2050

メギドラオン(作品が違う)

by
ジゲン
ジゲン
なんでセガはどこもエイプリルフールのネタを本当に実行しようとするんですかね・・・

以下今回のヴィラン戦について

蠅魔王ベルゼブブ

○元ネタ解説
「蠅の姿をした魔王」というイメージを持たれがちな存在。
元々は「気高き主」という意味を持つ「バアル・ゼブル」の存在を嫌ったヘブライ人によって創られた(というかそういう存在とされた)邪教神「バアル・ゼブブ(ハエの王)」なんだとか。ぶっちゃけざっくりと独自解釈しただけだから、詳しい解説は他の人に任せた。
色んな作品で取り挙げられる事が多く、有名どころではP4Aのベルゼブブ(劇中で強力なスキルを使用してダンジョン全壊させた)など。

COJでは赤属性・悪魔(種族)のSRユニットとして君臨。こちらは黒騎士に昆虫の要素を取り入れた感じの人型ユニットとなっている。
ちなみにCOJではSRが最高レアリティであり、wlwキャラのユニットはそこから1つ下のVRである。
性能は「召喚された時に、ランダムで選ばれた敵ユニット2体にBP5000(1体の時はBP10000)のダメージ」と「自分から攻撃した時に、自身のBPをそのラウンド終了時まで自分の場の(自分を含めた)【悪魔】ユニット×2000の分だけ増やす」、
「自分から攻撃した時、自分の場の【昆虫】ユニットを一体破壊して敵ユニットにBP5000のダメージを与える」の3つのスキルを持つという、羅列するだけで強そうに見えるユニット。
その上で基本BPが5000なのだから、「自分から殴りに行くと最低BP7000で殴れる」という高火力ユニットとなる・・・らしい。ぶっちゃけCOJやらんからなぁ・・・

○性能について
以下自分がベルゼブブ襲来を聞き付けた時に書いたメモから引用しつつ、実際の性能について書いていく。

【アタック】
・ 前方へ高速で移動し、斬撃を放つ。ヒットしたプレイヤーにダメージを与える。 
→闇吉備津のDSをベルゼブブのサイズに合わせた様な形の挙動。当然攻撃範囲もデカイ。
 
【魔王剣・渇望ノ生贄】 
・ヴィラン側の味方キャストの最大HPを下げ、ベルゼブブの攻撃力と防御力を上げる。 
・最大HPを下げたキャストの数が多いほど、攻撃力と防御力を上げる効果が高くなる。   
→味方キャストの最大HPをゴッソリ削って自分の強化に充てるかなりえげつないスキル。射程無限。
これにより、敵キャストのHPはそこそこ威力のあるSSで一発退場させられる・・・が、倒したところでキャスト撃破が条件の効果以外には何のメリットも無い。
精々兵士処理能力を一時的に削ぐ程度なので、終盤に移っていく程実質的な効果が増すスキル、と見ても良いかもしれない。
 
【蠅王剣・灰燼ノ生贄】 
・ベルゼブブ中心の範囲内にいるヴィラン側の兵士を撤退させ、さらにヒットしたプレイヤーにダメージとスロウを与える。
・その直後に、ベルゼブブの剣の中心から攻撃範囲が徐々に拡大する衝撃波を放ち、ヒットしたプレイヤーにダメージを与える。
・この衝撃波は、撤退させたヴィラン側の兵士の数が多いほど威力が高くなる。
→まず円状の範囲内に居る味方(ヴィラン側)兵士を撤退させつつ、同じく範囲内に居る敵(プレイヤー側)キャスト全員にこの技が終わるまで持続するスロウを付与。
その後、怪童丸の「地鳴りの雷槌」と似たモーションで攻撃。移動しない時間こそ長いものの、その威力はキャストを巻き込まなくても相当なもの。更に攻撃範囲も前半より広いので、前半の攻撃を回避しても安心は出来ない。
どちらにせよ当たりたくないスキル。
   
【蠅魔王剣・滅亡ノ瞳】 
・前方へ複数の蠅を放ち、ヒットしたプレイヤーにダメージとスタンを与える。 
・その直後に、前方へ3つの衝撃波を放つ。ヒットしたプレイヤーにダメージを与える。
→目の前の空間を剣で切り裂き、そこから扇状の範囲内に蠅をランダムに放つ。その後高威力の3way衝撃波を放つ。
例えて言うなら、前半の攻撃はピーターの「バレットダンス」にスタン効果を付与した様なもので、後半は超火力で弾もでかくなったクロノダイルの「テイルショット」。
とにかくその威力は規格外で、特に後半の衝撃波は根本で食らえばWS発動中のシャリスを一発で落とせるレベル(要検証)。まず蠅を叩きつけられたら死を覚悟しよう。

【長距離移動】
一切の記載が無かった純粋な移動スキル。恐らくは指定した方向に一定距離移動する距離なのだが、これのせいでフロストウォールがほぼ無意味になる(スロウで移動距離を減衰出来ない上にベルゼブブはフロストウォールの範囲内に入る事を嫌がる傾向がある為。というか範囲内で持続する攻撃自体を嫌ってる?)。
その代わりに自身の移動スピードそのものは遅い方なのだが、そんなのが慰めにならない程には機敏に動ける。
 
【クロックアップ】
・ レベルアップ時に一定時間、撃破ダメージが上がる。 
→原作であるCOJでのシステム。「ユニット同士の戦闘で、戦闘に勝ったユニットはレベルアップし、同時にBPも基本BPまで回復する」というもの。要は「ユニットを倒せればレベルアップする上にHP全快(BPはそのユニットのライフの役割もある為)」というわけである。
ちなみに今回の効果である「撃破ダメージ上昇」は、原作のベルゼブブが直接関わる要素には一切含まれていない。(wlwのチームゲージ=COJのライフとした場合)

【オーバークロック】 
・ベルゼブブのレベルが最大まで上がり、発動時にベルゼブブにかかっているスキルの妨害効果を無効化する。さらに攻撃力が上がり、硬質化する。
→これも原作のシステムの一つ。上記【クロックアップ】によってレベルアップする事により、最大レベルとなるLV3まで成長させると、そのタイミングでそのユニットの行動権が回復する。
ちなみに、クロックアップで成長させるのが基本なのだが、実は手札内でも同じカードを重ねる事で、予め場に出すときのレベルを上げる事が出来る。当然こちらもLV3が上限。
また、本来特別な効果を除いて召喚されたターンとその次の敵のターン中の攻撃及びプレイヤーへの攻撃のブロックは出来ない(行動権が無いとどちらも出来ない。ただし行動権を消費するのは攻撃だけで、ブロックする分には行動権を消費しない)のだが、
手札内でLV3にしてから召喚した場合には、この行動権が消費されてない状態で召喚される。つまり他のTCGで言うところの「召喚酔い(ざっくばらんに説明すると、行動権が消費されてる状態で召喚される事)が無効化された状態で召喚される」という事である。

まぁそんな原作の適当感が漂う説明はさておき、こちらではWS扱いとなり、ヴィラン恒例の「リフレッシュ+硬質化」に加え、「LVが最大まで上がる」という効果が付く。このLVの上昇が、ベルゼブブに対してどの様に作用してるのかは不明。

○対策とか
今回のヴィランはとにかく射線上に立たない様に立ち回ることが一番重要だと思われる。
確かにベルゼブブの攻撃は強力なものばかりだが、実のところベルゼブブは生贄系スキル以外を使用する時は必ずターゲットへと向きを変えるので、まずはどちらへと向いてるかを確認しよう。足の遅いキャストはスピードを上げるアシストorソウルも欲しいところ。
また、前回の夢幻フロスティとは違って常に目視出来るので、ベルゼブブの動向は常に監視して起きたい。

取り巻きのキャストにも注意が必要。
今回は2レーン戦となっており、(プレイヤー側から見て)左レーンにはアイアン・フック、右レーンにはミクサとリトル・アリスが担当する。
この3人は、全員SSもDSもダウン属性なので、序盤でコケさせられるとレベルアップまでの時間が長くなってしまい、辛い戦いを強いられるであろう。被弾は極力無くしたい。

○総評
前回のWフロスティ戦よりは"まだ"常識的な性能をしている為、行動パターンさえ把握していれば比較的楽な戦いとなるだろう。興味のある方は是非とも頑張って色んな報酬を手に入れて貰いたい。

○余談
ミクサも使えなくはないです。メテオも頑張れば当てられます。おすすめはしませんが。
更新日時:2018/06/18 20:57
(作成日時:2018/06/18 20:55)
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