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変則レーン選択の話(AASS編成向け)

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ll6J(Lが2個です)
ll6J(Lが2個です)
「あれ、案外にアタッカーvsサポーターのタイマン相性って知られてない?」
前に某味方を褒めるタグでお褒めいただきその方とお話したときに思ったこと。

基本的にAASSマッチでもなきゃアタッカーとサポーターでタイマンすることはまずないですが、
このゲームのマッチングはロールの合計数さえ合っていれば
CRTR相性ぐちゃぐちゃ上等で成立する以上、割合は少ないけども確実に遭遇するマッチングです。


 
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そして、この記事を読み進めてもらうまえに確認します。

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AASSマッチングでもセオリーは確実に、
「中央は遊撃役であるAと、バフ配布&レーン維持するS」
「刹那門は横槍こみで殺るか殺られるかの戦いを繰り広げるのでA」
「悠久門はやべえってなったら最悪手前捨てて逃げ出しやすいようにS」


 
これです。これが基本です。それは大前提においてください。
大事なことだから繰り返すよ。



「悠久門はやべえってなったら最悪手前捨てて逃げ出しやすいように」
そしてこれ、レーン戦が弱い晩熟型キャスト、あるいは
拠点数で戦うよりキルダメ重視で戦う方が強いキャストにはこれ……適正ありますね?

「刹那門のセオリーはアタッカー」
「悠久門のセオリーはサポーター」
こちら、逆に来ると分かってる相手に有利が取れるのであれば……やっちゃっていいですね?


という考え方から、頻度こそ少ないものの
「端でアタッカーとサポーターがレーン戦する」試合が生まれます。

1.レーン戦弱い晩熟アタッカーを悠久門に送る
2.刹那門のセオリーとして来るアタッカーに有利なサポーターを送る
3.悠久門のセオリーとして来るサポーターに有利なアタッカーを送る


カテゴリ分けるとこんな感じです。
実際に発生する場合は1と2の複合が9割かと。

それぞれ詳しく見ていきます。


1.レーン戦弱い晩熟アタッカーを悠久門に送る
該当するのはジュゼ、ナイトメアになります。
アラブの王様は晩熟というよりも波が激しいというタイプなので微妙。

元々ゲージ量の少ない悠久門手前は捨てる前提で、
中盤から育ってきたアタッカーの戦闘力で暴れてもらう形になります。
ナイトメアの場合、対面がサポになるので事故死が減るという点もマル。

ただし端サポーターというのは火力は低いものの、瞬間兵士処理力は十分に高く、また
各種マスタースキルで場をもたせる力も今は十分に高いです(エルガーグランツなど)。
ナイトメアやジュゼのレーン戦性能は育成が進もうがお世辞にも強いとはいえないので、
(リッパー発動中はレーン戦が強いというか、レーン戦?それよりも殺戮ショーしようぜ!!!なので)
序盤に押されたまま貫通くらう可能性もあります、はい。

サポーター側から「あとで暴れてほしいからナイトメアくん悠久いって」って提案してこの形になることがある感じ。



2.刹那門のセオリーとして来るアタッカーに有利なサポーターを送る
アタッカーは「中央・端適正」の概念がある程度プレイヤー間で共有されており、また
マッチング画面でビルド見たらひと目で相手がどっちがレーン行くか見えやすいです。
(アリスのリトルフラワー、アシェンのクリスタルレイン、骨の血肉など)

それに対して有利とれるサポーターを送る、
あるいは互角程度の相性でも上のように晩熟アタッカーを対面から逃がすことになります。


・メイド・マリアン→足が速くなく、瞬間兵士処理力低いアタッカー全般に有利
(リトルアリス、中央兼用テンプレのデスフック、クリブ抜きビルドのアシェなど)
・かぐや→上と同じ。ただし横槍リスクは高いので刹那門任せるのはやや怖い点に注意
・ピーター→中の人の訓練されきった機動力が前提として、基本ショット性能が低めのアタッカーには割と互角にやれる
(リトルアリス、育つ前のナイトメアなどを想定)

・ドロシィ&ヴァイス→ショットの射程が短いのでアタッカー対面厳禁
・シレネッタ→端向けにビルド調整した上でならある程度やれるものの、マウント取られたときがとてもきつい



相性だけで書くとこんな感じですが、刹那門サポーターは
「相手の横槍が来ると崩されやすい」代わりに
「手前拠点を先に取れた場合に、そのゲージ有利を守り切る力が高い」というメリットが挙がります。
守る戦いに入った場合は森に引きこもって兵士処理スキル使えばだいぶ通りがいいですからね。

ただしアタッカーWSには強烈なものも多く、
WS込でだとなんやかんやで手前交換+デスで終わることも少なくないです。
マウント取られた場合は奥拠点が危ないのもそのまま。


3.悠久門のセオリーとして来るサポーターに有利なアタッカーを送る
上の逆です。

闇吉備津→投擲サポーターであるかぐや、マリアン
編成事故ったときの端スカーレット→上に同じく。

たぶんヴァイスやドロシィの対面にアシェやミクサ、怪童丸が行っても吐く気がしますが、
このあたりは普通にセオリー通り悠久いった方がド安定かと。

というのも、闇吉備津やスカーレットが端行かざるを得ない編成って時点で事故編成であり、
そして端で闇吉備津やスカーレットが端で有利とれるアタッカーはそこまでいません
(闇吉備津はまあワンチャン力はあるとはいえ、逆にそのワンチャン通せなければ順当に負けるので)

それらが馬鹿正直に刹那いくよりは、悠久でサポーター相手にいった方がええやん!って感じの考え方です。
だからミクサやアシェ、怪童丸がこの考え方で悠久門へ行くことは薄いです。



 
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基本が第一です。AASSマッチングでは刹那A悠久Sが基本です。繰り返します。

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一応マリアンは1200試合くらいやりましたが、
実際に変則的な対面になったのはたぶん10試合いくかいかないかです。
半分は私から提案して、もう半分は相手からこっち来た感じです。

そんなレアケースの話ではあるので、基本第一です。
AASSマッチングでは刹那A悠久Sが基本です。繰り返します。


実際にあった試合で記憶に残ってるやつをいくつか。



例1

自軍:スカーレット・ナイトメア・ピーター・マリアン
敵軍:編成忘れたけど端アシェが確定してた

この試合では味方ピーターが即座に刹那門、つまり端対面アシェを引き受ける宣言をしました。
中央→スカーレットマリアンvsなんか
刹那→ピーターvs端アシェ
悠久→ナイトメアvsなんかS(ピーターだったかな?)

セオリー通りのナイトメアvsアシェの場合、まあ刹那門の手前は折られるか、あるいは守れていたとしても
本来爆発力のあるナイトメアがJW発動でフンフンしてるアシェと花いちもんめすることになるでしょう。

スカーレットも序盤から積極的に敵アシェ側へ横槍を入れてくれて、
ピーターvsアシェの刹那門で先に手前拠点を取ることに成功。
私マリアンはレベル4からはナイトメアにもバフを積極的に渡し、また悠久門の手前交換後は
ナイトメアが動き回れるよう中央と悠久の2レーン見るよう意識して行動。

最後までピーターがアシェ相手に刹那門手前守りきりでこの試合は勝ちました。



例2

自軍:ロビン・アリス・ドロシィ・マリアン
敵軍:中央忘れたけど、端マリアンと端デスフック

敵軍のマリアンが、自軍の端アリス見て変則的に刹那門で行きました。
中央→ふ つ う( わ す れ た )
刹那→アリスvsDS盛りマリアン
悠久→マリアンvs骨フック

上での大まかな相性で書いた通り、アリスに対してマリアンはかなり有利取れます。
ボムバルーン!は優秀ですがマリアンはその射程外をキープでき、また各スキル・ショットにDSが刺さります。
アリスがインファイト挑もうにも、びっくり解禁後ならともかく序盤ではめっちゃきついです。
かくれんぼもかなり下がってから使わないと、DSで強制的に動かされます。

リトルフラワー!型の場合、さらに
「SSたくさん振る→DSばしばし刺さる→かくれんぼ抜きがほとんどなので帰城するしかなくなる→ライン下がる」
という悪循環に入りやすいです。

アリス側は最悪WS使えば手前交換持ち込めますが、
相手中央にマリクアリスジュゼ居たらそうはいかないし、レベル5いけずにボコられる可能性も高いです。


……という相性差を知ってた私マリアン、冷や汗かきました。

こちらもなんとか気合で悠久門の手前とったタイミングで「指示をくれ+アリススタンプ」で、
「きついならこのタイミングでレーン交代する?」という提案もしました。
この試合後にアリスの方とお話する機会があったのですが、やっぱめっちゃきつかったらしいです。
魔刃と太鼓とエルホルだもんな、むしろよく相討ちまでもたせてくれました……


アリスの方がそのままの対面を継続する、とチャットしたため
私マリアンが骨フック相手に気合で2抜きしてからワープで刹那側に飛んで、
中央のフォローもあって巨人と敵マリアンどうにかして試合には勝ちました。


補足がてら、マリアンvs骨フックに関しては
「獲物の射程外をキープしやすい」「蜂の巣したい位置取りをDSで咎めやすい」という性質から基本マリアン有利です。
ただし獲物通されたら10割くらうし、
血肉型でいっぺんダウン取られたりするとそのまま崩される危険も高いです。
この次の試合、同じデスフックが血肉型で端に来た上にドロシィ&ピーターバフで爆速で走ってきて死にました。
レベル3からコンパスレベルの速度で兵士すら無視して走ってきて、ダブショ撃てないくらい動揺してた……。



例3

自軍:スカーレット・ミクサ・マリアン・ふぁいたー
敵軍:猿・アリス・かぐや・ふぁいたー

この試合では
「う~んスカーレット相方で猿かぐや相手に中央レーン戦、正直しんどいな……」
(↑スカーレットが遊撃にいってる間がきついし、さりとてバカ正直に2対2する理由もないからなおさら)
「リトフラアリス対面のがいい……」
ということをマッチング画面で考えていたものの、AASF編成なのでセオリー通りなら私マリアンが中央です。

試合開始して、ミクサが「指示ほしい」と言いました。スカーレット味方なので99%スカーレット中央なのに。
「あ、これミクサも同じこと考えてくれてるわ」と思った私マリアン、悠久門を宣言。
ミクサからもありがとうチャット来たので意図が伝わったと確信。

中央:スカーレットミクサvs猿かぐや
刹那:ふぁいたー
悠久:マリアンvsアリス

AASS編成ではなくAASF編成の話なのでまた上の例とは毛色が違いますが、
・悠久門でミクサvsアリスだとどちらが勝つか流れ次第
・中央でマリアンが留守番だと、スカーレットがいない間に猿とかぐやの両方を相手するの正直しんどい


というところ、

・悠久門がマリアンvsアリスなので、横槍無しならまずマリアンが勝つ
・中央でミクサがレーナーなので、猿かぐや相手なら1vs2でもマリアン一人きりよりむしろ保たせやすい


という風に流れを組み替えました。
試合はもちろん圧勝でした。




何度も書きますがAASF編成なら基本はAS中央、悠久門でA対決です。
マリアン1200試合やりましたがこういう変則的なレーン選択は10試合やったかやってないかです。
だからカテゴリは「上級者向け」と銘打ちました。


ぶっちゃけ提案するの死ぬほどリスキーです。
しかし自分は提案しなくても味方が提案してくるかもしれないし、
なんだったら相手チームから特殊なレーン選択してくるかもしれません。
そのときに知識として持っておけば、
横槍増やしてフォロー入ったり、レーン交代して不利な組み合わせをなんとかしたりして勝ちを拾えるかもしれません。

個人的にはアリス、マリアン、あとはピーターあたり使う人は知識として持っておくと活きる機会があるかもしれません。
更新日時:2019/01/29 00:53
(作成日時:2019/01/29 00:53)
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