ代用ねえのかという話になりますが、Lv6専用WRの『戦の記憶宿す輪宝』は代用アシストが存在しません。効果がかなり強力で遮那にとっては必須枠なのですが(特殊効果がスキル一回打つだけで発動する優れもの)それ故に代えがきかないといったところでしょう。一応Lv6A専用WR(大太刀)が該当すると思うので作成するまでそちらで代用できると思います。
『九郎判官の戦装束』は効果が近しい『青の占星師のヴェール』が代用先としてよく挙げられます。こちらはストレート攻撃力アップと射程アップ、回避距離アップが特殊条件ではありますがついてきますが、ジキルをさせばどちらも条件が満たされるので運用はさほど難しくないと思います。
専用の方は効果が時限式な一方で、ヴェールはレベルが達したら即時発動なので即効性を求めるならそのままヴェールを使い続けてもいいでしょう。ただ、体感ではWS打つ頃には専用の特殊効果も発揮されてることが多いため、ここも好みでしょうか。

☆おわりに
実際の動きに関しては上手い人のリプレイやwikiの戦術欄を確認してください。3まで耐えて4でアクセルを入れ、6になった頃にWS発動が個人的な理想の流れになりますがそう上手くいかないのが野良の全国対戦ですのでその辺はこう……根気よく……経験知を積むしか……。
冒頭にも述べた通り、この記事は備考録も兼ねてるので不足があると思いますがそこは目を瞑って……ください……。私が答えだけじゃなくてそこに至る「Why」を知りたがる人間ですのでほんとめんどくさいですね。
また、新アシスト、ソウルの登場で全体の環境がどう動くかもまだ未知数ですのでこれも参考程度に留めていただければ幸いです。それではまた、彼の国でお会いしましょう。バイバイ( '∀')ノシ
更新日時:2021/11/01 23:31
(作成日時:2021/11/01 20:47)
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