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金筆がドロシィEX1になるまでに考えたこと(バフ編)

by
でんぢゃらす爺参
でんぢゃらす爺参
こんにちは。
でんぢゃらす爺参と申します。
闇吉備津が追加されたあたりで一度休止し、ver3.0から再開した復帰勢です。
今年の7月まではほぼファイター専の中央レーン初心者でしたが、思いきってドロシィを使い始めて10月の終わりくらいにEX1を踏むことができました。
最近ドロシィを使い始める人が増えた印象を受けるので、自分のプレイの反省や他人の動画から学んだドロシィの動き方の基礎のようなものを書いてみたいと思います。
記事の対象としては金筆もしくはそれよりも下のプレイヤーやサポーター初心者を想定しているので、細かすぎる点は今回は省いていくつもりでいます。

スキルの効果や基本性能等は知っている前提で書いていますので、それらでわからないことがある場合はwikiや公式を参照してください。


【ビルドについて】
ビルドに関して詳しく書くとかなり長くなり、それだけで記事が1つできてしまうので今回は手短に済ませます。
2018年11月現在の環境では、中央に行くならば「冥界を渡るランタン」と「髑髏の首飾り」を入れておけばとりあえず間違いはないです。立ち回りに関しても上記2つのアシストを装備している前提で書いていきます。
ソウルは意外と選択肢が広いのですが、トレンドを見るとヘルメスを使う人が多いようです。
スキルは「ライオンの勇気や!(以下ライオン)」「ブリキんの優しさや!(以下ブリキ)」「ウチの家がーっ!(以下家)」で固定してしまって特に問題はありません。
マスタースキルに関しては後日触れる予定ですが、兵士処理系のラージェホルンやラージェブランドが鉄板となっています。


では、ここから本題です!
今回はバフについて書いていきます。
バフというのは味方にとって有利な状態異常のことです。ドロシィのバフスキルはブリキとライオンですね。
WSにもバフ効果がありますが今回はとりあえず無視です。




【サポーターの第一の仕事はバフを回すこと】

「当たり前じゃん!」と思われるかもしれませんが意外とできていないサポーターはいると思っています。
ドロシィに限らずレベル2になったときはとりあえずバフをくれるけども後半はサポーターが全然バフを使っていないというパターン、よく見ます。
なぜそうなってしまうのでしょうか?
バフを味方にかけ続けるために考えるべきことを書いていきます。


1、MP管理
当然ながらMPが足りないとスキルは撃てませんし、ギリギリ足りても兵士処理が非常に辛くなります。漠然とプレイしていると最も身に付きにくいのがMPゲージを見る習慣だと思っています。

スキルカードをタッチするとそのスキルの消費MPがMPゲージに重なって表示されるので、現在のMPと照らし合わせて、いざというときにバフをかけられないということができるだけないようにしましょう。
もちろんMPを全て兵士処理に回すべき場面はありますが、平常の立ち回りでは基本的にバフのMPを確保することの方が重要です。

応用編として、ランタンのカードの横に表示されるゲージを見るというものがあります。
「あと少し経験値を取ればMPが回復するな」といった予測ができるので、よりMP管理がしやすくなります。


2、バフの効果時間の感覚
さすがに効果時間を正確にカウントしながらプレイしてる人はいないと思われますが、「そろそろバフが切れそうだな」くらいの感覚が持てるとバフの管理がしやすくなります。


3、相方アタッカーの位置の把握
横槍に行っているときも含めて相方の位置を常に把握し、スムーズにバフを渡せるような位置取りをすることはとても重要です。
例えば、帰城した相方が前線に戻ってくるときにその進路で待機してバフを渡すというサポーターの基本的なムーブがあります。基本的ではありますがミニマップを見れていない人にはできないムーブです。
バフ渡しに限らず、ミニマップを見る習慣がつくこと=ワンダーが上手くなること、と言っても過言ではありません。



4、相方アタッカーがバフを取りに来ない場合
サポーターはサポートするのが役目とは言っても、アタッカーの方に合わせる意識が全くなく中央に全然近寄ってくれないという状況ではバフを渡し続けることは困難です。
そういうときは無理に中央レーンを離れる必要はないので、渡せる範囲でバフを渡しましょう。






【バフの選択】
マリアンやヴァイスならばバフスキルが一種類なので、ここまで書いたことを考えてプレイすればバフは回せるのですが、ドロシィの場合は更にバフの種類を選択しなければなりません。
ドロシィというキャストの魅力であり、悩みどころでもあります。



1、ライオンとブリキのどちらを使うか
ドロシィはバフスキルを2つ持っていますが、MPの問題から2つを常にかけ続けるというのは現実的ではありませんので、ライオンとブリキのどちらを使うかという判断をしなければなりません。(MPと状況次第では両方かけるのもアリです)

ちなみに質問箱やリプライを利用してアタッカー使いに欲しいバフについて質問してみると、場合によっては同じ状況でもかなり意見が分かれます。
要するに意見が割れるくらい難しいんです。逆の言い方をすれば周りと差をつけられるポイントであるかもしれませんが。
最初はバフ選択について細かく書こうとしたのですが、残りHP・相方がこれからしようとしていること・敵味方の編成等から総合的に判断しなければならない上に後述のダブルトリガーするかどうかも絡み、更に更にそれらをMP管理をしながら考えるとなると、もはや入門記事ではなくなってしまいます。なので、バフを回すことに慣れてもらうためのとりあえずの基準を1つ示すことにしました。

それは相方のHPです。

相方のHPがだいたい7割以下ならブリキを使ってみましょう。
回復しなくても良さそうならライオンをかけましょう。
ただし、HPが本当に僅かしかないのならばライオンをかけて帰城してもらった方がいい場合もあります。

ともかく、少し上で書いた「バフを回せるようになる」ということが最優先だと考えたので、まずはHPを基準にした機械的なバフ選択でドロシィのバフ回しに慣れましょう。
兵士処理をしながらバフがちゃんと回せているならば、選択基準がHPだけでも相方からはそれなりに感謝されると思います。最上位マッチだとさすがにそれだけでは不十分と思われますが。


ここからバフ選択に関して少しだけ発展的な話も書いておきますが、上で書いた通りバフ回しに慣れるまでは気にしなくていいです。

できる限りとっつきやすくするためにHP7割という基準を設けましたが、重要なのは相方が動きやすくサポートすることです。
HPを基準にすることに慣れてきたら少しずつ敵味方の編成や状況も気にしてバフを選べるようになるとgoodです。

例1
端レーンにHPの少ない敵がいて相方が横槍に行きそうだ、というのならば使うのは基本的にライオンです。足が速い方がキルしやすい上に迅速に行って戻ってくることができるので当然ですね。

例2
では同じ横槍でも、端レーンの味方がラインを上げて奥拠点に兵士を流せそうなので相方が援護に行くという場合はどうでしょう。この場合はキルが第一の目的ではありません。
奥拠点のダメージは勝敗を左右する大きな要素ですのでたいていは敵の援護もやってきて乱戦になります。しかも位置的には敵陣の奥深くです。そうなると相方アタッカーが返り討ちでデスするリスクも必然と出てきます。
なので自分の場合は、そのような状況ではできる限りライオンに加えてブリキも渡して送り出すようにしています。もちろんMP次第ではありますが。

これに限らず、勝負所で相方をライオンブリキ両積みのハイパーモードにするのは強いと思います。

ライオンとブリキの判断についての例はまだまだありますが、とりあえず今回はこれだけに留めます。




【ダブルトリガーを使うかどうか】

ドロシィの特徴であるダブルトリガーに関してです。
スキルを使うとカードが裏返り、その状態でフリックすると別の効果が発動するアレです。
ライオンとブリキはカードが裏返った状態で一定時間経過するかダブルトリガーを使うことでカードが元に戻り、スキルを再使用できるようになります。
家はダブルトリガーする以外に用途がないのでライオンとブリキに関して書きます。



1、ライオンのダブルトリガー
スピードUP効果を終了してキルダメージと攻撃力がUPします。
書いてあることは強そうなのですが、今のところあまり使われていません。

使われない理由は、
・スピードUPがなくなったせいで敵を逃がしたら元も子もない
・貴重なMPを消費する
・キルダメUPが微々たるもの
あたりでしょうか。

ちなみにライオンダブルトリガーしてからすぐにライオンをかけ直しても両方の効果は得られません。キルダメと攻撃力は元に戻ってスピードUPだけが付与されます。

今のところ、明確な使いどころは試合終了間際ゲージ僅差でキルが取れそうなときくらいかと思われます。



2、ブリキのダブルトリガー
めっちゃ使うやつです。
継続回復効果を終了して味方のHPを約16、自身のHPを約6瞬時に回復します。同時にデバフ解除効果も発動します。
ちなみに回復量はダブルトリガー待機時の継続回復の方が多いです(味方約21、自身約7)
つまり、すぐにダブルトリガーするのではなく、ある程度継続回復させてからダブルトリガーする方が効率がいいです。
ダブルトリガー待機時間の終了が近くなるとカードが点滅してサイレンのような音が鳴るのでそれを合図にすれば良いでしょう。
もちろん味方のHPが充分にあるのならばダブルトリガーする必要はないですし、逆に味方が危険なHPで敵の射程内にいたりダウンバースト等の厄介なデバフを喰らったならば即ダブルトリガーするべきです。

何よりのブリキダブルトリガーの強みはあらかじめかけておけば味方がどこにいても回復できることです。横槍に行った相方を自分は中央にいながら回復したり、帰城しながら前線にいる味方を回復したりできます。
逆に言えば、ミニマップを見るのことができないと回復のタイミングを逃すことになります。相方アタッカーがダフルトリガーの回復を考慮に入れて立ち回っているのにドロシィが相方のHPを見ていなくてダブルトリガーしなかったなんてことになったら顰蹙を買うこと間違いなしです。
繰り返しになりますが、ミニマップを見る習慣はつけましょう。

もう1つ良くないブリキの使い方としてよく見るのが、HPがミリになった中央ドロシィが自分のためだけにブリキを使うというものです。
上に書いたとおり、自身の回復量は微妙な上に時間がかかりMPも使います。
相方にブリキをかけてしばらく耐えてもらうとか拠点防衛用の家を置くなどして一度帰城した方が後の状況は良くなることがほとんどです。
端レーンの場合は自己回復目的のブリキも有効なことはありますが、中央担当ならば自分がその場所に居座らないと勝てないという状況以外は無理に自己回復ブリキで凌ごうとせずに帰城しましょう。





バフ編はここまでとなります。お疲れ様でした。ほい、飴ちゃん。
(不評でなければ)時間を見つけてチマチマと兵士処理編を書いていきたいと思っています。
拙い長文を最後まで読んでいただきありがとうございました。
更新日時:2018/12/03 04:19
(作成日時:2018/12/01 18:27)
コメント( 2 )
prrinny
prrinny
2018年12月2日 2時20分

つい最近までドロシィを使ってて難しすぎて諦めそうだったんで、行動指針の1つとしてイメトレに活かせそうです。
貴重なドロシィ論をありがとうございました。

いす
いす
2018年12月3日 17時16分

相方へのライオンとブリキを切らさないように心がけて8連敗してしまったので「なにか間違っているのかな?」と思っていたのですが、わりと間違ってないようで安心しました。ドロシィも頑張って使ってみたいと思います(*'▽')

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