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ド底辺マグス使いがCR22になるまでの話 

by
黒瀬
黒瀬
初めまして、7月末にプレイをはじめた初心者マグス使いの黒瀬です。
先日やっとプレイ100日称号をもらいマグスくんのCRも22に上がりました。
先月まではほぼメインキャストのみで進み今は銀で足踏みしています。

いつも記事を読むばかりでしたがせっかくなので忘備録を書こうと思います。
長いしあまり有用な話はないと思いますが、もしも似た位置で悩んでいる人がいたら時間つぶしにでも読んでみてください。
内容としては銀筆以下の人向けです。


に上がって勝率が2割落ちた話

そのままの意味です。わたしは9月の中旬ごろにマグスくんのCRが21になり銀筆へ上がりました。
ステッカーが2枚貼れるしチャームもつけられる!やったー!などと喜んだのもつかの間、全く勝てなくなりました。
今までは讃美歌置いたら強い兵士がその場を何とかしてくれたし、ゲージが貯まれば嘘つきが使えるし。
革命とかもなんとなく効いた気がする、横槍も逃げられるものが多かった、でも銀では何もできなくなりました。

悲しいことに、初めのころは負けた原因すらわからりませんでした
わたしが一番しんどいと感じたのはこの部分です。だって改善方法がわからない
たまに味方のおかげで勝ってページは保てていたけどその後負け越し、たまに勝ち、そのページが無くなり・・・の繰り返し。
わたしはこれを2ヶ月半繰り返しました。ボコボコに刹那門を奥まで抜かれ、味方に煽られ、場外を引かれたこともあります。
味方煽りの是非は置いておくとして、味方が怒っても仕方ないと自覚しているのに何が原因かわからないのは本当につらかったです。
自分が弱いとわかっているのにマグスを使うと大体1番だし、でも4番に負けるし、めちゃくちゃしんどかった。

なおかつ、このころの私はF2編成の場合は番号が早い人が絶対に刹那門側に行かなければならないものなのだと思い込んでいました。
刹那門宣言からの秒速奥抜かれなんてのを日常茶飯事で繰り返していたので今考えてもマッチング相手に申し訳ないです。
苦手な人と当たりそうだったら悠久門側へ逃げていいと気づくまでにえらい時間がかかりました。
そんなこんなで実力がないまま1番刹那門苦手対面行きを宣言する日々を続けすごい勢いで勝率を落としました。

画像見てドン引きしたと思うんですけどわたしもまさかメインキャストでここまでなるとは思いませんでした。
たまに違う子も触りはしてたのですがほぼ修練。
全国は9割5分以上マグスを使っていたので負け越すとこうなります。
なんでわざわざ金払って負けて7分間謝り続けなければならないのか。アホくさ。
でも原因が自分のせいとわかっている上に何が悪いか気付けていないのでどうにもなりません。

ただわたしはめちゃくちゃ負けず嫌いなので、かっこよくて大好きなキャラでボロボロに負け続け、
それを苦に作品を去るなんてことは負け続けること以上に耐えられません。
なので意地でもプレイを続けることにしました。誰だって最初は弱かったはず。銀で弱いと気づけて良かった。
始めて1ヶ月半で完璧にこなせるわけないので現在の自分は最高の伸び代だと言い聞かせて改善に努めることにしました。

ただ自分で自分の機嫌はとれても外からの衝撃には弱かったので他人に弱いと指摘されることにはものすごく敏感でした。
今後似た状態の人を見かけたときは優しくありたい、そしてその分まで背負える端ファイターを目指します。


負け越して思い知ったこと
銅のころはしょっちゅう連勝していたのに一体どうなってるんだ。完全な闇です。
しかしこうして負け越すようになってようやく気付いたのは
  1. たまたまストレート銀昇格したが、うまくなったわけではなく運が良かっただけである
  2. 今まで勝てていたのはまだ「キャラの強み」を押し付ける動きができていない人も少なくないランク帯だったから
  3. 自分は銅までに学ぶべき基礎的なスペックを十分身につけていなかった
ということです。特にマグスというキャラクターは味方への依存度も高いキャストのため、
自分が弱くても嘘つき回せば他のレーンが頑張ってくれたりするんですよね。
それで連勝とかできちゃうもんだから、ハッピーだし前向きに錯覚しちゃう。大馬鹿野郎だよお前は。
意図的にレーンを動かしたのか無自覚でたまたまそうなっていたかでは話が違うと気づくまでにかなりの時間がかかりました。

また、マグスのメイン火力はドローです。ていうかパレード抜きマグスにはドローしかありません
なのにドローの引き方も大して上達していませんでした。線はガバガバ、MPの無駄遣い。
癖のあるストレートは丸投げしていて全然使い物にならなかったし、マグスの強みを押し付ける動きなんて全くできていませんでした。
そんな状態で銀に上がり、周りがキャラの強みを押し付けながら迫ってくるのだから勝てるわけないのです。


ド底辺でもがいた話
やっぱゲームって負けるとめちゃくちゃ凹むんです。しかもチーム戦なので自分のせいで負けるのってすごく申し訳ない。
修練場での練習にはできることに限界があるし相手のスキル感や立ち回りなどを覚えるには全国へ行くしかありません。
相手のCOMもスキルを使うような初心者〜中級者向けの擬似全国修練場が欲しいと毎日思っていました。
しかし無いものはしょうがないので今ある環境で模索してみるしかありません。がんばっていきましょう。
ということでこのころに試したことや考えたことを書こうと思います。
あたり前のことを羅列しているので長いです。


◆対面相性を覚える   
銅のころから察してはいましたが銀になるといよいよ周りもみんな自キャストの対面相性を把握し初めます。
マグスは残念ながら苦手キャストが比較的多い&確実に有利と食いつけるキャストがいない悲しい立ち位置です。
特にバーニングWS全力疾走拠点前に蝋燭置いておきますわね♪少女ことリンちゃんは使用人口も多くよく見かけますね。
スキルのかみ合わせ最悪、森から横槍なんて貰おうものなら自レーンはさながら火葬場と言ったところでしょうか。発狂しそう。
実際同じくらい苦手なキャストはまだたくさんいます。マグス使いがこれから進む世界の様子が見え始めました。

◆苦手対面への過度な恐怖心を減らす   
この項目は読み飛ばしていいです。
このころのわたしはリンちゃんに当たるのが嫌すぎて対面がリンというだけで焦ってしまい、
ただでさえひどい動きが焦りで2倍くらいひどくなる悪循環の中に身を置いていました。
他の苦手キャストは対面することがまだ少ないのでこの時期は一旦リンちゃんへの恐怖克服に専念していました。

まずはリンちゃんの概要を調べ動画を漁り自分でも触ってスキルの様子を体感しました。
あとはボロボロに奥まで燃やされながらも相手のムーブを覚えるようにしました。そろそろ蝋燭置くんだろうなとか。
勝てないならせめて相手のやりたいことを遅らせるくらいのあがきを見せたいという発想です。

それからマグスの動画で対面リンのものを探し、上位の人がどう戦っているのかを眺めました。
やはり厳しそうですがピエロでも勝てることがある。相手も人間なので殴れば体力が減るし泉に帰る。なるほど。
とうてい真似できる気はしませんが不可能ではないという事実がわたしの心を強くします。
お陰で今では恐怖心がだいぶ減り、いつも通りの動きで踏ん張った上で無事火葬場状態です。助けて。

◆ワンダー部の記事やwiki、攻略を読みあさる   
当たり前だし以前からもやっていましたが、とにかくマグス関連の情報を読み直しました。
キャストの強みや弱点、苦手キャストについて、ファイターというロールが持つ役割の話、求められる動きなどなど。
関係ありそうなもの、かつ初級者向け~中級者向けのものを重点的に読みました。
また他キャストの記事でも対面相性について書いてあるものは一旦マグスの項目に目を通しました。
覚えきれなくても、とにかくもう一度自分の経験とすり合わせながら情報を整理しました。

◆ライブラリーを活用する その1   
実はここまで使たことがなかったライブラリー、めちゃくちゃ便利な代物と気づきました。
試合中の動きを客観的に見直せる機能というのはすごくいいですね。
それに自宅でも自分の動きの研究ができるというのはかなり大きいです。

わたしは勝てた試合もしくは自分の中でうまくいった箇所があった試合を持ち帰っています。見ていて気分がいいからです。
もちろん、負け試合のほうが圧倒的に反省点が多いということも理解しています。
しかしこのころは今以上に味方へ背負わせてしまっていたので、勝った試合でも反省点は大量にありました。
今も自分が勝ちを作ることに貢献できたと思える試合はかなり少なく、勝ち試合でも改善点が尽きません。

全ての試合で反省点があるのなら、まずは見直したときに辛くないものを選んでもいいはずです。
負け試合は反復すると気分が暗くなるので、まずは貴重な勝ち試合を持ち帰り「何が良かったのか」を考えました。
ただ、負け試合でも例えば「リンちゃんからいつもよりも長く手前拠点を守れた」みたいな場合には持ち帰り、
今日は頑張ったなと思いつつ「どこがうまくいったのか」「どのタイミングで押され負けたのか」を見直しました。

あとは負けが続いたときのモチベーション上げとしても重宝していました。
反省は多々あれど、勝てた試合はやっぱり気分がいいですからね。

◆ライブラリーを活用する その2   
時間があるときは自分の動画を見るついでに店内リプレイやランカーリプレイをあさります
(店内リプレイについては勝手に見てすみませんと思いつつ・・・。)
というのも、マグスって動画投稿が少ないキャストの1人なんじゃないかなと思うからです。
もちろんめっちゃうまい方の動画は片っ端から眺めているのですが、自分に近い人や少し上の人が少ない。
なので22以上EX以下あたりの勝ち動画が残っている場合にはビルドやMSの使い方なども含め参考としてそっと拝見していました。

◆情報を整理する   
これはわたしの場合なのですが、思ったことを思ったままにするのではなく「具体的に情報を吐き出す」ことで
頭の中に浮いていた情報が着地する感覚があります。個人差なので該当しない人はこの項目を読み飛ばしてください。

ワンダーで遊んだ帰り道、その時思ったことがあればとりあえず忘れないうちにツイッターなどに軽くメモします。
わたしはツイッターとは別で自分用の忘備録にタンブラーを開設しているのですが、
そこで記事として自分の現状を書き出したり、今後の目標としてあげられる部分を箇条書きにしたりという作業を行いました。
もともとは後から読み返してひとりで面白がるために作ったのですが、結果的には頭の整理にもつながって良かったみたいです。
本当はそういう意味でもワンダー部を活用するべきなのですが、あまりに弱くてちょっと恥ずかしいので・・・。

兵士を丁寧に処理するとか讃美歌の位置に気を付けるとか、とにかく「抽象的な目標ではなく具体的に文章で書く」という
作業を定期的にはさんで自分なりに頭を整理しました。文字にして可視化するとあとで簡単に見直せるし便利です。

◆対戦履歴を見る  
初めのころ、対戦履歴の詳細とか見ても全然わからなくて(何が正解なんだ・・・?)と思っていました。
そこでまずは勝った試合の履歴を見比べて共通項を探し、そこが負け試合だとどうなっているかを確認しました。
またその結果を持ち帰った動画とも照らし合わせて勝ちに近づける糸口を探すことにしました。
例えばわたしの場合はこんな感じでした。
  • 嘘つきが6回以上使えている試合は勝てる場合が多い
  • 讃美歌は置き方にもよるので回数の目安があまり目ない気がする
  • 兵士の処理数が80を超えていない場合は序盤から押されてる場合が多い
  • 撤退があると嘘つきの回数が5回未満のことが多い
あくまで個人的な所感です。別にこれが満たされても勝てない場合は勝てないし、そうじゃなくても勝てるときは勝てます。
ただ自分の動きの平均を出しておくと目安になるかな程度の感じです。
最近は「嘘つきを6回使えたか」「兵士をどれくらい処理したか」「被ヒット数」を気にしています。
自分は被弾が多く避けるのが下手かつ殺意ドローも下手なので、ヒット数も頭の片隅に置いています

◆具体的な目標を決める   
そのままです。「強くなれるように頑張る!」ではなく具体的な目標を決めました。
基礎ができていないのを自覚済みだったのでまずは「自分を銅筆だと思い銀筆相当の動きになる」という目標を立てます。
一気に全部潰すのは無理なので、可視化した目標を1つずつ潰していきます。わたしの場合の例を置いておきます。
  • キャストばかり狙わず兵士列の処理をもっと丁寧に
  • 讃美歌を高すぎる位置に置かない
  • 嘘つきは6分を切ったころに使えると良い
  • 1試合に6回嘘つきを使用する
  • 序盤に緊急回避をしすぎない
  • 「立ち止まり」を意識する
  • 手前が無理と判断したら諦めてすぐに回復へ走り、立て直す準備に切り替える
  • ミニマップをよく見る
  • 無理と判断したら早めに援護要請を出す(レーンがやばいのを早めに伝える)
  • 巨人にビビらない、やばい時は出た時点で「巨人を攻撃」の依頼をする
  • 横槍後しんどくても森注意は必ず出す
  • 対面WSチャットを出す
  • 残り2分くらいからはミニマップを見る回数を増やす
当たり前なことばかりですが、それができていないならまずは出来るまで頑張るしかありません。
わたしは対戦ゲームにハマったのが初めてで覚えるのが遅いしゲームセンスも全くありません。
人より遅いならとにかく回数を重ねて叩き込むしかないですが、どうせなら無駄打ちするよりは目標をもった方がいい気がしました。

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いかがだったでしょうか。
本当はまだ書くことがあるのですが書き始めたら予想以上に長かったので一旦区切ります。
ここまでがわたしがド底辺でもがいているときにやったことです。
正直何が効いて何が意味なかったのかはわかりませんが、とりあえず1か月ほどで無残な奥抜かれの回数が減りました。
このあと、環境に慣れてきてから自分が試したことなどは次の記事でまた書こうと思います。

ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

181211 画像の表示がおかしかったところと誤字脱字など一部修正しました
更新日時:2018/12/11 01:01
(作成日時:2018/12/03 18:00)
コメント( 20 )
20件のコメントを全て表示する
黒瀬
黒瀬
2018年12月5日 13時4分

>>するめさん
もともと周りよりも遅れている感覚があったため、追いつくためには周りよりも質を高めることが必要だと思いました。まだまだ下位ランクなのでここでしっかりやり込んでレベルアップしていこうと思います。上に進めたときにはぜひよろしくお願いします!!

巡風
巡風
2018年12月6日 10時46分

記事、拝見しました。
悔しさも嬉しさも体験した上でさらに挑み続ける姿、まさにゲームを本当の意味で楽しむゲーマーだと思います。
自分はメインキャストはマグスではありませんがとても感動しました。
影ながら応援しますし会えた時は全力で遊ばせて頂きたいと思いますm(__)m

黒瀬
黒瀬
2018年12月6日 15時28分

>>巡風さん
お読みいただき、また勿体ないお言葉までありがとうございます!あまりこういうゲームを触ってこなかったので、今までやらなかった試行錯誤でたくさん悩むことができて楽しいです。
早くご一緒させていただけるように、わたしも上を目指してがんばります!

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