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指導者の注意事項

by
マリモGX
マリモGX
こんにちはマリモGXです。

最近プールに行った時にある親子に合いました。
父親が5歳くらいの子供に泳ぎを教えているのですが、なんでできないんだ!とばかりに怒鳴っていて子供は全然楽しそうじゃありませんでした。

皆さんが人にモノを教える際にそうならないよう、今回は上位勢向けに【初心者に教える時の注意点】を書いて行こうと思います。


【禁止事項】

・否定しない

よくいる教え方が下手なタイプですね。「それじゃダメ!」「なにやってんだ!」この手の言葉は絶対使わないでください。
教えてもらう側の人はこういうことを言われたくて教えを請うわけじゃありませんし、こういうことを言われた人は少なからず畏縮してしまい本来持っている力を発揮できなくなります。
もし教えている人が間違えたことをしていたら「こうした方がいいよ」「次からこうしようね」といったように【本人を尊重しつつ、次回改善するように促す】ようにしましょう。




・マナーが悪いことをしない

初心者は何が悪いことかわかりません。
教えてくれてる人がマナーの悪いことをしていたらそれが常識だと思って真似してしまいます。
人に何かを教える人はまず自分自身が真似されて恥ずかしくないような振る舞いをしてください。





【教え方のポイント】


・時間を惜しまない

時間に余裕がないとどうしても教え方が雑になってしまいます。
教える側が時間に余裕を持って教えてあげるようにしましょう。



・簡単なことを1つずつ教える

上手い人ほど教えたいことはいっぱいあると思います。
ただ、最初から子供に教科書を1冊丸々渡されても覚えきれないように、それまで知識のなかった人にいきなり全部を教えられても消化できません。
なので、はじめは簡単なことから1つずつ教えてあげましょう。



・簡単なことでもできたら褒める

これはモチベーションを保つ為&ちゃんとできていると自信を持たせてあげる為にとても重要なことです。
むしろこれができるかどうかが良い指導者かどうかに繋がると思います。



・口頭で説明するだけではなく、実際にやって見せる

はじめてやる人に口頭であーだこーだ説明しても、説明された側は上手くイメージできない場合があります。
なので、新しいことを教える際は自分がお手本をしてあげましょう。



・試合中に口を挟まない

よく試合中に「こっち行って!」「こうして!」と言っている人を見かけます。
それで身に付くのは「指導者の指示に素早く従う能力」であって「自分で考えて動ける能力」は身に付きません。
そうやって指導されたプレイヤーは「その人が指示を出してくれるのを待つようになってしまい、その人が後ろにいるだけでとても簡単なことでも自分で判断出来なくなってしまいます。」

なので、教えてる時に改善させたいところを見つけたら、その試合の動画を保存して、試合が終わってから一緒に見ながら「ここでこうしたらこうなったはずだからもっと良くなった」とか「ここでこうしちゃったから不利になっちゃった。次からこうすると良いよ」とかアドバイスするようにしましょう。
もちろんアドバイスを受けて次回から改善したのならそこはちゃんと褒めてあげましょう。


まとめ

私から伝えたいことは以上です。
集団スポーツのマネジメント資格を取って私が学んだことや、仕事で人にモノを教える機会がたくさんある中で自分が気をつけていること等を書かせていただきました。

アーケードゲームの指導者って「教える人」であって「絶対的に偉い人」ではないと思います。そこをお忘れないよう頭の片隅にでも入れておいていただけたらと思いますm(_ _)m

拙い文章ですが、皆様やこれから始める人のためになれば幸いです。



最後に私の好きな言葉を載せておきます。

やってみせ

言って聞かせて

させてみて

ほめてやらねば

人は動かじ
更新日時:2018/07/31 21:33
(作成日時:2018/07/28 03:26)
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