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アタッカーキャスト紹介Part5(妲己~ルカ編)(A初心者向け)

by
John
John
こんにちは。Johnです。

アタッカー紹介最終回のPart5です。

今更ではありますが、当記事はPCで編集していますので、
スマホやタブレットでご覧いただく場合は改行などがずれて読みづらい可能性ががございます。
ご了承ください。

今回は仕様の複雑だったり、筆者の理解度が低めのキャストが多いので、
やたらに文章が長かったり、誤りのある可能性が高いです。

また筆者の理解度の差の開きがそのまま、キャスト毎の内容の質に差が出てしまっている可能性がありますが、
広い心と温かい目で読んでいただければと思います。

今までの記事
part1→登場時のルカについて
part2→アシェ~ミクサ
part3→アリス~ジュゼ
part4→怪童丸~ウィキッド


・オススメ度(扱いやすさ、ビルドの組みやすさ)
・強さ(初心者が使い始めでどの程度戦え、勝てるか)
・やりこみ度(熟練した時にどれほど"強さ"より強くなるか)
を5段階評価しつつ、基本的なビルドを掲載して紹介していく記事になります。

また特定のプレイやキャストに対して強制や批判をする記事ではありません。
Aを使う際の参考になれば程度に書いておりますので、こういう意見もあるのか~程度にご覧ください。


・目次
1.妲己
2.ジョーカー
3.遮那
4.フィー・ラプンツェル
5.ルカ
6.後書き




1.妲己



・オススメ度 ☆
・強さ    ☆☆☆
・やり込み度 ☆☆☆☆


・基本
 スキルゲージがある時にDSの終点地点に宝貝(パオペエ)を設置します
 
 その宝貝を自分に引き戻して敵を攻撃したり、宝貝を始点に強力なスキルを放ち戦う
 遠~超遠距離が得意なスキル型アタッカーです。



・特長
 1.宝貝からのスキル攻撃が非常に強力
  →他のキャストと違い自身を始点とするスキルは弱めですが、
  宝貝から発動する場合は強力なスキルばかりです。
 
  「ミセシメ直火焼き」も使い所のあるスキルですが、近接拒否がメインの用途で採用率は低めです。
  なので採用率の高い「アゲアゲ炮烙の刑」と「ネコソギ撫で斬り」に焦点を当てて紹介します


 
・「アゲアゲ炮烙の刑
  →条件付きの代わりに強化版ラインフレアといった性能で、
  射程、攻撃判定、威力が全て高水準で自由度も高い妲己のメイン火力です。
 
  一度に多くの対象を攻撃でき兵士や巨人を止めながら相手へのけん制も可能で用途が広いです。
 
  かなり自由に攻撃先を選択でき、妲己の射程内では確実に安全と言える場所がなく、
  上手い妲己相手に味方ごと焼き払われて悔しい思いをしたことのある人も少なくないと思います。

  対キャスト戦でもレーン戦でも頼りになる、妲己で活躍できるかのカギを握るスキルです。

 
 ・
「ネコソギ撫で斬り」
  →宝貝から入力方向に真っすぐ火柱が伸びていき、そこからコンパスで半円を描くように柱で敵を薙ぎ払います。
 
  入力から発生、伸びる速度、柱の移動する速度が全て速く、直撃、起き攻め、敵の行動制限等様々な使い道があり、
  対キャスト、巨人へのダメージが全スキルトップクラスとLV5解禁のスキルに相応しい強力なスキルです。

  攻撃範囲の広さや持続の長さを活かしレーン等の封鎖にも使えます
  巨人や兵士にダメージを与えながらダウンを取れるので、防衛時にも非常に強力です。
 
  放っておけば兵士や巨人が拠点に流れず、安易に近づけば直撃を受け致命傷となり、
  乱戦では攻撃範囲内全てを焼き払われかねず、相手からすれば対処の難しい妲己の切り札です。
 
 
  両方のスキルが全てのオブジェクトに効果的なので、MPに対するスキルのパフォーマンスが優秀で、
  スキル一発での戦況へ与える影響が大きいです。
 
  単純な戦闘のみならずレーン戦でも頼りになり、次の長所につながります。


 2.巨人、兵士処理が得意でレーン戦がかなり強い
  →遠距離から多くの対象に攻撃できるので
  兵士を挟み距離を取って戦う事の多いレーン戦でかなり有利に戦えます
 
  序盤はゴーヨク狐火の術で相手をけん制しつつ効率の良い兵士処理を行えるので、
  LVを問わずに他キャストより安定した兵士処理が可能です。

  前述の通りメインスキルが巨人にも有効で、兵士処理の邪魔となりにくいので、
  レーン状況が大幅に不利か本体がピンチでなければ、巨人が出ても大きく立ち回りを変えずにレーン戦を行えます


 3.兵士等の障害物の影響をほぼ受けずに遠距離からの攻撃(奇襲)が可能
  
→スキルの最大射程がDS+スキルの射程なので、
  遠距離から障害物の影響をあまり受けずに攻撃し、安全に戦果をあげる事が出来ます

  といっても宝貝が目の前に来たら逃げられるのでは?と思われる方もいると思いますが、
  度重なる上方によりスキルの発生や弾速がかなり速いので、
  目の前でスキルを発動すれば、相手を逃がすことはほぼありません
。(特にネコソギの場合)
 
  現実的な回避方法はWSや一部MSと高速移動スキルくらいしかありません。 

  タイミングと位置を間違えなければ、スキルを出す前に宝貝の設置を気付かれても問題ありません。

  森の入り口に宝貝を設置すればラインフレアと同じように森からの奇襲も行えますし、
  実は宝貝からの攻撃を当てれる(当てやすい)場面は結構多いです。


・弱点
 1.何をするにしても宝貝の設置が必須

 2.基本行動がDSで宝貝設置→スキル発動なので、一度の行動の内で操作回数が多くなりがちで、操作ミスをしやすい

 3.発生が早めの攻撃がSS程度で近接戦闘が苦手(ダウンを取れれば起き攻めでの逆転は可能) 


 4.ゲージが切れている時はほぼ何もできない

 5.素の足が遅く、メインの攻撃が全て2回攻撃動作をする必要があるので、逃げていく敵を追うのがかなり苦手


 遠距離から宝貝を使ってのスキル攻撃に特化しているので、
 どうしても近接戦闘が苦手で、DS+スキルがワンセットなので機敏に行動するのも苦手と、
 盤面を広く移動し、敵を追いかける事の多いAの性質とはやや噛み合ってない所があります

 味方と連携を取る時は自分より宝貝の設置場所が重要になり、
 他のキャストと違い直感的に敵を追い詰めにくく、慣れるまでは苦労すると思います。

 しかし(くどいですが)その分宝貝からのスキルが強いので、
 如何に射程と広い攻撃範囲を活かして敵の行動を制限できるかがカギになります



・まとめ
 スキルを使用する際には予め宝貝を設置するか、設置してからの攻撃となるので、
 少し先の戦況を予測して行動する必要のある玄人向けのアタッカーです。
 
 線を描く回数が他のキャストより多く、DSとスキル用のMPや射程を考慮しながら攻撃する必要があり、
 特殊なAの例に漏れず考える事が多く、プレイ難度が高めで初心者にはオススメできません
 
 エルルカンと同じように中央より端の方が強い場合も少なくなく、
 Aの練習というより、妲己としての練習が必要になる癖の強いキャストです。
 
 しかし扱いこなせれば強いスキルばかりなので、発動までのラグを如何にケアできるかが腕の見せ所になります

 現状は固定ではあまり活躍できませんが、全国対戦等では独特の強みを活かしやすいので、
 ある程度アタッカーに慣れたら、勉強と思って一度使ってみてはいかがでしょうか?

  
・サンプルビルド
 →筆者はWR専用を3,6共に未所持だった為それぞれ代用カードが入っています。
 餅ぐらいの袈裟を3専用、A専用は6専用に変えて使ってください

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2.ジョーカー



・オススメ度 ☆☆☆☆☆
・強さ          ☆☆☆☆
・やりこみ度 ☆☆☆



・基本
 WLWにおいて唯一現代のおとぎ話(?)ペルソナ5から参戦のコラボキャストです。
 ショット、スキルの性能が共に高レベルに纏まっている万能両刀アタッカーです。



・特長

 1.SSはウィキッドのSSの強化版のイメージ
  →射程、攻撃力、硬直が少しずつ強化された感じの使いやすいSS


 2.エイガオン、マハエイハはそれぞれミクサのフレイムショット、ラインフレアの調整版
  →それらより弾速や発生に重きを置いて、直感的に当てやすいように調整されています
  (※但し燃費や攻撃力、射程は少し劣るので上位互換というわけではありません。)


 
3.エアウォークとほぼ同等の性能の強力な移動スキル「AcTiON!」を持つ
  →他の同系スキルと比べ射程や消費MPでやや劣りますが、「全体的に隙が少ないジョーカーが使える」のが強力です。


 4.遠距離版デッドリーギフトとも言える強力な攻撃スキル「HOLDUP!の存在
  →ジョーカーの代名詞とも言える「HOLD UP!は、
  初段を当てると相手をロックし、原作同様の特殊画面に移行し乱舞攻撃を行う攻撃スキルです。

  初弾の判定は非貫通ですが、発生、弾速、射程全て優秀でとても当てやすいです。


  船長組の獲物と同等の射程があるので一方的に狙える場面が多いにも関わらず、
  非ダウン攻撃なら相打ちでも乱舞に移行でき、更に受けた側は乱舞中にバリア等のMSで被害の軽減もできないので、
  相手からすれば対処が困難で、
決定力の高い強力な攻撃スキルとなっています。

  ただし初段を外した時や乱舞後にはそこそこの隙があるので、
  雑に使うと手痛い反撃を受ける事も少なくありません。
  無闇やたらにぶっ放すのは危険です。



 
5.足も射程も並程度だが、AcTiON!とHOLDUP!のお陰で自由に動きやすい
  →高速移動スキルと遠距離で強力な差し込みスキルがあるので、
  距離を詰めるのも離すのも簡単で、更に攻撃手段も豊富なので、
  プレイヤーのスタイルに合わせて幅広く立ち回りを変えられる



 6.殆どの攻撃が兵士や巨人にも有効なので、レーン戦にも対応可能(端適正がある)
  →一発で多くの兵士を撃破したり、巨人の素早い撃破はあまり得意ではないですが、
  ほぼすべての攻撃手段がある程度兵士や巨人にも有効で、
  特化すればそれぞれのショットやスキルを兵士用に使う事が出来るようにもなるので、
  兵士処理でもプレイヤーや相手に合わせて色々な戦術が取れる



・弱点
 1.一撃必殺クラスの高火力スキルがないので一気に形成を逆転させることが難しく、爆発力は低い

 2.スキル自体は扱いやすいが、消費MPが全体的に重くMP管理がやや難しい

 3.突出している所がないので、尖っているA相手に力負けすることがしばしばある
  →上振れ(又は理論値近い動き)を通されると返しようがない

 場合によっては致命傷となるほどの大きな弱点は見当たらず、
 安定感がかなり高いキャストなので、プレイヤーの腕次第でいくらでもカバーできます

 しいて言うならば、ジョーカー自体が場を派手に荒らすのは得意ではなく、
 大崩れしにくい分上振れ幅がAの中では小さいので、性能やラッキーヒットに頼れるマッチは限られます。



・まとめ
 誰が使ってもある程度活躍できるように調整されており、
 初心者の方でも「アタッカー」を体験しやすく、コラボキャストに相応しい性能をしています。

 しかしジョーカーで勝ち続けるには、
 Aの基本の立ち回りやWLW自体のの勝ち方の理解が必要不可欠なので底が浅い訳でもなく

 初心者から上級者まで誰が使っても楽しい良キャストです。
 
 他のキャストにも流用できるAの基礎知識を数多く身につけられるので
 初めてのAにも、「一度別のAを使ってたけど合わなかった時の受け皿」にもオススメできる
 A入門にはぴったりのキャストになっています
 とりあえず迷ったらジョーカーを試してみてはいかがでしょうか。
 


・サンプルビルド






3.遮那



・オススメ度 ☆
・強さ    ☆
・やり込み度 ☆☆☆☆



・基本
 自己強化スキル「夢刃正眼」で3種の武器「太刀」「長槍」「手斧」から一つを装備し、
 武器に応じて性質が変化するSSとスキルを場面に応じて使い分けて戦う特殊な両刀型アタッカーです。
 
 最初は必ず長槍か手斧からスタートし、その後は前回の武器以外の2つからランダムに装備されます。



・特長
 1.武器によってSSの性質が大きく変化する。
 →素の状態ではかなり貧弱なSSですが、武器装備時のSSはそれなりに強力です。
 
 
 
・「太刀」の場合
  →SSの射程が若干落ちる代わりに、威力が上がり、二連射になります。
  他の連射系SSと比べて単発威力が高めで持続も長いので、けん制や置きで優秀です。 
  
  但し二発ともダウン属性なので、「通常は」他の二連射系程ダメージはでません。


 
 ・「長槍」の場合

  →威力と射程、弾速、判定が強化され、見た目が槍のように変化します。
  射程の上昇幅が大きく、アシェのジャストウィッシュSS並みの射程となります。
  連射は効きませんが、射程負けすることはほぼなくなります。



 ・「手斧」の場合
  
単発威力や射程が大きく減少する代わりに、小さな非ダウンSSをばらまくように連射するようになります。
  3つの中では扱いが難しく、場面を選ぶピーキーな性能ですが、
  近接戦闘時は一瞬でキャストを撃破できる凶器へと早変わりします。

  

 ※ダウン追撃時について
  
→遮那は6専用の効果でダウン追撃ダメージが上がります。
  
連続攻撃できる手斧や太刀はダウン追撃でも強力です。
 
  場合によってはあえてダウンを取る事で、逆にダメージを上げる事ができます。


2.特定のスキルも武器を消費することで性能が上がる
素の状態では他の同系スキルより貧弱ですが、武器の追加効果込みなら十分強力な性能となります。
  
  ※大体のイメージ
  
太刀→スキル攻撃力の底上げや攻撃判定の追加(大ダメージ
  
  長槍→持続の長い攻撃範囲を設置 キャストはノックバック、兵士はダメージのみ(設置系スキル
  
  手斧→着弾地点を中心に□の角+上下方向の6方向に毒を付与する斧を飛ばす攻撃の追加(毒追加


 3.戦術の幅はかなり広く、相手が対応しきるのが難しい
 
相手が武器毎に毎回適切な対応をするのが難しく、不意打ちや判断ミスを誘発しやすい

 遮那の居場所や武器が知られてない時は特に顕著で、

 装備される武器がランダム故に装備品を読まれにくく
 
手斧の存在から読み間違えが致命傷となる可能性があるので、相手は迂闊な行動が出来ません。


 4.全キャスト中唯一無条件かつ自由に動ける無敵スキルを持つ
   
自己強化スキル不動鬼若はLV5発動で消費MP40とかなり重たいスキルですが、
 30秒経過か何かしらの攻撃を受けるまで無敵化します。(仰け反りすらしない)

 どんな攻撃を受けても一度だけ追加効果ごと無効化し、無敵が解除されます
 
 
初段が攻撃判定でない物(デッドリーギフトやHOLDUP!等)デバフのみの物(猿系WS等の範囲系デバフ)等、
 攻撃判定の無い物では無敵を解除されずに影響を受けず行動できます。
 

 相手からの攻撃、妨害を全て無効化できるので、MSのバリアに近い使い勝手で非常に汎用性が高く
 
特に反撃を受けやすい手斧SSのキル性能を大幅に上げてくれます。
 
 ※因みに無敵解除までわずかに猶予があるようで、素早い多段攻撃は二発目以降も無効化する場合があります

 但し兵士弾一発でも無敵が切れるので注意が必要です。
 
イメージとしてはキノコを取ったマ〇オです。ク〇ボーでも大魔王ク〇パの攻撃でも等しく一度だけ身を守ってくれます。​


 
 5.WS使用時の火力が高い
​​ →WS中は武器が自動補充され、スキル消費MPを軽減します
 
武器装備の手間やMPが省け、本来では不可能な攻撃付き八艘跳梁からのコンボや強力な夢刃逆落を連発できます
 
 
また無敵と強化スキルを併用しやすくなるので、攻撃をかなり通しやすくなります。
 
 通常時では絶対に不可能なコンボや、多くの手間をかけて使用する強化スキルを無条件で連発できる
ので、
 瞬間火力が跳ね上がります。WSによる爆発力はA屈指です。

 

・弱点

 1.武器を装備してスキルを使って...ととにかくMP消費が前提なので燃費が非常に悪い
 
 
2.装備される武器は常に1/2の運なので、安定して強い行動パターンを持っていない

 
3.武器を消費してのスキルは強力ではあるが、多量のMPや武器の消費に見合っているかは疑問が残る性能

 4.武器で変化したSSは弱くはないが、ゲームを動かせる程の物は手斧のみであり、
   それぞれが適した場面でないと長所を生かしにくいので、装備時のランダム性を考えるとやや物足りない。​​​​​

 
5.中~遠距離が得意レンジだが、極端な近接特化攻撃も持つので、立ち回りがかなり難しい
 
 
6.素のショットの回転率、威力が低く、レーン戦が苦手


 基本戦術がMPを消費する前提で、無駄遣いをするとあっという間にガス欠します。
 狙った武器が出る保証もない
ので、安易に武器を付け替えるのも危険で、
 安定して強い定番ムーブがなく、
難易度が非常に高いです。

 
手斧SS以外の強化SS,スキル単体でゲームを有利にできるパワーがあるとは言い難く、
 難易度とランダム性の割に見合っている性能といえるかは疑問が残ります。


 
・まとめ
 覚える事や考える事がとても多く、相手や武器に合わせて臨機応変な行動を求められる超玄人向けのアタッカーです。

 Aに慣れてる人ですら遮那を使いこなすのは簡単とは言えず、初心者には全くオススメできません

 現状では強いキャストとも言い難く
、プレイ難易度に見合ったリターンがある保証はできません。
 
 無敵スキルの汎用性や手斧の対近接Aへのカウンター性能、太刀スキルの火力等、個々で見れば優れた点もあり

 武器のランダム性の軽減など何かしらの上方で化ける可能性はあります。

 (※何回か同じ様な事を書いていますが、過去強かったキャストは常に少しの上方で復活する可能性があります。)

 どうしても遮那が使いたい方は、
 wlw部の遮那使いの方々が詳しくビルド等を紹介してくださってる記事がありますので、 
 そちらで十分勉強されてから練習していくとよいと思います



 ※9/20.20:40追記→9/21.15:30修正
 
最初修正について、SS攻撃力が上がる事で強化SSが化ける可能性があるという風の予想をしましたが、
 正しくは上方されたのはスピードで、攻撃力は変化していませんでした。
 クラマの項目と読み間違えており、誤った評価をしておりました。
 大変失礼いたしました。


 強化内容は
夢刃正眼の消費MPが25→20と軽減
 スピードが約3メモリの上方となり、やや鈍足だったのがジョーカー程度になったようです。

 劇的な変化ではないですが、単純に燃費が向上し足が速くなったことで、
 立ち回りの幅が広がり、武器に合わせて戦術を組みやすくなったように思います。

 立ち回りの基礎が強化されたことにより、確実に地力が上昇しているので、
 今後の環境次第では、対近接用のメタ等で再び環境でよく見る日が来るかもしれません。
    



・サンプルビルド




4.フィー


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・オススメ度 ☆
・強さ    ☆☆
・やり込み度 ☆☆☆☆☆



・基本
 スキルに魔力レベルという概念があり、同じスキルを使う度にLVが上がりスキルの性能が強化されていきます。
 魔力LVは1~3まであり、3の時は性能が大幅にアップし使用後にLVが1に戻ります。

 ゲーム開始時は1LVからで、1→2→3→1...とレベルが変動します。

 中盤以降は殆どスキルで戦うスキル特化型アタッカーです。
 
 ※以下LVが数字の前ならチームレベル、数字の後ろなら魔力LVの事を指して説明します。
  (LV2ならチームレベル、2LVなら魔力レベルの事を指します。)

 

・特長

 1.魔力3LVのスキルが極めて強力
  →特に攻撃スキルの2つがわかりやすく強力です。
  バフスキルや移動スキルも強力ですが、主にゲームメイクを行うのは以下の2つです。
 

 
近寄り難きストゥルム
  
→LV2の攻撃スキルで、1-2LVでは如意暴風の下位互換程度ですが、
  3LVの時は全ての性能面で如意棒を大きく上回り回転終了時に最初に向いていた方向に円形の攻撃を追加で行います

  追加攻撃は非常に高火力かつ広範囲なので、相手が全ての攻撃を避けきるのは困難です。

  起き攻めの択として優秀で、2LVから起き上がりを狩る事が出来ます
  3LVでは無敵持ち以外は起き攻めがほぼ確定します。  

  如意棒と同じく森からの奇襲や混戦での破壊力は抜群で、
  魔力LV次第では不利状況でも一発で覆せる強力なスキルといえます
 

 
入口無きフェンスター
  →LV3の攻撃スキルで、目の前とその対角線上に扉を一つずつ設置し、
  扉の間を小さなSSのような非ダウン攻撃が往復し、長時間攻撃を行います。

  1-2LVでは弾速や攻撃力が低く敵の行動制限とけん制くらいが主な役割ですが
  3の時は性能が大幅に上昇し、当て方次第では即死を狙えたり、敵兵士を完全に止める強力な設置技になります
 
  扉や攻撃は壁をこえるので、
  3LV時は森から硬直を狙えば現実的に一撃必殺やそれに近いダメージを出す事も可能です。
 
  2LVからは敵兵士に向けて設置すること、自動で兵士処理や進行の妨害ができます。


  これらのスキル2つを使いこなせれば、どのレンジでも有利に戦う事が出来ます
 


 2.SSの性能が高め
  →SSは入力から発生までに若干のラグがあるものの、
  弾速が速く、判定も大きく、高威力となかなかに優秀です。

  遠距離キャストとしてはやや射程が短いですが、弾速や判定を考えれば十分な程で、
  ダメージを稼いだり、ダウンを取る手段としてかなり有用です。

  ただし硬直は軽くはなく、発生前、後共に隙があるので近接戦ではあまり強くないです。
 
  ※DSも悪い性能ではないのですが、描画距離や判定が控えめなのと、
  発生や弾速の癖が結構強く、中盤以降はスキルでほぼ事足りるので出番はあまりありません。



 3.レーン維持や時間稼ぎが得意
  →前述の通りフェンスターのみで相手兵士の進軍を大きく妨害する事が出来るので、
  帰城の前にフェンスターを置けばレーンを維持しながら態勢を立て直せます
 
  戦線復帰時に育ったソトゥルムやフェンスターがあれば、
  簡単にレーンを取り返したり、帰城前よりも更に有利にレーン戦を行う事が出来ます

 

  フェンスターは巨人が居ても兵士処理をしながら巨人を削る事も可能で、
  
フェンスターと自身で役割分担して動くこともできる
ので、レーン防衛がかなり強いです。

  拠点を先行した場合は、自身が倒されない限り簡単には拠点をとられなくなります。



・弱点
 1.攻撃全ての発生が遅め近接戦闘が苦手(特に近接Aにダウンを取られると、反撃手段がほぼない)

 2.スキル、ショット共に癖が強く、扱いが難しい

 3.MPや魔力レベル等管理が必要な要素が多く、プレイ難易度が高い​​​​​

 4.高火力を出すには必ず下準備が必要なので応用が利きにくく、相手に合わせて動くのが苦手
 

 
5.スキルを数多く打つので、MPの消費が激しく管理がシビア


 とにかく魔力レベルが曲者で、1~2LVのスキルでどう戦うか、どこで3LVのスキルを使うかの判断が難しいです。

 本体を叩かれさえしなければ、壁越しだろうがどのレンジだろうが戦えるのですが、
 攻撃全ての発生が遅く、発生保証もないので、
 一度相手にペースを掴まれると、反撃に出るのが難しく打たれ弱いです。


・まとめ
 魔力レベル3のスキルが全てといってもよい尖ったキャストで、
 それらを的確に通すべく常に戦況を把握しながら、先の展開を予想して戦う難しいキャストです。
 (今回の記事先読みが重要なキャスト多いですね...)
 
 基本戦術が全てスキルありきでMPの消耗がかなり激しく
 計画的にレベルを管理し、スキルを的確に使えないとなかなか戦果をあげにくいです。
 
 とはいえ魔力レベル3のスキルには一発で戦況を覆したり、強烈な制圧力があるものばかりなので、
 正しく扱えれば試合を支配できる力を持っています
 
 ただフィーを使うにはAの基礎は勿論、MP管理や適切な状況判断等ゲームの基礎が出来てないと話になりません

 一度別の簡単なAで基礎を身に着け、アビリティの管理に意識を回せる余裕を身に着けてから練習するとよいでしょう。​​​​​​
​​​​

・サンプルビルド






5.ルカ


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・オススメ度 ☆☆☆☆
・強さ          ☆☆☆☆
・やりこみ度 ☆☆☆



・基本
 ルカの詳しい解説は本シリーズのPart1で既に行っていますので、そちらをご覧ください。
 →Part1ルカ編



・実装当初からの変化
 当時から修正されたポイントとそれらによって変わった点に触れていきます。

 1.びっくりの消費MPの下方修正
  →消費MPが10増え、打てる機会がかなり減りました
  以前のように他のスキルと一緒に使っていく事は不可能になり、しっかりMP管理をしていかなければなりません。



 2.通常SSの射程減少
  →立ち回りの要であったSSの射程が(8~10%くらい?)っと見でわかる程の下方修正を受けました
  本体の足が遅めなのもあり、射程が長めの相手には射程負けしやすく、
  弾速や発生が速い訳ではないのでけん制でも扱いにくくなってしまい、やや物足りない印象になりました。



 3.エンドルフィン時の強化SSの射程減少
  →強化時のSSも10%程射程が下がり、縦方向は勿論、横方向への攻撃範囲も狭まりました
  通常SS程の影響はないですが、反撃を受けやすくなり、逃げられやすくなりました。



 4.強化SS状態の時間の上方修正
  →強化時間が20秒程だったのが22秒程度に上方修正され、
  強化SSを打てる回数が強化一回につき最低1~2回は増えました
  これで敵をSSのみで落とせることも多くなり、MP管理がだいぶ楽になり、
  何かのついでに巨人や兵士を処理できる場面も増え、射程の減少をカバーできれば立ち回りが強くなりました。



・まとめ
 総じてPart1当時のルカよりはパワーダウンしましたが
 メイン火力のエンドルフィンとびっくりは現在でも十分に強力で、
 スキルの扱いやすさも相変わらずなので、今でも初心者にオススメのキャストといえます

 ジョーカーと同じでルカ→他Aでも他A→ルカでも割と対応できると思うので、
 Aの練習に向いていると言えるでしょう



・サンプルビルド(Ver.5.31-C現在)
  →帽子の枠はスピード上昇枠で、大臼の枠は自由枠です。WR専用や真珠などが採用候補かと思います。

 




・終わりに


 今回は特に仕様が複雑で難しいのに加え、筆者の理解度が低いキャストが多かったので、
 納得いく文章が書けるまでに今までで断トツに時間がかかりました・・・。
 お待ちいただいていた方々本当に申し訳ございません。

 これでも妲己、遮那、フィーの部分は自分でもこれで良いか納得のいってない所があるのですが、
 これ以上筆者の知識では上手く説明することができませんでした。
 もし該当キャストの使い手の方に違和感や不快感を抱かれてしまわれないか不安ではありますが、
 なるべく中立的かつ事実を表現するように努めましたので、もしご意見があればご一報をお願い致します。

 
 さてこれで現Ver5.31-Cにおけるすべてのアタッカーの紹介が終了しました。
 ここまでの長い期間、記事にお付き合い頂いた読者の皆様、本当にありがとうございました。
 
 最後におまけとして
 「結局Aでオススメなのは誰?」という疑問を解消できる(と思いたい)
 「筆者の考える初心者向けアタッカー早見表(ランキング?)」的な記事を作成する予定です。
 本当にただランク付けするだけの簡単なものにするので、そこまで時間は空けずに投稿できるかと思います。

 よろしけれあと少しだけお付き合い頂ければ幸いです。

 改めまして当記事をここまでご高覧頂きありがとうございました。



 21/09/20‐John
更新日時:2021/09/21 16:29
(作成日時:2021/09/20 22:26)
コメント( 4 )
4件のコメントを全て表示する
John
John
2021年9月20日 23時11分

>燕さん
コメントありがとうございます。
確かに居場所を把握されてると読まれやすいかもしれませんね。
僕が妲己が苦手なのであまり気になった事がありませんでした💦

グレイ
グレイ
2021年9月26日 8時54分

お疲れ様でした。触発されたり参考になった部分がありました
フィーの記事ですが近接戦闘強い訳ではないものの、エアウォ持ってるので自衛力はかなり高いと思いますね

John
John
2021年10月1日 15時54分

>グレイさん
コメントありがとうございます。
確かにエアウォを採用する型ならそうかもしれないです。
ただ筆者がフィーのエアウォについて見識がなかったのと、
直近マッチした全てのフィーの方がエアウォを採用してなかったのであまり考慮せず記事を書いた次第です。

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